劇場公開日 2024年6月21日

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「70年代の反抗的な高校生の話ということで観たのだけど…」ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ クラウディア🫶さんの映画レビュー(感想・評価)

3.570年代の反抗的な高校生の話ということで観たのだけど…

2025年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

確か、舞台は70年代設定とか。ベトナム反戦、人種問題、フラワー・ムーブメントがアメリカ全土で吹き荒れていた時代?70年代の音楽とファッションが大好物なんで、まずは全然違うよでした。ロン毛の高校生が目立ってたくらいで、やらかしたなと思ったけど、途中から惹き込まれてしまいました。いい映画だよね。

ハナム先生?こういう先生がいてもおかしくない。正義感というか融通の利かない信念の持ち主?空気読まないとこもあるよね、生徒からすりゃあウザいだけなんだけど、結構実はすごくいい人要素を潜在的に持っていて、そのへんがうまく描かれていた。

もちろん、この映画は主役3人の演技力が大きいのだけど、三者三様にいい味出していた。でも本当の主役は脚本かもしれない。後から振り返れば、どのシーンも計算されていて、場面展開も自然だったし、台詞もよくできていた。やっぱ脚本が物語を仕切ってた感はあったね。

だから、クリスマスにぼっちな三人が、何かを乗り越えていく過程で生まれる特別な絆みたいなものに素直に感動できると。とても不器用そうな生き方をしているダメっぽい人たちが一緒に成長していく話ってテッパンだよね。ここだけの話、そういうのには本当に弱くて困っています。

にしても、サントラなんですけど、絶対70年代は関係ないでしょ。それとも、また勘違いかな?

クラウディア🫶
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