劇場公開日 2024年1月26日

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コット、はじまりの夏のレビュー・感想・評価

全146件中、141~146件目を表示

3.0主演の女の子は確かにすごい。

2024年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

が、いまいち話の良さがわからず…景色の美しさと家族の寡黙さと老夫婦の愛情の深さが伝わってきたがこのお話をべたぼめに感じるか思わず…感情がさめてるのかしらん。

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peanuts

5.0ただただ愛おしい

2024年1月26日
PCから投稿

貧しい大家族の中で寡黙なために居場所がなかった少女がひと夏、
親戚の家で過ごした物語。
誰からも邪魔だと思われていると感じていた少女が、親戚夫婦に愛情を注いでもらい、自分の存在を全肯定してもらう。

それぞれが饒舌に語るわけではないけれど、風景やしぐさや表情が全てを雄弁に物語ってるし、少女だけでなく、叔父の不器用さもまた、じんわり度高し。

丁寧に描かれる日常は退屈することなく堪能できた。

そして、アイルランド映画だから言語は英語かと思いきや、ゲール語!
それだけでも、何だか色々とこだわりを感じる

そして田舎の風景、林の中の井戸。
風景、空気感の全てが愛おしくなる作品。

彼女の最後の言葉は誰に対して向けられたものだろう…
それを考える余韻すら愛おしく思えてしまった。

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kinako-cat

5.0コット、はじまりの夏 大家族であり父親が問題ありのネグレクトの環境...

2024年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

コット、はじまりの夏

大家族であり父親が問題ありのネグレクトの環境下にいるコット。
そのコットが弟の出産を間近に控える事もあって叔父叔母の下へ行く。夏休みのひとときを叔父叔母の下で共に生活していくうちに愛される事に触れ、自身も愛する事を体験し成長していく姿がとても美しく描かれていた。
叔父叔母も辛い過去があり、コットも非常に内向的な性格なため両者とも言葉数は少なく不器用な所も多々あるがそんな静から生まれる優しさ、愛がとても心に沁みる作風だった。個人的には大好きな一作。

個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 コット、はじまりの夏 4.7
3 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
4 アクアマン/失われた王国 4.5
5 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
6 異人たち 3.7
7 ミツバチと私 3.6
8 僕らの世界が交わるまで3.0
9 弟は僕のヒーロー 2.8
10 ジャンプ、ダーリン 2.5
11 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
12 哀れなるものたち 2.3
13 葬送のカーネーション 2.2
14 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
15 VESPER/ヴェスパー 1.5

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ego

5.0シンプルで分かりやすいので素直に泣けました

2024年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

目線や気持ちを極力絞って、ちょっと面倒な事柄や分かりづらいところをうまくぼかして、非常にシンプルな内容だったので、なかなかぐっと来るものがありました。
スタンダードの画角も牧歌的な風景にマッチしていたと思いますし、それもやはり目線を絞りたかった演出のようなところも感じました。
ぽつりぽつりと発せられるセリフと静かに流れる音楽もまた効果的に涙を誘います。
誰にでもある、たくさんある思い出の中の一つを、淡々と、真摯に、切り取ったといった印象の作品でした。

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SH

4.0ゆったりと時間が過ぎます

2024年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年1月14日
映画 #コット、はじまりの夏 (2022年)

大家族で寡黙に暮らす9歳のコットは夏休みを親戚夫婦が営む農場で過ごす
緑豊かな環境で二人から惜しみない愛情を受け穏やかな日々を送りながらコットは自分の居場所を見つけます

ゆったりと流れる時が心地よい作品です。心が落ち着きます。

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とし

4.5「この家に秘密は無い」

2024年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

立て続けに2回見た(オンライン試写会なので)。展開が地味でカメラワーク最高のアイルランド映画。自然光で撮影したのではないか?田舎の空と木々が美しい。
何よりも大人と子どもの接し方が良いストーリーで、ビクトル・エリセやセリーヌ・シアマが好きな方はぜひ映画館で。
事前情報で高評価を知ってたので、ややハードルが上がった状態で見始めたが脚本が良くて印象的。良い印象でなければ立て続けに2回観ない。
9才のコットは映画序盤で預けられる事が確定していて、それを「なんで?」と考えさせられる分部と新しい大人との出会いのストーリー。
今作は「アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞」で「主演女優賞」を史上最年少の12歳で受賞した本作がデビュー作となるキャサリン・クリンチが主人公コットを演じる1981年が舞台の田舎ヒューマンドラマ。「第72回ベルリン国際映画祭」で「子どもが主役の映画を対象にした国際ジェネレーション部門」でグランプリを受賞し「第95回アカデミー賞」の「国際長編映画賞」にノミネートもされているので、鑑賞前からハードル上がりまくり。しかしキャサリン・クリンチの良さは分かるが他の主要キャラの演技が光る作品でもあり、気を使いすぎるアイリーンや不器用に接するショーン、そして超駄目パパの俳優等もいい。

授賞式の模様がYouTubeで見れる(An Cailin Ciuinで検索)

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ナイン・わんわん