「温かな眼差し」コット、はじまりの夏 しじみさんの映画レビュー(感想・評価)
温かな眼差し
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預け先で、コットに初めて会った時のアイリンの温かな眼差しに早くもウルウルしてしまった。
余計なことを言わずに、子どもにとって必要な衣食住を整えていくアイリン。寡黙だが、コットをよく見て包み込むショーン。
親でなくても、信頼できる大人がいれば、子どもは成長していくのだと、強いメッセージを受けとった。
ラストシーンで、思わず抱きつきパパと何度も囁く姿に遂に涙腺崩壊。追いかけてくる父親の姿に心配になったが、コットは今までのように言いなりにはならないだろうと思った。
コットは確たる自分を見つけ成長していった「はじまりの夏」だから。
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Mさんのコメント
2024年2月24日
はい。「はじまりの」夏ですからね。
私は予告を見て、予想をつけて(なんとなく予想つきますよね)、勝手に「コット、夏のおわり」と思っていました。
でも、見終えた後で、話をしていたら間違いを指摘されて、初めて「はじまりの夏」だったことに気づきました。
これからのコットが(あるいはその周りの人々が)よい方に変わっていくことを感じることができました。