「「音を立てると襲われる!」 長編1本の尺が持たない、ワン・アイディアだけの映画 結局違う話になってるし」サウンド・オブ・サイレンス ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
「音を立てると襲われる!」 長編1本の尺が持たない、ワン・アイディアだけの映画 結局違う話になってるし
オーディションに落ち続けていた歌手志望のエマは、父親の入院の報せを受け故郷に戻る。
彼女は、家に帰ってはいけないという母親の静止をきかずに、事情が不明なままその夜、実家を訪れる。
父の部屋で古いラジオを見つけるが……。
「音を立てると襲われる!」(他でも観たような話だけれど)アイディアと雰囲気はいいけれど、
ワン・アイディアだけなので、長編1本の尺が持たない。
ホラー映画祭で好評を博した短編の長編映画化ということなので納得。
登場人物が少ないうえに、興味深い背景やエピソードを用意できなかったのか、その少ない各人の背景や関係の話も描いていないから、なおさらつらい。
そのため、いったん話が終わってから、ラストでは違う怖い話になっていきなり終わる。
映画館で、「なんだそれ」と、思わず声に出してしまったではないか!!
もう少しどうにかならなかったのでしょうか。
元凶となった暴力男も、日中、外で働いてるときの騒音は大丈夫で、21:30以降、自宅だけ音が爆撃音に聞こえるのか???
そこも納得いかなかった。
予告編は面白そうだったのに、本編もそこだけでした。
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