猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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今後の過酷な展開が予想されるシリーズ200年後のリスタート
すっかり人間よりも猿がメインになったこのシリーズも、前作で猿のリーダーだったシーザーが亡くなって一段落し、改めて200年後という設定でリスタート。このシリーズはあらかじめいつかどこかでオリジナルの一作目につながることを運命づけられているわけだが、せせこましくならずにかなり自由に話を展開していて、猿と人間との新しい局面がかなりの悲劇を呼び起こすのではと思わせる、いい前フリとして機能していると思う。そして猿がメインでもちゃんと感情移入させるだけのCGのクオリティが担保されていて、物語にも安心して入り込める。そして考えれば考えるほど、◯◯が映ってなかったってことは実は◯◯は◯◯ってこと?とか深読みできる部分が多くて、今後のことが気になるのでぜひ途中で腰砕けになることなく続いていってほしいです!
この世は弱肉強食
あれだけ猿に助けてもらいながら、お礼を言う時、ピストル隠してるってどうゆうことやねんって思いました。
猿のほうがよっぽど人間らしい。
もし人間が支配される側ならって考えると恐い!!
進化しても、残るもの、変わるもの
あらすじ
人類の文明が崩壊してから何世代も経ち、知性を持った猿たちが地上を支配する世界。
平穏に暮らす若きチンパンジーのノアは、武力で勢力を広げる猿の王国に村を襲われ、仲間や家族を奪われる。
捕らわれた者たちを救うため旅に出たノアは、人間の女性メイと出会い、人類がまだ完全には滅びていないことを知る。
猿と人間、そして猿同士の権力争いの中で、未来を決める選択が迫られていく。
感想
新三部作を見ていなかったので、ところどころ理解が追いつけない場面もあった。
それでも、サルたちの知能の差を話し方や言葉遣いで表しているのが印象的で、人間が歩んできた成長や進化の過程をなぞっているようにも感じた。
見せ方は違っても、進化すればするほど争いや支配に向かってしまうのかもしれない…そんな考えが頭をよぎった。
そして、人間の世界が静かに息をしているような描写もあり、この先の物語がまだどこかで続いていくような気がした。
人間の驕り…
猿の惑星シリーズの一貫したテーマ。本作ではエイプが言葉を話し、人間は話せない、エイプが人間を支配する世界。エイプの中でもイーグル族のノアは言葉が話せる人間メイと出会い、プロキシマスに囚われていた部族を解放することに成功するが、メイは結局ノア達を利用し、人間のために動いたのだった。そんなメイに疑念を抱き、人間の賢さ、怖さを感じるものの、その昔あったというエイプと人間の共存できる社会を望む、ノアがメイに首飾りを手渡すラストシーンが印象的だった。今さら話せないエイプには戻れない、その通りだ。
シーザーの死後
から200年後の物語の1作目。
今回はプロローグの役目なので、ストーリーに大きな山場は少ないが、今後が楽しみな出来栄えだった。
ラストで知能のある人間達が交信をして喜んでいたが、この先人間の逆襲が始まるのか?
出来たら猿と共生するハッピーエンドへ繋がってほしい。
人類と猿は共生できないという事で
もうすっかりお猿さんたちが話すのも自然に見える、猿の惑星リブート新三部作の一作目。
CG技術はスゴいですね。もう本当に猿が動いてしゃべって違和感無いです。
逆に「猿がしゃべった!!」みたいな意外性が最早無くなってしまい、このシリーズの驚きポイントが薄まっているのは間違いなく。
でもまあなんですかね。続編有りきだからなんでしょうけど、ストーリーは如何なものかと思うところが多々ありましたね。
結局人間の女性のメイは何だったのか。武器も持たずに戦略も無く、仲間を助けるためにゴリラの元に行こうとする主人公チンパンジー、ノアに付いて行ったんですか?偶然襲撃されたシーンを目撃して?知性の無いフリをして?行き当たりばったり過ぎやしませんかね?
キャッチコピーで「人類よ、ひれ伏せ」とか書いてましたけど、人類なんてあんまり出てこない。知性を持たない人の群れが猿に狩られていたいたシーンがあるくらい。
そもそもメイのことを敵のボス、プロキシマスは知っていたみたいですけど、なんで知ってたんですかね?メイの仲間を殺したときに逃げた顔を覚えていたってこと?
宝物庫と言っていた文明遺産がある建物。正面からは入れないけど崖の上の通気口みたいなところからは楽々入れてしまう作り。
ちょっと堤防を壊しただけで海水が大量に入り込むところに作ってるのもなんででしょう?300年で沈下でもしたんでしょうか?
そもそも300年前の建物の設備が電源入れて動くとはとても思えません。
メイの望みは宝物庫にある、なんだかハードディスクなのか知りませんがゲームのカセットみたいなもの。あれをラストの知性ある人間グループのところに持ち込むと遠くの人間たちと交信できましたという。なんなんですかね、アレ?
エイプはエイプを殺さない、でしたっけ?シーザーの教え。でもあっさりメイは同種の人間をぶち殺してましたね。そりゃエイプの皆さん引くよね。
ラストでノアとプロキシマスが戦ってましたが、なんでそんなにムキになって戦うのかもよく分からず。もう水が入ってきててんやわんやの状態なのにケンカしてる場合じゃないだろとか思ったり。プロキシマスからしたらノアなんてそんな憎い対象じゃないでしょうに。
結局この映画としては何が言いたいのですかね?
エイプと人は共生できない?
まあ同種間でも戦争をやめることができない人類ですから、エイプと共生なんかできる訳無いですよね。
説得力あります。
とりあえず次作がアマプラで配信されたら観るだろうくらいの面白さでした。
インパクトなさすぎ
大ヒット作にあやかるために作った感が否めない
いくつものこじつけというか、辻褄合わせが、
映画全体に、ほころびをもたらせた気がするのは私だけだろうか?
シリーズ全作を見てないし、10作品全部観ようとも思わない
いや、駄作とも言える最新作を観たせいで、
見逃した作品も含めて時系列で全て観よう!という気にはならなかった
何が言いたかったのかも分からず、内容も、流れも不自然で
感動もほとんどなかった
イーグル・サンが集団でノアを助けるシーンだけは So Good
前作との繫がりがあるのかもしれない手話も????
仲間は大勢いたのに、なぜノヴァだけがチンパンジーの村に忍び伸び込んだのか
その必然性もないし、食糧や武器さえも持たず、まさに行き当たりばったり
無計画で無謀 この映画と同じ??
途中で偶然出会った人間のグループが、シーザー一味に56されるシーンは「ノア~」と叫ばせるためだけに、セッテイングした壮大なやらせ??
懐かしいドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』のウィリアム・H・メイシーが
なぜか優遇されていたけど、え?! ノヴァが56しちゃったぞ~
いとも簡単に崖からなら侵入できる広大な要塞には、
武器類と通信のためのゲームカセットのような物だけ?
そもそも何十年も使っていなかった電源が、作動するわけがないじゃん
遠く離れた川を、パチンとやるだけで決壊させるなんて、ないない
彼女自身も流されるだけじゃん でも流されてない(笑)
イーグル一族が登って助かったあの頂上から、どうやって下りるのかも
見せない、いや見せられないんだろうなぁ
孤立した建物の中で、ごく少数の人間が何年間もどうやって生きてきたのか
その説明も 解明する手がかりすら出て来ない
ノヴァは明らかにウィルスにも侵されていないし、被爆もしていないけど
カセット?をもらうために出てきた女性は防護服⁉ 更に意味不明
そのおかげで通信できて、はい!めでたしめでたし~
凄くもないシーンは、いったい何を見せられているんだろうと思った
お別れを言うために村に来たノヴァが隠し持っていた銃も、きっと何かを示唆していたのだろうけど、私には伝わらず・・・
とにかく、ストレスが溜まる作品です
CGの技術がすごいが、ひどい脚本
国際線の映像サービスで鑑賞。
フェイシャルキャプチャーという技術によって、猿に微妙な表情を付けることで、性格や意思を感じるのはすごいと思った。一方でナックルウォークなどの猿としての動きも最新のモーションキャプチャーで表現して違和感がない。過去の人類の文明の痕跡なども含め、映像面ではよくできていると思う。
しかし、見栄え(演出)に走りすぎて、脚本・プロットが不自然すぎる。クライマックスの場面でも「そんなはずないでしょ」と付いて行けなくなった。高さ数メートルの小さなダムを壊しただけの水量のはずなのに、数階建ての高さまで水が迫るというのは、どう考えても変だと思う。その水から逃げることができたのが、王様猿と主人公の部落出身者だけというのも変。
王様猿が数羽の鷲にあっさりとやられてしまうのも、安易すぎる。複数でいっせいに攻撃して崖から落としたということなのだろうけど、最後の切り札としては弱い。ゴリラに勝てたのは「運が良かったね」と思う。
それから、キングダムというのにせいぜい数百頭しかいないのは変。キングダムが扉を開けるための労働力を求めているのだとすると、仮面の猿軍団が殺戮しすぎるのも違和感がある。主人公の父親を問答無用で殺すのは変。
前半途中で、知性ある人間ノヴァが、主人公猿ノアたちに知性がないふりをして近づくけど、彼女の目的が武器庫にあるカセットなのだとすると、近づく理由がないと思う。
また、ラストでノヴァがノアに挨拶をしに来た時に後ろ手に銃を持っている場面が出てくるが、それではノヴァのキャラクター設定が破綻していると思う。ノヴァの理解者で、ノヴァを助けるために濁流に流されたオランウータンが浮かばれない。
全体的に、観客の意表を突くことを優先しすぎた脚本だと思う。せっかく予算をかけて最新モーションキャプチャー技術を使ったのにもったいないと思うので、評価は大きく下げた。
新たな者たちの争いの序曲
苦悩した人生を歩んだシーザーを神格化し、それを利用しようとする者たちとその者たちに翻弄されるノアの物語。
予定調和を覆す人間も絡みこの世界の覇権争いにノアが巻き込まれる。ただ今回は手札を並べた感じとなっており、その点では物語として次に期待させてくれるものになっているのだが、シリーズ1作目であればもう少し本筋のみで終わらせても良かったんじゃないかと思えた。
この物語は旧約聖書の人物から取った名前なのかと勘繰るが、これはシリーズが続けば自ずと答えが分かるのだろう。
全体的にスケールが小さくて盛り上がりに欠ける
全体的にスケールが小さくて盛り上がりに欠ける。舞台も森が主で見栄えしないし、暗いシーンも多くて見づらい箇所があった。
序盤は猿とゴリラの追いかけっこが続いて飽きる。ノア、メイ、ラカの旅はテンポが悪くてダレた。肝心の王国に着くも、キングダムって割には規模がしょぼくガッカリ。
プロキシマスは強キャラっぽかったのに、あっさりワシに落とされて拍子抜け。ラスボスなら主人公とタイマンして欲しかった。
プロキシマスより部下のゴリラの方が威厳あるし怖い。ゴリラ初登場シーン〜ノアの村襲撃が迫力のピークだった。
崖上り〜キングダム崩壊の流れが雑で、熱くなりそうな終盤シーンなのに全く燃えなかった。崖からすんなり扉の中に侵入できるかいとつっこみたくなる。
メイは何の躊躇もなく教授殺すわ、猿たちを津波に流すわ、サイコパスっぽくて狂気。教授殺した時ノアたちドン引きしてるやんw
最後まで深掘りされることなく感情移入できないキャラだった。主人公の活躍を彼女が全部チャラにした感じ。脇役が有能すぎるのも良くないと痛感した。
はやりに乗り遅れてから見ました
猿の惑星キングダムこの作品はすべての行動が行き当たりばったりで
話が展開されるため人を選ぶ要素強めです自分は猿の惑星映画は全部見たファンですが
ここまで独自の展開をされるなら100年前のシーザーの死のシーンなかったほうがよかったとおもいます
もちろん猿が人間をとらえる有名シーンのパロディはありがたかったんです 主演のメイの女優さんがいることでビジュアル的にも見れる映画になっています
偽シーザー(プロキシマス)が出るまで1時間20分もつかっていて残りの1時間で話まとめる気なのかとおもいました
人間の道具電気棒?を作る技術はどこから学んだのと思うシーンが多々あります(人間が知識を与えていた)
とらえた人間はどこへ行ったの問題もあります 人間がウイルスで死滅してなきゃおかしい
偽シーザー(プロキシマス)の言っていたことは猿側から考えると正論であり
人間を信じてしまったノアは間違っていて大量の猿を殺したのは変わりないしメイがハードディスクを入手したことにより
人間の再興が始まってしまう 次回作へ匂わせな感じもなんか嫌だ
猿VS猿の話なのに結局猿VS人間の話だった
本物のシーザーの思想はノアとメイに受け継がれて共存への道をたどることを願う
後からなので〜、こんな感じに。
若き猿のノア、オラウータンのラカ、そして人間の女性のノヴァ。後はシーザーの後継者のシーザー。名前覚えているのはこんな感じ。
話もそれ以上の猿の凄い奴がいっぱい出てくるわけではなく、シーザーは知能が発達して喋れる人間のノヴァを邪魔な存在になるから排除しようとした?
とにかく話が長くわからないことが多く、後半に盛り上がるのについては行けず。最後の鷹匠を継いでいないのに(それまで鷹に見下されている)鷹を操りゴリラのシーザーをやっつけた後にパラボラアンテナで世界の人間の生き残りと交信してノヴァに人間集結の希望を残し終了した。
SFXやCGがよく出来てるから話が厚みがないのはもの足りなく、ワクワクもドキドキもなかったなぁ。もったいない凡作。「猿の惑星」という傑作があるからインパクト不足の限りと言ったとこかな。
RPGのような展開、最高
力強い自然の中に埋もれる、荒廃した建造物
一族の儀式を受ける若者達
禁足地で出会う人間
その人間を追う謎の集団
村は焼かれ、一族は奪われ、そして、父を失う。
一族を取り戻すため、旅立つ主人公
道中出会う、シーザー伝説を語り継ぐ賢者キャラ
人間の叡智を得ようとする暴君
主人公達が知らなかった人間と猿の過去
暴君の力に心折れそうになりながら、最後に部族の伝わる伝統の技で倒して一族の誇りを取り戻す。
全部、王道RPG的展開でめちゃくちゃ良かった〜
最終的に人間と袂を分つのも、どうしようもないけど哀しいねぇ。
人間が一つ文明を取り戻すのも、なんだか喜べなかった…
最後にノアが望遠鏡で見たモノは、月か木星だろうか。
次回作は、オープンワールドを舞台にした猿vs人間でお願いします笑
個人的にはノヴァがシリに…
前半は強エイプが弱エイプを蹂躙するお話。
後半はエコーと弱エイプが強エイプに反撃するお話。
最近Youtubeで鷹匠の動画を見かけますが、世界的に鷹匠が流行っているのでしょうか?
全編通して電気よく使いますが、どうやって発電&蓄電しているのか気になります。
最後の最後の通信開通はどんな意味があるのか理解出来ませんでした。
次作に期待?
テイラーが来るまで繋がる?
ノヴァが喋るだけでなく、武器も機械も操れる?
300年前のテクノロジーの使い方を人間たちが
どうやって習得したかが、なんか腑に落ちずモヤモヤ⤵︎
ノヴァは、次回コーネリアスとジーラと会えるのでしょうか?
それはともかく、モーションキャプチャー/CGの猿たちの豊かな表現力は天晴れとしか言いようがありません⤴︎
ラカのペンダントなど、シーザーの部屋の窓枠アイコンを見るたび猿と人との友情を思い出し、考えさせられますねっ
えっ?えっ?えぇッ!?
シーザーはなんだか使命感や正義感に駆られていたような気がする。が、今回のノアは人間との共存を随分と迷ってるみたいだ。まぁ、ヒロインがあんな感じなので、頷けはするのだが。
前作で人間がどんな扱いだったか忘れてはいるのだけれど、色々と込み入ってた。
劇中の彼女の行動には疑念が付きまとうのだけれど、ラストの描写で得心できる部分はある。
おそらくアソコが彼女のホームで、彼女はあのHDDを奪還すべく旅に出たチームの1人なのであろう。
ココに来て、人間にも2種類いる事が分かる。
ウィルスに感染した人達としなかった人達。
なんだけど…
無理がないか??
俺的には、それまでのドラマを凌駕する程のエンディングだった。
あの状況から考えるに…猿たちもかつての人間と同じような地位にはいるが、帝国や大都市のような規模ではなく、もっと小さい村単位の群が世界に点在していて、それらを繋ぐものはないのであろう。
それと同様に人間もなのだけど…驚愕の描写が続く。
電気が通ってるは、
防護服のようなものを着用してるは、
電子機器は動いてるは、
皆さん、ちゃんとした衣服を着てる。
えっとぉ…
猿に覇権を奪われたのっていつだっけ?
最低でも何百年前って設定だったように思うのだけど…荒廃した都市を思い返すと1000年でも良さそうなもんだけど…あれはなんだ?
電気を産む施設があって、
服や靴を量産できるシステムがあって、
布と糸を生成して…チェック柄の生地に加工もして、
機械類の整備や修理をする資材も調達できて、
子供を産める環境が整ってて、
で、他にもそういう施設に人が集まってる。
どうやって生きてきたんだ?
文化と文明を損なわず。
何千年もの間、維持できてたのがホントに不思議。
あの通信施設の復旧は人間側からすると何千年も抱いていた悲願って事なのだろうか?
にしても…あなた達は何故そんなに忙しなく動きまわってるんだ?どんな目的と思想の元、団結してるのだろうか?何千年も前の文献を解明してるのだろうか?
〆切前の編集部並みの慌ただしさはなんなんだ??
物語の冒頭にもシーザーの死後より何世代も後ってテロップがあった。アレだけでは腑に落ちない事が多すぎる。
猿の惑星ってこんな話だっけ?
今回は人間の狡猾さと、猿の知能の低さが目立ったなあ。
本作の大筋としては、単純なもので特にどうって事はないのだけれど、このエンディングが津波のように物語をさらっていった。
勿論、CGは凄かった。
CGの猿が実在する人間を背負ってるようにも見える。皺の書き込みも凄いし…なんとなく皮膚の触感が硬そうではあったけど。
とてつもない進化ではあるのだけれど…どうすんだ?あの設定…次回作あんのかなぁ。
何千年も放置した銃って撃てんの??
人間こわい
結局は人間が一番怖い、という話。
CGはすごいんだけど、なんか猿に感情移入できないんだよな…。
ノアとメイがもっと親密な関係(たとえば小さいころから一緒に育った、とか)だったら、もっと面白くなったんではないかな、と思った。
ノア視点からのメイへの認識の変化がこの話のカギだと思うから。
「自分たち(猿)よりも知能の劣った存在」→「自分たちに匹敵する知能をもった存在」➝「驚異的な科学力を持ち、旧時代に自分たちを支配していた存在」➝「利己的で残忍で、そのために自滅した存在」
メイが人間を絞め殺していた時、ノアたちがすごくびっくりしてたけど、猿は同種どうしでの殺人(殺猿)をしないって設定なのだろうか?
プロキシマス・シーザーがノアの村おそったときも、結局殺された猿はいなかったっぽいし。不必要な殺人はしない、くらいの設定なのかな。ただ、それだけにプロキシマスがめちゃ悪い奴って感じがしなくて、悪役として弱い。
メイが堤防を壊して猿たちを大量虐殺したことはすごいひどいことのはずなんだけど、死んだ猿の描写がほとんどされてないのに違和感。「人間の悪」を描くなら、もっと徹底的に描けばいいのに、って思う。
猿VS人間の戦いと思っていたら…。
前半は少し眠たくなる展開ですが、中盤から面白くなってきます。
猿VS人間ではなく、チンパンジーVSゴリラ。
チンパンジーが鷹匠してるけど、あれだけの身体能力あれば鷹を使う必要もなさそうな…。
最後は人間ってどこまでいっても変わらないんだなと…。猿が支配してる方が地球にとっては良さそうです。映像はホントに綺麗で感動します。
猿の物語
人間の文明が終わってしまった世界の景色がとても怖いです。
CG なのでしょうが雰囲気が出てます。
物語は猿に支配される猿の解放闘争ですね。
人間は脇役ですが最後に次回作が期待されます。
次は人間が主人公になるのかな?
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