猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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オリジンに繋がる前日譚シリーズ最新作
地球をエイプが支配したあとの未来、
彼らは同種族同士で争いあっていた。
そこへ人類の生き残りである女性が姿を現す。。。
95%くらいエイプ側の物語だった。
やっぱりエイプと人類の構図になっている以上
エイプに感情移入するのは難しい。
オリジナル版「猿の惑星」の前日譚シリーズであるが故に
予想の範疇ではあったが
そういう意味では最後の結末はカタルシスがあった。
ただの猿のくせに偉そうだ。
猿と人間の立場が逆転したとしたらという話が面白いのは、それが現実にはあり得ないので、猿にも人間にも時には批判的に時には同情的に高みの見物ができるからだ。猿が人間並みの知性を手に入れるのと反対に、人間は知性を失う世界が描かれる。人間が長い年月をかけて進化したように、猿も長い年月の進化の結果、知性を手に入れるのなら分かる。しかしこの猿たちは、進化の過程をすっ飛ばして知性を手にしてしまったように見える。野生のまま突然考える力だけ身に着けたらどうなるかを、この映画は描いているようだ。姿や動作は野生の猿そのものである。文明社会からはまだほど遠いが、言葉を話し、社会を作っている。良い方に進めば、原始人や未開の種族のような、自然と共存する平和な生活を送るかもしれない。しかし悪い方に進めば、力で他の者を征服して権力を誇示するようになるかもしれない。人間が猿に置き換わっただけで、やることは同じだなと思う。
しかし、この猿たちのリアルさは素晴らしいと思う。野生の猿が、話すことができ感情も持つことが率直におかしく感じられる。変に人間らしさを身についけていないだけ、ギャップの面白さがある。これは映像技術の進化だろう。
この作品は、壮大な物語の幕開けに過ぎないようで、内容は物足りない。数少ないが生き残った人類と猿たちの、この世の覇権をめぐる戦いが始まるのだろうか。テーマが人間と猿との共存であるので、果たして新しい世界を共同で築いていけるか、それとも凄惨な戦いが始まるのか期待させる。
やはりオラウータンが最高
apesの表情がとても豊かで良かった。
喋る猿の違和感がなくなってきた
冒頭から猿たちが岩山を登るシーンなのですが、驚異的な運動能力とか動きはまさにチンパンジーって感じなのですが、片言で喋る。
手話を使うチンパンジーは現実でもいるから違和感はないけれど、言葉を話すチンプもシリーズを見続けてきたせいか違和感がない。
物語が進むにつれてなんか流暢に喋っている気がしますが。。
野生のヒト族が完全に獣っぽいんだけど、知性のある人間とどこで別れちゃったのか?
たとえ森で暮らすことになったとして知性を手放すことがあるだろうか。。。
コミュニケーションを取る上で必要な道具を使う文化などは失うことはないように思うんですけどね。。。
人を優位に描きたくなるのは作り手の意向なのか、結局ヒト対類人猿の構図になるのか、。。。
大昔の猿の惑星を見た時類人猿達の文化レベルはもっと非常に高かったことを思い出しますが、どういう進化を辿るのか。
人間も猿もひどい
とても良かったー!
ストーリーも迫力も中途半端
喋る方のサル
単純に面白かった。やっぱ猿が主役。
プロローグ?
最近心躍らせて映画館に行くことが少ない。
公開を待ってたよ~♥というような作品は希有。
こんな田舎で維持してくれている映画館を応援したくて消去法で選んでいる。
猿の惑星にもほぼ興味はない。
初期のものも含めてTVですら観た記憶はない。
だが、先週は時代劇で大コケしたので選択肢にそれはなく、
タイミング良くこの作品の字幕版があったので衝動的に選択した。
最近、本当に字幕版が片隅に追いやられて不自由している。
まあ、ほぼ猿なのでアニメのようなもので字幕に拘る理由はなかったが・・・・w
序盤はとにかく冗長。
延々と猿を眺めていても何も面白くなく、ウトウトしてしまった。
人間の登場で話は動き始めるが、
チンパンジーとゴリラ、オランウータンの違いくらいしかわからず、カオス。
結末も想定の範囲かつ中途半端で、それで?といった感じ。
近年のシリーズからの続きでまた続くということなのだろうか。
私は少なくとも好んでみることはないかな。
どうせつまらないなら、猿より人間がいい。
いろいろな表情を魅せてくれるエイプ(類人猿)と馬の"CG"は素晴らしかった。
猿の惑星シリーズは、第1シリーズも 第2シリーズも観続けてきたので、本作も迷わず鑑賞しましたが。。。
第10作目にして、ついに超愚作品にたどり着きました。これで打ち止め 見納めにします。
助演ではあるが、人間ヒロインは、旧1作目:ヒロイン"ノバァ"と同じように、美女なのだが。。。
あり得ない位 必然性のない"サービスガール"が登場する事で、この映画が"C級映画の証明"となっています。
カーボーイたちは、そういうのを好んで観たいのでしょう! ビキニを着ていないのが、残念だったことか。。。
各キャラクターは、成長ではなく、単に"一貫性ない性格"での演出が され続け 、脚本家だけでなく、監督他制作側全員のアバウトさが際立った。
例えば、洪水シーンがあるが、水力発電所・ダム等高度がある所からの浸水でなく、路面構造体倉庫に海面から海水が侵入してくるだけなのに。。。
まるで、地下に構造体があるかのように、重力を無視して海水が入ってくるのは。。。いかがなものか
存在意味さえ考えてしまう"手に隠し持つ銃"が、いつのまにか消えたり。。。
あまりにも、稚拙で、ドリフ劇未満な展開の数々に開いた口がふさがりませんでした。
Netflix や Amazon のような、ネットドラマが謳歌している為でしょう
設定も進行も脚本も、最低レベルな積み上げがされた上に、進行までもが遅く
時間稼ぎ展開な、無意味に長い映画の"眠気さえ誘うテンポ"は、
ロングカットではないが、余分なカットを叩入れて 時間か稼ぎをするような映画作りの構成に成ってしまったようだ。
この映画は、ストーリーに捻りも 継承性もなく とても薄い脚本で、
とにかく脚本家と監督の"超低レベル"なお粗末ぶりは、ハリウットの落日を反映させるのにはじゅうぶんなものだった。
もう、このシリーズも観ないでしょう。
さるわくわく
楽しめた!!
エイプの叡智!
人類愚民化計画
猿の惑星のオリジナルはすでに人類が知性を失っていて、猿が地球を完全支配していた世界。今回のトリロジーはいまだウィルスに感染してない人類の生き残りと知能が上がってきている猿たちの戦いを描こうというのかな。これってまあ、ターミネーターみたいなもんだね。人類が自分たちより知能が高い相手から攻撃を受けて戦うという筋は。
現時点では地球上人類に対抗できる知能を持った生物は存在せず、たいてい敵は宇宙からの侵略かAIというのがパターン。このシリーズは猿が進化して人類の脅威となるというもの。同じ知的生命体同士、戦い合うのかそれとも共存共栄を目指すのか。やりようによっては面白くなるのかも。解釈しようと思えばいくらでも解釈は膨らむ。せっかく人類のように知能が高くなった猿たちが、人類と同じように支配欲、権威におぼれて他部族を襲い支配しようとする姿はまさに猿真似という言葉が示す通り皮肉な物語だ。人類と同じく彼らも愚かな歴史をたどるんだろうか。
前トリロジーの主役のシーザーをキリストのようになぞらえて彼の教えを自分たちの都合のいいように解釈して権威に利用するなんて人類そっくり。
そして今作は新トリロジーの一作目だけど、おそらく二、三十分くらいで語れる内容を二時間以上に引き伸ばしてるから、まあ展開は遅いし、内容がないこと。
端的に言えば一人の若者が苦難を乗り越えて一人前の鷹匠になってゆく物語だけど、正直退屈過ぎて次第にストレスが溜まってきて神経伝達物質の放出が抑制され神経細胞間での情報伝達が阻害されて脳の機能が低下していくのが分かった。こうやって人間の知能を下げて、猿たちは地球を乗っ取ろうというのだな。三部作というからにはすべてを見終わったら人間はあっぱらぱーになって地球侵略完了というわけだ。そうはいかんぞ、まず次の作品は見ることはないだろうから。
前回のトリロジーも内容ほとんど覚えてないくらい印象が薄かった。あらためて今回、新トリロジーって、どんだけ猿の惑星好きなんだろ。正直見る気なかったけど時間調整でやむなく見たら予告編から想像してた通り、何一つ印象に残るものがなかった。
この作品を見て得られるものが何一つなかった。しいて言うならCGはすごいねえというくらいかな。確かに猿のCGは完璧、「ジュマンジ」の頃と比べようもないくらい。そして猿のCGもすごいけど、人間のCGもよくできてたねえ。あの女の子はほんと本物かと思うくらいよくできてた。馬もCGだろう、多分。
でもCGがよくできてると逆に見ていて飽きてくる。ジュラシックワールドシリーズも見てるうちに恐竜がただのでかいトカゲにしか見えなくなってくる。
やはり配信で十分だったな。
期待外れということはないが、期待を超えることもなかった。
まあ期待通りといえば期待通りともいえる。
しかし、見終わった後のスッキリしないというか、物足りなさは何だろう。
『猿の惑星』はオリジナルからほとんどの作品を見てきた。
私が好きなのは、初作とティム・バートンがリメイクした『猿の惑星』だという点を踏まえたうえで読んでほしい。
初作は、言わずと知れたチャールズ・ヘストンが主役の作品である。
作品を見たことない人でも、エンディングの衝撃的なシーンをどこかで見たことがあるかもしれない。
ティム・バートン版は、不評だったが、私は好き。
特にエンディングのリンカーン像が・・・
初作の自由の女神像のエンディングに対するティム・バートンらしいオマージュが記憶に残っている。
今回の作品は、そうしたサプライズがなかった。
意表を突かれる展開も新解釈による展開もなかった。
『人間とエイプの共存』をテーマにしながらも、その扱いが薄かった。
もうすこし刺激的な展開が欲しかった。
というのが感想。
今回登場する人間メイは、過去作のウィルやマルコムとは違ったタイプで良くも悪くも人間らしい人間。愛情はあるが、狡猾で打算深い人間。
そうした人間の共存は可能なのか?
もう少し描いてほしいところだったが、次回作で期待したい。
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