「いろいろな表情を魅せてくれるエイプ(類人猿)と馬の"CG"は素晴らしかった。」猿の惑星 キングダム YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろな表情を魅せてくれるエイプ(類人猿)と馬の"CG"は素晴らしかった。
猿の惑星シリーズは、第1シリーズも 第2シリーズも観続けてきたので、本作も迷わず鑑賞しましたが。。。
第10作目にして、ついに超愚作品にたどり着きました。これで打ち止め 見納めにします。
助演ではあるが、人間ヒロインは、旧1作目:ヒロイン"ノバァ"と同じように、美女なのだが。。。
あり得ない位 必然性のない"サービスガール"が登場する事で、この映画が"C級映画の証明"となっています。
カーボーイたちは、そういうのを好んで観たいのでしょう! ビキニを着ていないのが、残念だったことか。。。
各キャラクターは、成長ではなく、単に"一貫性ない性格"での演出が され続け 、脚本家だけでなく、監督他制作側全員のアバウトさが際立った。
例えば、洪水シーンがあるが、水力発電所・ダム等高度がある所からの浸水でなく、路面構造体倉庫に海面から海水が侵入してくるだけなのに。。。
まるで、地下に構造体があるかのように、重力を無視して海水が入ってくるのは。。。いかがなものか
存在意味さえ考えてしまう"手に隠し持つ銃"が、いつのまにか消えたり。。。
あまりにも、稚拙で、ドリフ劇未満な展開の数々に開いた口がふさがりませんでした。
Netflix や Amazon のような、ネットドラマが謳歌している為でしょう
設定も進行も脚本も、最低レベルな積み上げがされた上に、進行までもが遅く
時間稼ぎ展開な、無意味に長い映画の"眠気さえ誘うテンポ"は、
ロングカットではないが、余分なカットを叩入れて 時間か稼ぎをするような映画作りの構成に成ってしまったようだ。
この映画は、ストーリーに捻りも 継承性もなく とても薄い脚本で、
とにかく脚本家と監督の"超低レベル"なお粗末ぶりは、ハリウットの落日を反映させるのにはじゅうぶんなものだった。
もう、このシリーズも観ないでしょう。
共感ありがとうございます
おっしゃるようにシナリオの甘さ感じました。展開の中弛み、設定のゆるさアバウトさ、わかります。
文明批評的視点も感じられませんでした。
監督の演出の稚拙さゆえなのか、若さゆえなのか…
個人的には、続編また観に行ってしまうと思うんですが…
何の作品でもそうですが、シリーズものは最初がMAXで後は右肩下がり、これは定番です。もう見ないぞと思いながらも惰性というか無条件反射というか第一作のインパクトを求めてついつい足を運んでしまうのもシリーズものの特徴ではないかと最近考える次第です。この中毒性を断ち切れるかというと個人的には微妙です。
共感ありがとうございます。
がっかりされる気持ち、解ります。旧シリーズでは作を追う毎に評価が下がっていきましたが、根っ子に有った批判精神は生き残ってたと思います。エイプシリーズも大概でしたが今作は名前だけ借りたアクション物、ここまで堕ちたかという感じですね。