「感動も充実感も何も感じられない」猿の惑星 キングダム viodamoさんの映画レビュー(感想・評価)
感動も充実感も何も感じられない
猿の惑星ファーストを観た者からするとアメリカ映画も良い意味でも悪い意味でも変わったなと感じる、確かに猿は本物の猿により近くリアルになったし、それにCGとは思えないほどの合成CG風景映像はリアルで凄く進化したと思った。
但し肝心のストーリーは人間の世界を猿が演じているような展開、またよくあるわけのわからない宗教じみた長い演技の展開から起こるショッキングなシーン、一応登場する人間の女性のイメージは初期の頃のイメージを似せているような所、最初に出てくる鷲のたまごを盗んだ所がこのストーリーの最大のキーポイントになる点、何故か登場する白人は地位協定なのか丁重に扱われる点、囚われた身なのに何故か自由行動が許される所、これら総称してマンネリ化したアメリカン・ムービー・ストーリーって感じ。
最後のあまりにものどんでん返しが作者の狙いなんだろうが、それまでの過程の説明が詳細ではない為 感動も充実感も何も感じられなかった。
日本のゴジラと同じようにアメリカの猿の惑星はこんな感じで続いていくのだろうかどうも最近のアメリカ映画は一回観ただけでは理解出来ないようにして何回も観なければと誘導するように作ってる感じがするが........。
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