「「キングダム」のスケールが小さい! ドラマも浅い。猿たちのCGは凄い!」猿の惑星 キングダム ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
「キングダム」のスケールが小さい! ドラマも浅い。猿たちのCGは凄い!
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オリジナル・シリーズを繰り返し繰り返しテレビで見ていたファンです。
全3部作は、最初の1本のみ。バートン盤も未見。
感じたのは、話のスケールの小ささ。
平和を好むイーグル族の集落と、独裁集団キングダムの話のみで、地球規模を感じない。
予告編でボス猿が「何という素晴らしい日だ!」と言っていた場所も実はそんなに広くはなかった。
その場所が人類が遺した「ミサイルのサイロ」の付近で、終盤、猿たちがミサイルの中に避難するから、まさか、間違えて発射されるのでは!?という驚愕の展開を期待したが、通過するだけでした。
しかし、とにかく自然な猿たちの「CG」は凄い!!
かすかに微笑む微妙な表情なんかがとってもいい。
もう屋外でモーション・キャプチャー撮影ができるらしい。
特に今回は、猿と人間と鷹、おぼれる猿という水中表現まで満載なのに、全く違和感がない!
今一つ入り込めなかったのは、人間たちと猿たちの間や、同部族内でのドラマが浅かったこともありました。
また、人間狩りシーンの人間たちは、野生で言葉もしゃべれないのに、レジスタンス?隠れていた人間たちは、300年経ったのに今と全く変わらないのが変に感じました。
最後に、やはり、馬に乗った猿にひもでつながれた人間が浜辺を歩くシーンでは、
お!まさかここで自由の女神が出るのでは!と期待したのですが、やはりそんなシーンはなく残念。
前3部作とかでもありませんでしたか?
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