「王道の冒険活劇じゃないですか」猿の惑星 キングダム ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の冒険活劇じゃないですか
映像技術は素晴らしい。物語も満足、伏線回収もしっかりと出来て喝采ですね。
冒頭からのノア アナヤ スーナ、3人の登場もハリーポッターの3人のようで物語にすっと入って行けました。
侵略者の襲来、失意からの旅立ち、ラカとノヴァとの出会い、次々と現れる謎、疑念、試練、選択、王道の冒険活劇じゃないですか。
もう「惑星」は関係なくなっちゃったけど。
高い壁を破壊して海の水が押し寄せて来るシーンはまさに地獄絵図、津波を思い起こさせてしまわないか心配になります。
イーグルを呼ぶシーンは胸が高鳴りましたよ。
ただ思う事は
チンパンジーは平和主義者
オラウータンは博識者
ゴリラは侵略者
人間は躊躇いなく人を殺す
好きな相手は異性
と言う設定は固定概念というか無意識の偏見なのではないのでしょうか。
まぁ「そういうものだよ」と理解はします。
支配する者とされる者が存在する覇権主義
使命を帯びて戦う為には他の種族の犠牲は厭わない行動力
家族、自国を守る事が正義
こういう世界で良いのですか?と問われていそうです。
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