「言われているほどシーザーは悪ではなかった!」猿の惑星 キングダム カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
言われているほどシーザーは悪ではなかった!
とんでもない!
最低の悪は、ノヴァであろう!
そんな混乱をさせるほど、
ストーリーの出来が悪く、緊張感や高揚感に乏しい画面に落胆してしまった。
また、このシーザーは下記ほどの悪ではなく、悪が不発で伝わらなかった。
[強烈キャラ]
このプロキシマス・シーザーを観るだけで、
映画館へ行く価値がある…映画史に刻み込まれる“暴君”が爆誕した!
世界中の観客を狂わせる傑作には、大暴れする悪のカリスマがいるもの。
例えばロキ、サノス、ダース・ベイダー、ヴォルデモート、ジョーカー、両面宿儺、鬼舞辻無惨、フリーザ、カイドウ、鶴見中尉、キング・ブラッドレイ、クッパ、ゾーマ、セフィロス…これらと並ぶほど魅力がぶち溢れているのが、
本作のプロキシマス・シーザーなのだ。
もし、ノヴァがさらなる大悪の主役となるなら続編を見てみたい。
(o^^o)
猿の惑星 キングダム
劇場公開日:2024年5月10日 145分
名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾。
300年後の地球。
荒廃した世界で人類は退化し、高い知能と言語を得た猿たちが地球の新たな支配者として巨大な帝国「キングダム」を築こうとしていた。
若き猿ノアは年老いたオランウータンから、猿と人間の共存についての昔話を聞かされる。
ある日、ノアは人間の女性と出会う。その女性は野生動物のような人間たちの中で誰よりも賢いとされ、猿たちから狙われていた。
彼女と一緒に行動することになったノアは、本当の人間を知るうちに、キングダムに違和感を抱き始める。
「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグが主人公ノアを演じ、
ドラマ「ウィッチャー」シリーズのフレイヤ・アーラン、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシーが共演。
「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督がメガホンをとった。
猿の惑星 キングダム
劇場公開日:2024年5月10日 145分