「騒がしくてよく分からない」エス ヒコーキさんの映画レビュー(感想・評価)
騒がしくてよく分からない
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罪を犯した人の作品と聞いて、なぜ罪を犯したのか、罪を犯した自分とどう向き合ったのかを知りたくて観に行った。だけどそのような内容はほとんどなく、その人の周りの人たちの話だった。
主役の女がその男に友情以上の感情を抱いているようで、だから他の人より肩入れしているように見え、恋愛感情がなかったらその男に対してどうだったのだろうと疑問に思った。正義的な行動のようで、ただの恋愛感情からやってることなら、見ているのが馬鹿らしいと思った。
男の友人たちは皆個性的というかおかしな人で、ずっとおかしな会話とおかしな行動をしていた。私は淡々と続く中に僅かな出来事があるような物語が好きなので、男の友人たちが出てくるとうんざりした。特に階段に立つ場面は、画としては面白いのだが、なぜそんなことをし始めたのか全く想像できず、面白いだろう?と押し付けられているような感覚になった。
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