あまろっくのレビュー・感想・評価
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すごくよかった!!
率直にまずはこの感想です
ほんとうに観てよかったです
話のテンポがよいので
つっかかりを感じることなく
安心して観られる映画でした
大きな悲しみを経験した人ほど
たくさん笑いながら
前向きに生きているんだな
すべての人が
そういうわけではないと思うけども…
一緒に同じ時間を過ごすなら
いつもイライラしてて文句ばかりの人より
いつも明るくて励ましてくれたり
褒めてくれたりする人のほうがいい
「人生はなんでも楽しまな」
楽しいことも、辛いことも、悲しいことも…
生きて人生を歩んでいるから経験できる
まるごと楽しめるようになれたらいいな
そんなふうに思えました
笑うところはちゃんと笑えて
泣けるところはちゃんと泣けて
いろんな感情を感じることができて
モヤモヤが晴れました
突然の報告のくだりは
みんな我慢?できなくてゲラゲラでした
親子はそんなところも似てしまうのか…笑
鶴瓶さんと江口さんだからこそ醸し出せる
あの空気感だったのかもしれないです
少しでも気になっている方はぜひ観てください
観ないと後悔する部類に入ります
え〜映画や〜
いきなりエセ関西弁風タイトルでしたが…
本当にナカナカ良い作品でした!
何か、江口さんとあやみちゃんと鶴瓶さんのために制作されたと言っても過言では無いような
未だ未見の方は先ずはYouTubeでこの作品の舞台挨拶をご覧になると 良い取っ掛かりになるかと…
其れに加えて脇を固める役者さんも誰一人としてハマってない人がいなくて、それもホント良かった
特に何気に中林大樹さん演じる ゆうこチャンの見合相手がワタシ的にはGoodでした
な…だけに終盤(何でついて行かんねん!※エセ②)って思うトコロはありましたが、
でもでも……結果は丸く収まるといった展開を含めても
とにかく良い作品でしたネ⤴
あなたもいつかは、誰かのあまろっくになるのだと思います
2024.4.20 MOVIX京都
2024年の日本映画(119分、G)
尼崎を舞台に、65歳の父と20歳の再婚相手の結婚生活に振り回される39歳の娘を描いたヒューマンドラマ
監督は中村和宏
脚本は西井文子
物語の舞台は、兵庫県尼崎市
そこで鉄工所の娘として生まれた優子(江口のりこ、幼少期:後野夏陽)は、ぐうたらで働かない父・竜太郎(笑福亭鶴瓶、若年期:松尾諭)を反面教師として、京都大学を卒業し、東京の企業への就職を果たした
そこでも優秀な成績を収め、社長(浜村淳)から表彰を受けるほどになったが、ある日突然リストラを宣告されてしまう
優子がやむを得ずに実家に戻ると、父は「祝・リストラ」の横断幕で出迎え、「人生で起こることはなんでも楽しまなあかん」と言い切った
それから数年後、優子は働きもせずに脛をかじる生活をしていて、幼馴染の太一(駿河太郎、幼少期:宇治本竜ノ介)からも苦言を呈されてしまう
ある日、父から「再婚する」と聞かされた優子は、「この家にいても良いなら構わない」というものの、20歳の女性・早希(中条あゆみ)との結婚として困惑してしまう
自分の半分くらいしか生きていない年下がいきなり母親ということになり、早希の望む朝夕の団欒をブッチし、太一のおでん屋で時間を過ごすハメになる
だが、太一から「邪魔者はお前のほうなんやぞ」と言われてしまい、現実を直視せざるを得なくなるのである
物語は、歳の差結婚に困惑する行き遅れが描かれ、早希のお節介でお見合い話が起きて、さらにややこしい展開を迎えることになる
だが、そのお見合い相手の南雲(中林大樹)は、優子と同じ大学に通っていて、彼はその時から優子に興味を持っていた
そこで南雲は、彼女の思い出のうどん屋で接近を図り、そこからデートをするまでに漕ぎ着ける
南雲は「優秀な人と話すと自分の至らないところが見える」と恐縮し、優子も話の通じる南雲との会話を楽しむようになってくるのである
映画は、前半のギスギスした関係が、中盤に起こるある事件によって、変化する様子を描き、優子自身が「家族とは何か」を考えるように動いていく
そして、竜太郎の言葉「人生に起こることは何でも楽しまなきゃあかん」の真の意味が描かれていく
このシーンで真相を語る鉄工所のベテラン社員・高橋鉄蔵を演じる佐川満男は映画公開を控えて急逝されたのだが、彼がこの言葉を伝えることで、映画はメタ的な構造へと進化していく
そのネタバレは控えさせていただくが、中盤のある事件などのネタバレもない状態で鑑賞した方が感慨深いので、興味のある方は「ネタバレ封印」で臨んでほしいと思う
なので、ネタバレレビューではあるものの、作品への敬意を表し、これぐらいで結ばせていただくとする
いずれにせよ、映画の予告編で「関西の人は絶対見にきてな」と言っていた鶴瓶の言葉もメタ的なものになっていて、その言葉の真意を汲み取ることもできる
その上で、家族とは何かとか、人生とは何かを考えるきっかけになると思うので、そう言った意味において、とても貴重な映画になっていると思った
この映画は尼崎が舞台になっているが、他の地域でも同じことを感じられるのが日本という国なので、関西弁に抵抗があっても、そこは脳内変換をして鑑賞していただければ良いのではないだろうか
ええ家族やね。あんたもな!
尼ロックなる物は初めて知りました。
家族を守る存在として尼ロックを自認する自由人の父親とその娘、そして父親の再婚相手の若い娘の物語。
最初に言ってしまいますが、想像していた物を遥かに越えた素敵な作品でした。
全編に愛が溢れてました。家族への愛、仲間への愛、社会への愛。
愛がたくさんです。
阪神淡路大震災当時の描写がありましたが、亡くなった人たちのためにも生き残った人間は笑って生きて行こうと心に決めた父・竜太郎の覚悟が物語の柱となっているのですね。
協調性がなく和を乱す存在として描かれている娘・優子と、家族団らんに強い憧れを持つ後妻の早希。自分より遥かに年下の小娘を母として認められる訳も有りません。でもそんな二人がお互いをとても大事だと思う存在に変わって行くのも父・竜太郎に起きた出来事から。
やはり父は尼ロックだったのですね。
江口のりこさん、中条あやみさん、鶴瓶さん、とても良かったです。若いころの竜太郎を演じた松尾諭さんも全く違和感有りませんでした。大好きな中村ゆりさんも出てたし、佐川満男さん演じた鉄蔵さんがかっこよかったです。あと、優子の同級生のおでん屋役の駿河太郎さんもGOODでした。
早希の年齢がハタチの設定でしたが、母親を早く亡くしたわりに料理が上手そうだったり、家事もテキパキこなしていたので、二十代でももう少し上の設定でも良かったのではと感じました。
南雲さんは大学時代から優子が好きだったのかな?
笑いあり涙あり、心温まる本当に良い映画を見ました
追記
佐川満男さんが亡くなられたと言う報道を見ました。今作が遺作となられたのですね。
ご冥福をお祈りします
リストラ
小さい頃から優秀で、会社でも表彰される人物だったのに、友だちはいなかった。
お父さんの突然の死はビックリです。
お見合いの相手は、理想的でしたね。アブダビに行って大活躍が予想されたけど、仕事辞めて日本で結婚とはビックリしました。
あまろっく二世ですね。
何とも暖かい
採点3.9
尼崎市を舞台にした、性格も世代もバラバラな家族を描いたヒューマンコメディ。
W主演の江口のりこと、中条あやみの組み合わせが実に良い。
特に江口のりこに引っ張られたのか、中条あやみの芝居がすごく良かったです。
設定や展開に突っ込みたい所が色々あるのですが、それすらも本作の人情物語の一部な気がしました。
細かい演出は気が利いており、コブラ返りからのプロポーズ報告なんて、父の生写しで大笑いしました。
全編にお涙と笑いがうまいバランスで散りばめられており、それがくどすぎずちょうど良いです。
尼崎市出身の人達は特に響いたでしょうね。
何とも暖かい作品でした。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ 関西人なら★五つ上げない訳にはいかないでしょう。しかもとてもキレイな○○○○○が漏れなく付いてきます。ポップコーンの塩が付いた指で泪を拭ったら目ェ痛いわ。
①東京で“シバキ倒すぞ”と言うたら、そらネエサン、パワハラですがな。
②江口のりこという逸材がいないと成り立たない映画でもありました。
③浜村淳、どこに出てましたっけ?
④演出に秀でた上手さは感じなかったが、脚本が結構細かいところにも目が届いていて上手いと思った。
⑤笑福亭鶴瓶の若い頃を駿河太郎が演じるのを観てみたかった気もするが、松尾諭はやはり芸達者だもんね。
⑥“和を以て貴しとなす”の日本ではなかなか生きづらかった優子ちゃん。
でも根っこはやっぱり関西のオバチャンでしたね。
⑦関西のちょっとケッタイな家族の話、という感じがよく出ていた。
♪人生に起こることはなんでも楽しまな♪
人生は何が起こるかわからない。いい事ばかりではなく、悲しいこともふりかかる。
それをどう捉えるかということだ。
被害者妄想で出来事のせい、人のせいにして生きるのもひとつの生き方だが、それって人生損してんで!
ってことを満面の笑みで俳優・鶴瓶が教えてくれる。
彼以外にだれがこの役をやってもこうはいかない味がある。
また、若い頃を松尾諭が演じていて本当に若き日の鶴瓶に見えるのが素晴らしかった。
♪人間食べて寝たら何とかなるもんや。♪と父が娘に差し出す種入りの父の梅干し握り飯は、食べることイコール生きることの象徴だとおもう。
ガリっと出てくる硬い梅干しの種が人生の辛さ、理不尽だ。
上手くペッと吐き出して握り飯のような素朴な人生をおいしくいただきましょう。
娘の江口のりこと義母の中条あやみの組み合わせも最高!
プレゼン資料は1分で見る人、5分で見る人の目にも留まるようにとは人の立場にたてる優子ちゃんの一面でもあるんだろうけど、言い方がキツイのと、賢すぎて浮いてしまうのよね。
そんな優子の頭の切れ味を面白がるお見合い相手を演じている中林大樹に注目せずにはいられなかった。
この映画にふさわしい人選だ。
コロナ禍の時に、妻の竹内結子を亡くし、連れ子と自分の産まれたばかりの子どもを引取り暮らす父。この映画の人情そのものを地でやってる人だからふところの深い微笑みにも説得力が増す。
こういう訳は不倫俳優がやっても説得力ないからね。
紅萬子さんは久しぶりに観たら知らぬ間に紅壱子さんに変わってて驚きました。
私がアップデートできてなかっただけなんだがm(_ _)m
それを言うなら尼ロックのこともこの映画を観るまで不勉強で知りませんでした。ごめんなさい。
阪神・淡路大震災については、観て辛くしんどくない程度にされど伝わるようにちょうどいいさじ加減で描かれていた。広島や長崎の原爆の被災者を映像化せず1分の語りで済ませたオッペンハイマーや、東日本大震災で亡くなった母を描いたものの配慮が足りず、映画館内でフラッシュバックを起こした人もいたすずめの戸締りに比べるとよくできた取り扱い。
あまろっくのような家族を、まわりの社会を守れる素敵な大人になりたいな。
本編ではアレンジされたユニコーンABEDON作曲のあまろっくが静かにかかり、エンディングでは、奥田民生作詞
、ABEDON作曲のユニコーンのあまろっくがかかりました。曲の余韻もあいまって生きる勇気、血の繋がりを超えた家族の絆を大事にしようと思わせる作品でした。
いや・・・アブダビ行けよ!!
古き良き人情モノの映画でした。ラストは晴れの舞台で大団円。めでたしめでたし。
いい映画ですが、ツッコミたくなるような所もしばしばありました。
潰れかけの鉄工所のハゲたおっちゃんの所に、20歳で美人で性格の良い嫁がやってきて、社会不適合者でニートになってしまった娘の所に、京大出のエリートサラリーマンが見合いにやってきて、ハゲたおっちゃんは死んでしまったけど、子供産まれるし、みんなで鉄工所を盛り上げていこうという話。
エリートサラリーマンは「砂漠に新幹線を走らせたい!」とか言ってたのに、鉄工所の兄ちゃんに「おい!新入り!遅えぞ!!」とか言われて幸せなんだろうか?とふと思ってしまった。
まあでも細かいところは気にせずに、主人公が幸せになって良かったね。でいいかな。
天使すぎる20歳の再婚相手
こんなヤツおるかい?いいたくなる設定で、現実はこんな人おらんと最初はシラケ気味で観てました。
若干劇っぽいセリフ口調に松竹新喜劇ぽさは感じましたが、やっぱ人情喜劇はこれぐらい分かりやすい方がいいのかも! 結果感動させられまくりました。
見終わって絶対いい気分になると思います、おもしろかったっ。
人情モノ、
震災ポルノと言いたい人は言っとけ。泣けるんだから、それは正義。中条さん萌える〜結婚したばかりはやっぱ違うねー。大ピンチの理由もありそうで良かった。荒い地元言葉は上手く使うとハマりますねぇ。
兵庫県で起きた特定の震災についての描写があるので注意
今年151本目(合計1,243本目/今月(2024年4月度)25本目)。
(前の作品 「フレディ・マーキュリー The Show Must Go On」→この作品「あまろっく」→次の作品「陰陽師0」)
大阪市在住の私ですが、尼崎に行く機会があまりなく(尼崎で必要なものは大半大阪市で買えるため)、逆に尼崎から大阪市はベッドタウンという扱いで「人の流れ」が極端なようです。
…といっても私も尼崎市のこの「尼ロック」のことは全然知らず(ごく一部において実話を参照している。実際「尼ロック」がなかったことの尼崎の描写が写真ベースである)、この「尼ロック」をメインとしながら再婚するだのしないだの、誰かを好きになるだのといった話に流れていきます。
実質的には尼崎市(兵庫県)の「ご当地映画」の色彩が強く、映画として見たとき他の作品と比べてどうか…と思った点はあるものの、この点のいわゆる「ご当地もの」は多少の差はあってもそうなることが多く、多少変かなと思う点はあるもののそこまで突っ込んでも仕方がないのであまり厳しくはみませんでした。
といっても、今からもう25年ほどになりますが「兵庫・大阪が被害になった震災」について触れているシーンがあり(本質論ではないが、映画の一つのストーリー上の展開になる)、そこは何らか配慮が欲しかったです(日本では震災ものは何らか注意しましょうという描写が入るので)。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.2/震災に関する配慮不足)
もう25年も前のことだし、他の大きな震災(特に東日本大震災ほか)に比べるとどうしても後者のほうが日本では強めに大きく評価されることがありますが、この点は今でも時期になると取りあげられることもあり、映画のタイトル他からこの展開は想定できませんので、何らか「注意書き」が欲しかったです。
(減点0.2/自宅と不動産を売る)
民法上は177条の扱いですが、宅建業者?から資料をもらってきて「ほら、ここに印鑑を押して」などと言われますが、土地の売買は他の売買と違うので(土地だけでも不動産登記法という特別法があるし、工場に関しては工場抵当法という特殊な法律がある)、ここは「ただのお買い物」ではありませんので、正しく描写して欲しかったです。
(ただ、この点厳密に「描きすぎ」で混乱させたのが「シャイロックの子供たち」でこちらはこちらで司法書士の資格持ちじゃないと理解できないんじゃないかというレベルで難易度が極端だったのですが、土地・工場ほかの不動産の得喪(177条ほか)を単に「ハンコを押して」というのはちょっと違うんじゃないかというところです)
尼っ子は皆見るべき作品!!
尼崎が舞台になった映画と知り、尼崎で生まれ育った私は絶対に見ないとと思い鑑賞してきました。
尼崎の人なら、皆んな小学校で学んだ、尼ロック…題材が地味だなと観るまでは思ってましたが、感動的なラストで尼ロックを題名にした理由がわかります。
尼崎が今まで以上に好きになれる作品です!
都会にはない、下町の人情味溢れる人々の温かみが感じられ、笑いあり涙ありで、見終わった後はほっこり温かい気持ちになれますよ。
尼崎で生まれ育った方々には、ぜひ一度見ていただきたい作品です。
今年BEST3に入るかもしれない。
系統としては~サバカン~に似ていたと思います。家族愛、尼崎愛。本当にどこを切りとっても温かい気持ちになれるお話。
私は兵庫県在住ですが「尼ロック」は知らなかった…ずっと行ってみたいと思っている尼崎城とか、他にも近いのに知らない尼崎の名所がいっぱいです。
もうお話についてはあんまり言いたくなくて、ぜひ劇場か配信で見て欲しいです。間違いなく江口のりこさんの代表作ですね。鶴瓶さん親子で出ていて、中条あやみさんも演技にいい味が出されてました。
私は若い頃は自分の大阪弁を直したくて、テレビで見て標準語ばかり勉強している子どもでした。いくつかの面接でも東京の人?と聞かれるくらいに標準語を極めてました(笑)でも今は全くもって関西のおばちゃんになりましたね。年と共に大阪弁が心地いいのですよ。
それに…昔と時代は変わって大阪弁の抵抗も世間になくなったように思います。それはダウンタウンが売れてくれたおかげだと思います。それまでは大阪ってちょっと荒っぽいイメージで距離を置かれていた感じでしたね。でも今は、朝ドラでも映画でも、大阪弁を主体にするドラマや映画が多くなってきました。役者の人たちも大阪の人ではないのに関西弁を極めていることが多くてびっくりします。「BAD LANDS」とか「市子」とか「カラオケ行こ」とかも、がっつりと大阪弁ですものね(笑)
でも今回の映画はあえて”関西人ばかりを入れてキャスティング”をされていました。これは本当に良かった。大阪弁だけではなく、関西ならではの空気、ノリツッコミが作品の中で盛りだくさん!!だからです。笑いのツボというのが、関西以外の人がご覧になったらどう感じるかわかりませんけど、愛ある物語であることは感動してもらえるんじゃないのかな。
まだ4月なのに今年のBESTに入りそうな気配が…まだわからないけどね~楽しみです♪̊̈♪̆̈
下町の人情映画としてなかなかのモノだと思います
設定に多少の無理はあるものの、阪神淡路地震や家庭内暴力、育児放棄等から生きて行く人の生き方、優しさを根底で表現された作品だと思います。
根っことなる考え方が尼ロック、上手に説明できないけど、最後は号泣していました。
中条あやみ、江口さん、この二人の関西の心根の演技力は大したものです。
家族は、あいさつと一緒のご飯
中条あやみさんのファンでして、なんだせっかくの新作なのに、わたしの県では上映がないなぁとボヤいていたところ、法事で東京にいる間に完成上映会があって、しかも中条あやみさんが登壇する!こんな偶然はないなと観に行ってきました。
予想より数段しっかりした作品でした。「あまろっく」を建造物だとは知らず、尼ROCKだと思っていたからなんですが、さすが監督が6年くらいかかりましたと言ってるだけあって、物語もオチもとても面白かったです。まぁ生きていればいろいろあるけど樂しい映画を観て、また生きて行こう としたい方々にお勧めです。
江口さんは適役です。化粧っけのない憮然さは彼女の右に出る女優はいないと思います。「ぐるりのこと。」を鮮明に覚えているんですが、磨きがかかってます。鶴瓶さん、まさかのスタイル抜群。羨ましいです。
中条あやみさんはファンとか言っておきながら作品をコンプリートしてないんですが、生意気な言い方ですが、演技が上手くなったと思います。これまでは、なんというか、中条あやみが出てきた! みたいな感じだったんですけど、今作では普通に役に入ってきた感じです。江口さんとの絡みも絶妙でした。生の中条さんも初めてだったんですが、素敵でした。
結論、やっぱり家族を大事にしよう。家族を大事にできない奴は男じゃない、と再確認して新宿ピカデリーをあとにしました。
最後に、わたしは挨拶がある上映会に余り参加したことはないんですが、司会者はあんなに態度がデカいんだと驚きました。取材がたくさんいましたが、させてやってる 的な対応なんですね。あと、わたしは当然一般席ですが、隣りにいた女性2名、挨拶が終わったら作品を見ないで帰って行きました。失礼な奴もいるもんだと思いました。
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