劇場公開日 2024年2月9日

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梟 フクロウのレビュー・感想・評価

全98件中、81~98件目を表示

4.5フクロウの気持ちで観よう〜!

2024年2月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

ドキドキハラハラ系は
寿命が縮まりそうなので
敬遠しているが、
「〇〇賞受賞!」とか、評判がいいと
じゃあ行くか…の気持ちになる。

ドキドキハラハラポイントとして、
主人公が犯行現場を目撃したシーンくらいかな?
という感想。以降は平気だった。
満足度が高く、
敬遠せず鑑賞してよかったと思える作品。

あらすじ
宮廷で殺人事件が起きた。
目撃者は鍼師の盲人 チョンのみ。
犯人は?チョン盲人はどう動く?
という話。

本題に入るまでが長い!
という意見も見受けられるが、
個人的にもちょい長いかな。
ただ、宮廷ものに馴染みがない自分にとっては
説明が丁寧で、
人間関係も読み取れるから
端折れる部分はない!必要!
という感じ。

伏線回収!みたいな大層な言葉にするには
ちょっと違うが、
アイテムの使い方が上手いなーと。
「毒だから安易に触っちゃいけないよ」とか、
白杖、灯り…とか。

五感の一部がないと
他のなにかが優れている、
みたいな話を聞いたことがあるが
優れているというより
与えられた情報を得るために
「研ぎ澄ませている」という印象。

もともと歴史に疎いのもあるが
宮廷ものに触れる機会がないので
関係性や言葉も字幕だけでは
読み取れない部分はあった。
しかし、各キャストの演技や音楽から
読み取れることは多く、
視覚と聴覚を研ぎ澄ませて観賞した。

字幕に関して。
主人公のことは皆「チョン盲人」と呼んでいる。
作中、差別的な目を向けている人もいれば、
優しい人もいる。
主人公の周りには彼の実力を買い、
優しい人のほうが多い印象のため
実際にそう呼んでいるのかは不明だが、
このように称されていることにより
馴染みのない他国の名前でも
誰を指している名詞なのかわかりやすかった。

作中一度も フクロウの姿は出てこない。
鑑賞中「なんで タイトルが梟?」と思い
自分の知り得るフクロウの情報を総動員させた。
首の可動域が広い!夜目が効く!ネズミを食う!

鑑賞後 フクロウの生態を検索し、
フクロウの知識が増えつつある。

「梟」このタイトル以外 考えられない。

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トウマ(20代/女)

4.0卑しい者は見て見ぬふりをして=目を閉じて生きるしかない…のか?

2024年2月10日
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途中からドキドキハラハラずっと目が釘付け ✕ 地に足の着いた形で思ったよりずっと格好良い作品だった!! この面白さに刮目せよ!

盲人は"見た"!ポスタービジュアルにシンプルなタイトル、そしてあらすじからもっと残酷で殺伐とした作品かと期待していたら、前半かなりウェットで心配した。始まって暫くはむしろほのぼのと牧歌的ですらあって、途中主人公が誰か忘れてしまいそうなくらい王とその息子にスポットが当たる時間が続くときなどは正直タルかったくらい。
けど、その我慢の時間すらも、実はこの作品は皮を被っていたのだ!…と夜になってからの目を見開くほどハッとする緩急の付け方で一気に気付かされる。そこからは最後の最後まですごく面白かった!! 素直にコレはやられたな、という感じで、すごく新鮮。興奮気味に言いたい、まさしく"NEW"!作品中盤からは夜の時間が続くので、もはやモノクロ映画的ですらある。

私は確かに見ました!主人公の前に立ちはだかる巨大すぎる壁に葛藤するさまからの成長と決断!"その他大勢"になって黙り込むのでなく、声を上げること。というテーマに添った目の見えない設定。市井の人々、小市民の反骨精神がすごく格好良かった。
王様役で珍しく威厳出しまくるイ・ヘジュンだけど、ちゃんとコミカル(?)な瞬間・シーンも用意されているのでご安心を。ストリーミングに向いていない映画だから是非映画館で見るべき!この作品を真価を味わうために、部屋で見るなら最低限部屋真っ暗にするのはのめり込むためのマナー。感染症です。

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とぽとぽ

4.0それを証明しただけで真実は明らかになるの?

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

興奮

韓国の映画賞を総なめにした作品

作品のトリック
それがちょっとずつ明らかになっていく見せ方
が秀逸だった

場面の明暗の付け方もものすごく良かった

私が期待しすぎたせいか
ストーリーは今ひとつハマらず…

最後
みんなで一生懸命疎明しようとしていたこと

そんなことで真実が明らかになるのかなあ…?
と感じた次第です

けど
総じて面白かったです!

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HIDE

4.0史実らしいので…

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

史実記録を変える事は出来ないだろうからやるせない展開もあるがエンタメ作品として面白い。二転三転な展開に容赦ない裏切りと正義感。いろいろびっしり詰まってさすがな韓国映画。

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peanuts

3.5中盤からの圧倒的な熱中サスペンス

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

盲目サスペンスは設定としてはありきたりではあるが、鍼、朝鮮王朝はなかなかな馴染みがなかったので、新鮮に楽しめた。

序盤は導入と状況理解が長く、ポスターとは真逆な、のほほんした展開が続き少し退屈ではあった。
しかし、中盤に事件が起きてからは、緊張の連続で目が離せないシーンの連続。盲目な主人公の秘密がうまくその後の展開へと絡んでいき、最後までどうなるかわからなかった。

結局、最後もよくわからなかったのだけれど笑、サスペンスとしては、とてもよくできていた。

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ひでぼー

2.0韓国映画の悪い癖。

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

必ずひとりは大仰なお調子者を仕込み緊張感を途切れさす御決まりの演出はなぜだろう。

見える見えないの上に早足で逃げ回ったりは少々御都合主義が過ぎたかな。

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すったもんだだよ

3.0属国王朝の足掻き

2024年2月10日
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興奮

1645年の朝鮮王朝で巻き起こる世子の怪死とそれを目撃した盲目の鍼医の話。

8年間人質として清に捕らわれていた世子が帰って来て程なく、7つの穴から出血して亡くなった旨の字幕が流れ始まって行くけれど、それまでの過程をこれから観せるのに字幕であらかじめ教えちゃったんですか!?

盲目の筈の鍼医だけれど、結構早い段階であれ?見えてるの?となって行き、それでいて隠している設定は何なんだ?

とはいえ、宮廷に流れる黒〜い空気感と絶望感、そして僅かな正義への道筋とかは判りやすくてとても面白い。

「仁祖実録」なるものがどんなものだか知らないし真に史実かどうかはわからないけれどサスペンスとしてなかなか見応えがあった。

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Bacchus

3.5梟は、昼でも見えるよ

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

 清朝勃興期で、その余波をもろに受ける隣国の悲劇とも言えるが、歴史ミステリーとして期待した分、ちょっと肩透かしされたのも事実。

 清朝皇帝の使節に臣下の礼を強要させられるシーンは、国際情勢を見誤った悲劇としてとても興味深く観れた。
 幕末の日本で長州藩が欧米列強にコテンパンに負けて、攘夷という精神論を捨てることになるが、これに近いのかなぁ。何て思いながら鑑賞。

 何となく、スッキリしない歴史的結末の後、チョッピリ溜飲が下がるエンディングでございました。

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bion

4.0仕掛人梅安のアイデアはここから⁉️

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

清帝国と聞くと、我々日本人の大半は学校教育のせいか、アヘン戦争でズタボロになり、〝新興国〟の日本にまで負けた(後の時代の傀儡政権、ラストエンペラーにも繋がる)、なんか弱々しいイメージが先に立つけど、あの広大な中国を漢民族を抑えて270年以上治めていた超大国なんですよね。陸続きの朝鮮半島の人には、そりゃ脅威でしかない。

なんてことを思いながら見てたせいか、あまり緊迫感もなく。

針=センサー=嘘発見機。なるほど‼️

のあたりからは、主人公の葛藤にやきもきさせられたり、『え?そこでハシゴ外すの⁉️』となかなか忙しく展開します。

最後は納得の『仕掛人梅安』❗️

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グレシャムの法則

5.0盲目サスペンス

2024年2月10日
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サスペンスものではあるが、盲目であることを蔑まされながらも、主人公が宮廷医としてお偉いさんに重宝される前半の展開はスカッとしてかなり面白い。そしてまさかの設定に驚き!
そこからきな臭さが出てきてまさかの事態に陥った後のスリル感、軽い気持ちで見たのでここまで面白いとは…まさかのダークホース!
史実から大胆解釈したストーリーに脱帽。

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いたかわ

3.0盲目の医者

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

ハラハラ・ドキドキ

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完

4.0特に後半

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

は息をもつかせない様に展開で、四面楚歌感があって、ハラハラドキドキでした。この清との関わりの頃って、よく作品になりますが、ここに盲目の鍼灸師が関わって、作品として面白かったですね。

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ごっとん

4.0前半は明るく、後半はダーク

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館

ダークでホラーっぽいミステリーを想像して期待して待ってた作品ですが、

前半は、テレビで流れてそうな普通の朝鮮の時代劇で、こんなの別に興味ないとシラケまくってたら、

後半は、ポスターのイメージどおり、期待してた、観たかった、ダークでサスペンスな展開になっていきます。

前半は失敗したかもと不安だったが、後半に期待をシッカリ回収してくれます。

やっぱ韓国映画はクオリティ高いなと思わせる、見事な脚本、演技力…

オススメで、ございます。

史実に基づく話みたいで、自分でも調べてみたくなった(笑)

2回目も観よ♪

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RAIN DOG

4.5ハラハラドキドキ感満載の作品

2024年2月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

韓国映画の強味は歴史。
歴史サスペンス作品の今回だが、久々見応えがあった。
朝鮮史、朝鮮医学を知る事ができた。
ハラハラドキドキ感満載のストーリーで見応えがあった。韓国映画の底力を見た。
リュ・ジョンヨル、ユ・ヘジンの演技が素晴らしかった。ユ・ヘジンの国王は新鮮。
観て良かった。

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ナベウーロンティー

3.5時代劇サスペンス

2024年2月8日
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古今東西どこにでもありそうなエピソード。
見えてるのに見えない振りをする例のシーンはドキドキします。

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Oyster Boy

4.5痺れる面白さ

2024年1月28日
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鑑賞方法:試写会

体感は1時間
一瞬たりとも気を抜けない緊張感溢れる118分
エンドロールで大きく深呼吸
最高に面白すぎた
史実を交えたサスペンススリラー

盲人にしか見えないリュ・ジュンヨル といつもおちゃめな役のユ・へジンの笑いなしの圧強め演技のがっぷりよつに没入感半端なし
毒戦のジュンヨルが一番好きだったけど
これからは梟も一番だわ

盲人だけど暗闇だとすこし見える主人公の見え方に合わせた闇のグラデーションっていうのか、自分も主人公と同じ感覚味わえる不思議な映像
もっとじっくり味わいたいから公開されたら映画館に見に行こうと思う

今のところ今年のベスト1✨

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Kao

4.0暗闇の極上サスペンス

2024年1月28日
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鑑賞方法:試写会

《梟—フクロウ—》
王宮を巡る暗殺事件唯一の"目撃者"盲目の鍼灸医が"見た"ものは。明るい世界と暗闇のちょっとしたギミックが効いている。"庶民達は見えないフリ聞こえないフリ"が処世術だった時代鍼灸医の行動は現代人への忠告に思える二転三転の上質スリラーサスペンスが面白い! FansVoice

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つっちぃ

4.0卑しき盲目者は“目撃”する

2023年11月18日
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鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

朝鮮王朝の王の息子が暗殺されたのを、盲目の鍼医が“目撃”してしまったことで巻き起こるサスペンス。時代背景やベースとなった史実などに関する知識などがゼロ状態で鑑賞したが、掘り出し物的に面白かった。日本公開は2024年2月だけど、23年に観た作品のベスト10位に選出。
とにかく主人公が盲目という設定が効いている。『座頭市』や『暗くなるまで待って』など、盲目の人物をメインとする数多の映画でも描かれてきたように、視力がない者が陥る危機は常人のそれよりも計り知れなく大きい(まぁ座頭市は危機などものともしないだろうけど)。ただ、本作はそれにちょっとひねりを加えているのがポイント。「卑しい者」と自ら蔑んで生きてきた彼は、座頭市のような剣客でもデアデビルのようなスーパーヒーローでもない。でも追われながらも彼は、ある事を機に“目覚め”ていく。
鍼医役の俳優、および暴君と化す国王役の俳優が『タクシー運転手~約束は海を越えて~』で共演していたあの2人だったと後で知り驚き。我ながら韓国俳優への関心が低すぎるな…

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regency