梟 フクロウのレビュー・感想・評価
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これぞサスペンス!大満足!
主人公にかかっている枷(かせ)が非常に良くできており、どんどん追い詰められていくのを見ている方がドキドキ。
さすが多くの映画賞を受賞しただけある!
昨年見た映画30本中5点満点は2つだけですが、早速5点を付けます。
でも、ネタバレしたくないのでこの辺で。
ところで、原田泰造似の王様って、「コンフィデンシャル共助」の南側おじさん刑事(ユ・ヘジン)? 後で解説を見て驚きです。凄い演技派。
テンポの良いサスペンス
韓国の宮廷物は登場人物は多いわ関係性は複雑だわ、おまけに官位や名称がよくわからんわで、Netflixのドラマでは今までに何度か挫折してます。でもその私がラストまでぐいぐい引っ張っていかれたし、人物相関図も何とかぐちゃぐちゃにならず済みました。
といって、単純な話なわけではまったく無く、老いた王と世子の対立に絡む陰謀、その中で起きる暗殺事件の唯一の目撃者が盲人の鍼医・ギョンス。しかも鍼の腕を買われて宮廷に勤め始めたばかりのギョンスには、誰にも明かせない秘密があり、それが露見しないよう振る舞わねばならない。しかも暗殺者の謀によって、目撃者ではなく暗殺の容疑者に仕立てられたため、どう行動するか、誰に打ち明けるべきか、ひとつ選択を誤れば命が無い、という詰んだ状況。
ギョンスは、心臓に持病を持つ幼い弟をひとり故郷に残しており、彼のために何としても無事に帰らなくてはならない。鍼医としての矜持もあるが、弱者が身を守る術として身につけた「見ぬふり、知らぬふり」や時に嘘もつく臆病さも併せ持つ。しかし、不遇な若宮を見捨てられない情の深さや、不正を憎む心、恩義には報いたいという忠義な心根があり、それが彼をどんどん窮地に追い込んでいく。最後まで緊張感が持続する、筋立てもテンポも良い作品でした。ギョンス役の俳優さん、すごく良かった。複雑な人物像がはまってました。
あと10分くらい長くていいから、盲人のギョンスが宮廷でいかに根を下ろして認められていくかの過程を、もう少し丁寧に描いてくれてもよかったかなぁという気もするけど、観てよかったです
たいていの鳥は夜目が利くらしい
17世紀の朝鮮王朝時代の歴史・伝承が物語のベースという、特に外国の歴史に明るくない自分にとってはやや身構える話だったのだが、ミステリーとしての脚本・展開のうまさゆえに楽しめた。森山未來味のある主人公ギョンス(もっと似た俳優がいる気がする…)の盲人設定にややチートっぽさがあるものの、盲人視点の描写や音効など目が見えない感じの表現もよかった。クライマックスでの「私がすべて見ていました」というセリフにはうるるとなった。
強国・清に従う世子チームがいいもので、それに逆らうなすび似の朝鮮の王様(こっちももっと似た俳優が…)が悪ものという設定が珍しいと思ったが、緊張感みなぎる展開のなかでも、博多華丸っぽいギョンスの同僚(さらにこれももっと似た…)でコミカル要素をぶっ込んでくるのは、いつもの韓国映画ならではであった。
解説聞くのは見たあとで
映画見る前に解説聞いててすごく見に行きたくなったのだけど、ネタバレなかったけども展開がわかっていたのでいまいちのれなかったなー
盲人だけど夜は目が利くという限定的な設定
が玉虫色な日和見性分な世間を隠喩している
ところがこの映画の肝かな。
派手さは無いけど質の高いサスペンス!
やっと観に行けました。評判通りのスリリングでなんとも後味の悪い(笑・一応褒めてる)作品でした。
予告編見た時点では盲目なのになんで殺人現場を観た?音??とか浅はかにも思ってましたが、早々に種明かしがされてなるほど…と。
そこからの展開もハラハラドキドキでどうなる?どうする??ってな具合で最後まで面白かったです
ほんに韓国宮廷って恐ろしいことたくさんあったのね・・・
(どこの国でも同じか)
ユ・へジン初の悪役らしいけど悪役はやらないで~
だってホントに憎たらしくてムカついたんだもん!
結局のところあの人とあの人はどうなったん?
字幕とかでもいいから説明欲しかったな~
ま、そこまで気にして不満に思うほどではないからいいか
鍼治療したことないけどますます施術されるの怖くなったW
こんなに質の良い作品なのに上映館が少なくてもったいないね・・・
派手さは無いけどサスペンス好きな人には受けると思う
ミステリータッチに興奮❗
テレビ時代劇レベル
『梟』主人公は、盲目の鍼師、だけど暗闇ではかすかに見える、このあたりが謎解きの付箋なんですが、物語がありきたりで、お茶の間時代劇の域をでない。わざわざ時代を遡ってセットにもお金をかけて、そこに人間の性が映されないと、無駄な出費に担ってしまう。
時代劇を見たくなる理由
歴史上の人物なら、ある程度定まった評価があり。
だけど、作品では、違った方向から考察してみたり。
新たな解釈があったり。
それを通して、作品としての存在価値が出てくると思うのですが。
今回の内容は。中国清の時代の韓国のお話。
その韓国の王は、高齢で、そこに清に人質だろうか、取られていた息子夫婦と孫が戻ってくる。
そして、覇権争い。
謀略渦巻く朝廷。
その息子が、何者かによって殺害される。
その殺害の現場にいて、犯人を知ってしまった盲目の針医。
その彼が、主人公。
今ひとつはっきりしない王子殺害。
実の父が、黒幕なんだけど。
なんで、病弱、老い先そうながくなさそう。
いかにも人の良さそうで、分別ありそうな息子。
息子に家督を譲って楽隠居とならないのか。
そんなに、王位に執着があるのか。
このあたりが、よくわからない。
王の妾にそそのかされたのか。
あるいは、清に色濃く染まった息子に家督を譲ることは、やがて清に滅ぼされてしまうと考えたか。
もう先の見えた老人に、そんなに覇権に執着する理由が、見えてこない。
このあたりが、この作品に深みを感じない理由。
たとえ時代劇でも、人間が描けていれば
そう、人間の根源的悩み。
欲望、嫉妬。
ありとあらゆる人間臭さが描かれていれば。
時代劇だろうと、現代に通じるだろうし。
過去の時代をわざわざ持ち出すのだから、ただの歴史教科書では意味がない。
この作品は、残念ながらそこまで掘り下げられなかった。
お茶の間時代劇の延長で終わってしまっている。
この作品は記憶に深く刺さった!朝鮮王朝実録史に残る 怪奇死した王子の謎に迫る
梟・・・フクロウ~の野生の鳴き声聞いた事あるかな。夏に深夜窓開けてると森からホッホゥホッホゥ~ 聞こえて来るねんよw(自然界に面した住まいなもんで) 夜行性らしいけど、昼間も目は見えてる、夜は獲物狙うしもっと見えるらしい。そういや昔、木の枝に黒い影・・・見た事あるな。
そんな習性を主人公に准えた作品、今日は「梟ーフクロウー」の鑑賞です。
監督:アン・テジン氏
(MC)
インジョ(王様:仁祖):(役:ユ・ヘジンさん)
ソヒョン昭顕世子(毒殺される王子)(役:キム・ソンチョルさん)
ギョンス (盲目の鍼医)主人公:(役:リュ・ジュンヨルさん)
上映:118分
兎に角、本は素晴らしい 良く出来ていると思う。
目が見えないが天才的鍼医として貧しい乍らも誠実なギョンス。両親はおらず弟と二人で暮らしている。目が見えないが耳が極めてよく、或る時 盲目だが凄い鍼医として認められ宮中へ使えるようになる。
最初全く目が見えないとばかり思っていたが、実は暗闇では僅かだが見えるのだ。
ここの最初の場面表現が凄く良かったし ドキッとさせられた。この暗闇なら何とか見えるって設定が非常に良い。凄い演技力が試される役柄でもある。
どうしても 目と言うのは見えてしまうと一瞬でも瞬きをしてしまう。これを感情と一緒に抑えなくてはならない為 相当な演技の力量が求められる。
リュ・ジュンヨルさんは中々素晴らしい俳優だと感じた。
昭顕世子の前で 最初は上手く盲目をやってのけたが、鍼箱の位置を変えられた後、気を許してしまい とっさに鍼箱の方へ手が向いてしまった。目が見える事を世子に悟られる場面。しかし ギョンスは心の底から誠実に対応しその理由を詫びると その事を許し口外しない世子の対応にも非常に好感と信頼を感じる。
また、暗闇で僅かに見える事で弟に宛てた手紙の文字が汚いのを見て 拡大鏡を彼に渡す世子。この事がきっかけで ギョンスは世子の為に命を懸けてお守りする意思を強く持つのである。ココの展開流れは非常に重要でかつ良かった。
王から世子の毒殺を命じられた宮廷医長。何も知らないギョンスと二人っきりで毒鍼を世子へ打つのだが、ロウソク明かりの元ではギョンスはどの様な処置がなっているか分からない。やがて暗闇となり毒鍼が打たれる。意識が遠退く世子、暗闇で異変に気が付き自分の遣っていることが治療ではなく毒殺の手伝いをしている事に気づくギョンス。事が終わりロウソクに明かりが灯り ギョンスの目に世子の最後のお顔が幻の様に目に残り消えていく~ ココの展開描写場面は非常に良かった。此の上無い想いをしました。
その後、いかにしてギョンスは恩人世子の復讐を果たすのか。
世子の息子の涙ながらの願いも 何も出来ないのだけど弟の願いかとダブらせて感じたギョンスがスッごく良かった!ここの場面も胸にグッときましたわ。
そして 命がけの世子の妻(世子嬪)の告白。手に汗握る思いがしましたね。結局上手くいかず 逆上する王が横にいた女官尚宮に毒を飲ます所・・・あそこも中々な場面。
終盤辺り、ちょっと尺が足らず駆け足展開気味に成ってしまっているのがとても残念でしたが、3時間巨編でシッカリ見せてたら中々の感動大作だったであろうと思います。
韓流時代劇ドラマ配信をまぁまぁ見てたんで、色々な流れや役職名理解が有った為 結構楽しめました。ちょっとその辺りの王朝の縮図や力関係の背景理解が無いと面白さが分からないかもです。
こう言う時代劇が邦画にも有ったらなと感じますね。
韓流時代劇が好きな方、ご興味ある方は
是非 劇場まで足をお運びくださいませ。
七つの穴。。。。。。。
韓国映画は絶対観たい!
予告もインパクトあったし、大好きなユ・ヘジンが出ている!
公開日に合わせスケジュールを組んでいたのに、子の学級閉鎖で全て流れた(°▽°)
エリセもハンバーガーピクルスも無理そうで号泣。ウチはみんな無敵だから良し。。と気分を変え、、られぬ。。
(皆さんも気をつけて)
そんなこんなで、遅ればせながらレイトショーで鑑賞。
とはいえ、
朝鮮王朝時代とかニガテなんです。
宮廷の歴史とか。。むずい。。
そして史実に残された「怪奇の死」にまつわる歴史的な謎が題材になっているそう。
だが、知らない。。( ̄∇ ̄)
韓国ではよく知られた史実なんでしょうかね??('◉⌓◉’)
そこに「盲人」という主人公を据えて描かれたサスペンス・スリラー。
「見える」人間が見た事に口を閉じ、
「見えない」人間の「はず」の彼が目撃した真実を、いかに証明し、暴くのか。
ギョンス(リュ・ジョンヨル)の秘密と共に明かされていく世子の死の真相。
暗闇を奔走するギョンスの緊張感が伝わってきて息が詰まる。
ギョンスが「見えている世界」を追体験している感覚になり、こちらも目を見開いてしまう。
世子がかけてくれた恩を胸に、彼が真相を叫ぶとき!
あまりにも大き過ぎる黒幕に立ち向かう姿、二転三転する展開に終始目が離せません!
史実に忠実に描いたからなのか、若殿の島流しや世子の妻の死罪には心が痛んだ。
バットエンドはイケるくちだが、今作では、どーしてもギョンスには幸せになって欲しかったので。。
ラストの必殺仕事人はちょっぴりスカッとしました。
いつもと違った役所。
ユ・ヘジンの仁祖。何としても王の座にしがみつきたいその執念!
人相が顔に出ていて、嫌いになりそうだった。
老害( ̄∇ ̄) 怪演です!
そして、盲目の鍼灸師ギョンスを演じた
リュ・ジョンヨル。彼の熱演あっての本作でした。
ギョンスが背負っているもの、守りたいもの。葛藤が伝わってくる。
一度は弟の元に帰る選択をしたギョンス。
しかし若殿の命を守るために引き返す。
自らの弟と同じ歳の若殿に弟を重ね合わせ、見捨てられなかったのだろう。
気持ちを奮い立たせ、戻る彼に強い覚悟を感じた。
生きる為の処世術を捨ててまでも、世子、若殿の為に真実を暴こうと変わっていく姿が特に印象的だった。
他にも、必死で身につけた鍼灸師としての腕を武器に、立ち向かう姿にも胸を打たれた。
ギョンスという人間に命が吹き込まれた素晴らしい演技でした。
それにしても韓国は映画作りが上手いですね。
本作も、エンタメとしての要素がたっぷりで、終始飽きさせない作品に仕上がっておりました。
手がけたのは、これが長編デビュー作となるアン・テジン監督。
新人監督にしてこの実力!
層が厚い事にも驚かされます。
今後も韓国映画には楽しませてもらえると、期待しかありませんね♪
ヌレギヌ〰
エンターテイメントとして、とてもおもしろい
映画作りが上手すぎる
韓国版大河ドラマ&ミステリー!
1645年の朝鮮の李氏王朝が舞台の大河ドラマであり、ミステリーでもあるという
実にエンターテインメントとして面白いつくりになっていた映画でした。
主人公の設定もいいな〜と思いました。
本作のタイトル梟フクロウってそういう意味だったのか、というところですね。
この設定があったからこそ、ミステリー要素も入れながらスリリングな展開にすることが
できたのだろうと思いました。
この国に限らず、中世以前の世界は
ひっでぇ事を親族であるにもかかわらず、やるよな・・・と思うと、
なんだか気が滅入りますが、
現在でも悲しい事件や戦争は起こっていたりするので、これが人間の本質なのか!?
的なことも考えてしまいました。
ただ、ラストは読めてしまったというか、本来あり得ないようなことだろうと
ツッコミを入れてしまいたくなりましたが、あれはあれで大団円なのでしょう。
とはいえ、実に面白かったですが、語ることがあまりないため、レビューは短めです。
Tip
あらすじも全く読んでおらず、予告も何故か見かけなかったので、ポスターの雰囲気と宣伝文だけで盲目の主人公が織りなすサスペンスなんだろうなぁと思っていました。
まさかの歴史もので想定外のスタートを切ったので、今までに無い映画体験をすることになりました。そしてめちゃ面白かったです。
序盤こそまったりしたテンポで盲目の鍼医が王朝で過ごすという感じなので、思ってたのと違うなとなっていたところに夜だけ少し見える視界で毒を用いた暗殺を見かけたところからサスペンスが加速していって一気に面白くなっていきました。
なんなら序盤のあらすじでしっかり事の顛末まで語ってるんですよねこの作品。それなのにそのあらすじを忘れるくらいには没頭していました。
宮廷内での権力で立場が脅かされていた史実をしっかりと踏襲しながらも、これが史実なのか…と思うぐらい先の読めない展開が続いて見応えがありました。
事実通りの結末なので、救い自体はない残酷なものですが、主人公が最後の最後にカタをつけてくれるので、そこはまだよかったなと思いました。
邦題のタイトル「梟」が昼間は見えずとも夜は少し見えるという意味合いに気付いた時はなるほどな〜と思いました。なんでこのタイトルなんだろうと思っていましたが、色々と合致してスッキリしました。
トドメを刺す時、助ける時、相反するどちらにも針を用いていたのも物語自体の芯がしっかりしていたなと思いました。
この手の宮廷ミステリーに触れたことはありませんでしたが、のめり込んで観れるのでそれは良いなと思いました。
鑑賞日 2/20
鑑賞時間 9:50〜11:55
座席 E-1
私なら右手を麻痺させられます
2024年劇場鑑賞9本目 傑作 78点
韓国国内で好評で、○週連続1位!みたいな売り出しで日本上陸している昨今の作品の中ではとりわけ作品の雰囲気がまた違った感じで興味本位で鑑賞
結論、映画サイト等でどんどん評価を伸ばしていますが、その通りでエンタメとして大変楽しめる作品でした
17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記された“怪奇の死”にまつわる謎を題材に描いていて、歴史が苦手な当方でも、途中お前誰だっけがあったけど、ちゃんとついて行くことが出来たし、物語としてそれがそこまで重要な要素じゃないので、苦手な方も主人公の立場や展開が二転三転するのを五感で楽しむのが素直によろしいです
暗闇なら見えるとか、真犯人が窓の外を見て足跡の隣に杖の跡があることに気づくカットなど、要素やアイテムの捻りや使い方が相変わらず韓国映画は上手でいつもハッとさせられる
それでいったら韓国映画は作品の題材のアイデアがいつと秀逸で、近年劇場鑑賞したのだと、車のシートから立つと爆発するから座ったまま金用意して人質救出しろとか、韓流スターが現実で拉致されたとか、数時間おきに顔が変わるとか、あったけど今作の盲目×鍼師が、盲目故に特に指先や耳を頼りにするから鍼の刺し具合やそれによって起こる変化を聞き分けるこの融合が例に漏れずハマっていました
主人公が自己を守るにしても、一瞬の判断により不条理にも亡くなった女性たちや残された人たちには居た堪れない気持ちで一杯だが、それもこれも最後主人公が信じる道を決めて、強く生きることで、民衆を味方にして殺されることなく、代表して悪を葬ったのはエンタメとして最高の終わり方とセリフでした
是非
期待度○鑑賞後の満足度○ 李氏朝鮮王朝物はドロドロ劇に事欠かないので手を変え品を変えて何度もTV化・映画化。本作は主人公を盲目の鍼師にしたのが新味。サスペンスドラマとしては良い出来。
①一時期、韓流歴史ドラマ(お気に入りは『イ・サン』と『トンイ』)にハマっていたので李氏朝鮮王朝の本は結構読みましたわ。
本作は有名な仁祖の世子急死事件が題材。本作における真相は通説通りにしてあり、主人公が謎解きするわけではなく、それを目撃しただけなのでミステリーという点では意外性はないが、主人公を腕が良いので王族の掛かり付けになった盲目の鍼師にして一捻りしている。
②
BBA‼️💢
やっと韓国映画を劇場で観られる日がキター❗️
久しぶりー、て去年観たか❓
「バードマンあるいは」みたいなタイトルのやつ。
あれも良かった❗️
とにかく韓国映画ならハズレは無い‼️
劇場到着は開始時間ピタリで、当日最終上映なのでヒヤヒヤしたがさほど混んでおらず、小走りに入場したら、
私の席はH-5。そこにはカバンと上着が鎮座。
「んっ⁉️」と二度見すると、隣の席のBBAが慌ててその上着とカバンを取り除く。
ヤレヤレ、と思ったら、そのBBAは
その横の2人と一緒に横に1席ずつズレて座り直した❗️
そう、BBA✖️3でテキトーに座っていた❗️😱
かどうかはどーでもいーが、
直後に何やらおしゃべりを始めた。
「アレって韓国語❓」
「分からんよねー読めんよねー」
まだ上映前の予告だから良いが、
本編始まったらこの軍団はどう出るかっ⁉️
余談を許さぬ状況😅
冒頭からかましてきた❗️
「あー、目見えないだねー」
事前情報ゼロなのか❓でもそれ言わなきゃダメ❓
ギョンスが宮廷に赴く際、
先輩が道を間違えてUターンするとこで、
「キャハハー❗️」
イヤイヤ、声殺して笑えよ💢
軍団、しばらくは黙って観てました。
ポスターにもなってる、目の前に鍼を翳されるシーンもシーンと観てました。
ラスト、油断してたら(何を?)またかまされました‼️
再びギョンスが宮廷に召喚されるシーン、
呟くBBA、
「コレは面白い展開」
オイ、ここお前ん家か⁉️👊
しかもずっと何かを食べてて、その臭いも結構してて、自分も直前までファミレスに居たから、この臭いはオレか❓と何度も自分の服を嗅ぐ始末😥
映画「阪急電車」の南果歩を引き回す、KYなオバチャン集団を想起させる、BBA軍団でした。
自分は、中谷美紀にはなれなかった🤣
別に南果歩もいないけど🤣
何の話だ❓
映画は、面白かったです😅
折角なので好きなシーンだけ。
王子がギョンスに拡大鏡渡す所😭
老害ですみません
本作、気にはなっていたものの先週はスケジュールのやりくりがつかず。そのまま劇場鑑賞しない選択肢もあったのですが、やはり評判が高いようなので1週遅れで参戦です。
ちなみに逡巡したのには、私が韓国の時代劇に対する苦手意識もあるから。その理由は私自身の不勉強にあり、朝鮮半島の歴史に疎いためですが、今作のように「史実ベース」と言われても、正直いつの時代すらわかりません。また雑なことを言えば、時代劇の良さは「ロマン」を感じることだと思うのですが、あまりに歴史を知らないため結局「単発ドラマ」にしか見えず、語られていることがその後どう影響していくのかを知りません。それじゃロマンなんて感じる余地もなく、どう楽しんだらいいのかと思うことすらあったりして。(「なら勉強しろよ」は正しいご指摘です)
まぁ、挑むからにはそこを出来るだけ度外視したうえで私の本作の評価ですが。。
確かにサスペンスとしての工夫は優れていると思います。ただ、個人的な好き嫌いでいうと好みではありません。その最大の要因はキャラクター設定に対する「不誠実さ」にあります。
本作、恐らくそこが面白いと評価される最大の要因だと思われますが、そのサスペンス性を重視するあまり、二転三転、どんでん返しのために、主人公に対して「このキャラクターなら」と考える言動を裏切ることで推進させる展開の繰り返し。理由としてその「出自」や「事情」を理由にするわけですが、ここまでキャラをブレさせると流石に白けます。
もはや「設定」として史実をベースにする意味は薄れて無理な展開も多く、仕舞には本作のオチに主人公がとる行動に納得がいきません。
敢えて言えば、ブレてないキャラクター仁祖(李氏朝鮮時代の第16代国王)役のユ・ヘジンは相変わらず間違いない信頼の演技で見ものです。
まぁ、こういう作品性に対して高い評価があることは否定しませんが、オジサンとしては「支離滅裂」かな、と。なんなら、歴史的なミステリーに正しい答えも要らなければ、ネタのために設定されるだけなら弄らないでほしい気がする。そんなロマン思考で老害なことを言って、なんなら私が白けさせているかもしれませんね。すいません(口だけ)。
全146件中、61~80件目を表示















