「暗闇限定でかすかに視力があるという設定が面白い」梟 フクロウ かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
暗闇限定でかすかに視力があるという設定が面白い
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普段は見えないフリをして、暗闇限定でかすかに視力があるという設定が面白い。最初暗闇でキビキビ動き出した時、「え、見えてるんかーい!」と驚いた。
黒幕が王と判明して一介の盲人が権力者にどう立ち向かうのか、中盤以降もダレることなく目が離せなくなる。
宮廷内のゴタゴタは「清に屈するか否か」の対立でシンプルで分かりやすい。この辺の歴史詳しくなくても入り込めそう。
清の使いが馬の糞を漏らしたり、服にひれ伏せさせるのは屈辱。王の表情から激しい怒りが伝わってくる。でも、当時の清は大国だから息子の言う通り怒りを堪えて清に仕えるべきだったと思うなー。
それにしても平然と息子殺しをする父はエグい。いくら政治のためとはいえそう簡単に殺せるものなのかね...この時代は身内殺しは当たり前だったのか。
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