帰ってきた あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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十分に、お腹いっぱい。
大上段に振りかぶったテーマやメッセージなどは、このての映画には不要。いかにタカとユージのカッコいい絵をぶちこめるか、それが重要。設定もストーリーラインもドラマツルギーもそれのためにあり、単純でも薄っぺらでもワンパターンでも文句ナシ、である。
その意味で、ホントこれでもかとカッコよく撮られている。セリフもBGMも、ドンピシャリとハマっていてニクい。TV放映を観ていた人には是非、劇場に足を運んでいただきたい。その目でタカとユージのカッコ良さにシビれてほしい。両者の親バカぶりも、トオルと薫のコメディリリーフも笑える。カイドウのチョッとサイコなキレっぷりの怪演もイイ。
歳食ってアクションがキツい、というネタはリーサルウェポンのメル・ギブソンとダニー・グローバーのコンビのパクリ?オマージュ?かな。
終盤で横浜市内で大規模爆破テロを画策するくだりは、え?と思ったが、これはラストで敵ボス・カイドウが海中で爆死するための伏線だと分かった。タカに射殺させる訳にはいかず、さりとて普通に逮捕というのも消化不良だから、海上に派手に水柱あげる絵をもって一件落着としたかったと推察する。
あぶない刑事は町田透?
最初は鷹山と大下のおじいちゃんっぷりにあぶ刑事に入り込めず。
土屋さんのむっちりいい女っぷりだけを支えに観賞しておりました。
最後のご都合主義的な怒涛の展開まではストーリーも酷いもので…
しかし最終的には往年のファンがにっこり納得な展開にそれまでモヤモヤが全て吹き飛びました。
ファン以外が見て楽しめるのかは不明ですが無印、またまた、もっと、もっともと見ていたファンは間違いなく楽しめる作品です。
とにかくかっこよすぎ
外国から帰ってきて探偵を始めたタカとユウジの話。
相変わらず横浜で銃をバンバンしてカーアクションもあってアツい。あぶ刑事シリーズの話になるので初見だと分からないところもあるかもしれない。
お決まりのやつももちろんあってコミカルなところもすごくよかった。
エンディングで気付いたんだけどテーマの作曲って舘ひろしさんなんだね!
タカ&ユージ…&アヤカ 探偵物語
「タカとユージが戻ってきた…」というキャッチフレーズで、公開されたシリーズ7作目。80年代のドラマ化から30年近い時の中で、同じメンバーで新たな物語を描くというのは、確かに凄いことだ。当時、自分はそれほど観ていたわけではないが、意外と高いレビューと知り遅ればせながら鑑賞。ある意味、当時を知る人たちの郷愁を誘い、思い出を振り返る様な作品なのかもしれない。
当時20代だった自分も60代半ば。当然、タカ役の舘ひろしもユージ役の柴田恭兵も歳をとり、70代と言うのだから、月日の流れを感じる。しかしその中で、髪の毛こそロマンス・グレーに染められた2人だが、その体型や仕草、ウィットに富んだ会話は昔のままで、走り、動き回る姿には頭が下がる。顔や首に刻まれた深い皺の数は、2人の俳優経験の豊かさの象徴なのかもしれない。
とは言え、番宣でアクション映画を謳っている割には、カー・アクションでつぶした車は2.3台。ガン・アクションもハリウットから比べたらお子様映画。昔の栄光を引きずった主役頼みのこうした作品では、これだけ派手なVFXが駆使される映画界では、観る者に強い印象は残せない。近々公開される『バッド・ボーイズ』も、2人の凸凹デカによるコメディー・タッチなアクションと言う点では、本作と同じ構図であるが、番宣によるとそのスケールは、到底、刀打ちできない半端なさだった。
物語は、警察を退職後にニュージーランドに渡って、探偵稼業をしていた2人が、懐かしき横浜に戻ってきたところから始まる。そこに、2人の子供と思われる彩夏が、突然現れて、自分の母親を探して欲しいと依頼される。そして、母親の居所を訪ねて、港町横浜を裏で支配するフェイロンの元へと乗り込んでいく。そこで、彩夏の母親らしき人物と遭遇するのだが、華やかな表の街の裏で蠢く、横浜カジノ構想に絡んだ、危険な影にフォーカスされたテロ行為に、3人は巻き込まれていく。
主役の舘ひろしと柴田恭兵については、今でもテレビや映画にも登場して活躍しており、その素敵な歳の取り方に合った役柄で、私達を魅了してくれている。中村トオルも、最近はめっきりベテラン俳優としての大御所的役柄も多い中、この2人前に立つと、ペーペーの若造にタイムスリップしてしまうようだ。また、浅野温子も友情出演していたが、こればかりは、その風貌と役柄があまりにイタくて、笑いを超えて哀れさを感じたのが残念。
早乙女太一の悪党ぶり良し
わりとあぶなく見れる。もっとあぶなっかしさを期待してたかも。アブタン。
横浜ロケ多い。ハンマーヘッドや港の見える公園、山下公園前、中華街など。
せっかくなら土屋太鳳と西野七瀬のからみも見たかったかも。土屋太鳳は、二人の(どちらかの)娘かもしれないという遊びの設定で、登場する。歳月の経過を感じさせるので良かった。三人で楽しげな感じはこれはこれで危なっかしさがある。まあ、孫とじいさん二人だからね。ふつうなら。
母親は誰か。長崎から出てきた22?年齢忘れました。お話すこぶるシンプル。長崎から母親を探しに横浜に出てきたハーレーに乗った娘。どんでん返しはあるようなないような。次回作もあるようなないような。
浅野温子(63)さんを見れる。わりと元気。というか、やりすぎなほど。
岸谷吾郎、柴田恭兵、舘ひろし、横浜のギャング。
いつもどおり予備知識まったくナシでの鑑賞です。 昭和後期から続くT...
いつもどおり予備知識まったくナシでの鑑賞です。
昭和後期から続くTVドラマ群の続編なのはなんとなく程度には認識はしております。
ですので、思い出や思い入れなどは微塵も無い者のウチの、1人の感想として聞き流していただければ幸いです。
冒頭の高層ビル夜景とBGMの掴みからして「うわ、バブルの残滓溢れるトレンディ感・・・」と“不安”にさせられました。これを“ワクワク”と感じる往年のファンの方は多いのでしょうけども、私はそう感じました。
全般的に昭和後期~平成初期の価値観で構築されており、それを懐かしめるか否かが、この作品を愉しめる分水嶺なのでしょう。無自覚な女性蔑視や軽薄な倫理観、悪者は問答無用で軽いノリでころされてもOKで何のフォローもナシ。既存作を観て居なければ愉しみ難いネタも多く、完全にファンムービーかと思われました。
私がこの本作をちゃんと読み取れていない故かもしれませんが、
・なぜ顔面整形をして香港人として来日しているのかがわからない
・刑事のOBがあのような書面で一日だけ再復帰てアリなの?(たぶん盛大なフィクションなのでしょうけど)
・儲かってなさそうな探偵業なのに横浜スタジアムが一望できる立地にあんな広い事務所を・・・(野暮な突込み)
リアルの神奈川県警がなかなかにいろんな話があるので、あまり純粋に楽しみ難いという点もありますね。また横浜のカジノ絡みについては丁度一昨年のドキュメンタリー映画『ハマのドン』が記憶に新しいです。
敵はかつての仇敵の息子でカジノ推進できな臭い事を繰り返す政治家や警察も手がつけられない若手の大物。こういうキャラクターも最早テンプレ的で多くの説明を必要としないところがありますね。降ってわいた孫のような年頃の娘が実は自分(達)の娘かもしれない?というフックを残しつつ彼女を護りながらなんやかやありつつも最終的にはむちゃくちゃやって爽快に敵を殺戮する。
主演のお二人はたしかにチャーミングさと浮ついた格好よさに魅力は感じなくもないのですけど、既に70代とのことでお身体が心配になります。大変なお仕事おつかれさまでした。
ということで、往年のファンの為だけの映画ということでほぼ異論はないでしょう。
女性として浅野温子の使い道に不満あり!
タカとユージの70超えでのあのアクションには、見応えよりも同世代に勇気を与えるという意味で、この映画を作った意義はあったと思う。が、一つ…浅野温子の使い道が酷すぎる!大画面であの醜い画像はキツい!いくら彼女のシリーズ立ち位置がコミカル担当だったとしても、キワモノ扱いだったとしても、もっと他の方法があったはず!昭和の男性が映画作ったらこうなるのか、と思いました。あの2人と浅野温子の扱いの違いでプラマイ0です。
舘ファンですが…あまりの女性蔑視に怒りです
小2で西部警察見た時からずっと舘さん推しです。もちろんバイクまたがってショットガン打つ絵だけで満足できるんです。しかも早乙女太一君も出ていて眼福です。
が、イケオジをカッコ良さげに撮るのはいいが、浅野温子さんの、否、女性が年齢を重ねることへの嘲笑が過ぎる!浅野さんが役に徹してオーバーに表現しているとしても、設定、脚本に昭和のオッサン世代(私と同世代のオジサン達)の考え方があらわれすぎです。誰かを笑う事で誰かがヒーローになる、そんな古い設定にガッカリです。ちなみにドラマもリアルタイムでガッツリ見ていたので役どころ把握した上での意見です。
若い子に絶対見せたくない映画です。残念。
ほんとに帰ってきたのね~
仲村トオルさん目当てで鑑賞してきました。
あぶ刑事の中にいると町田透になるのが大好き。単独だと渋い役も悪役もこなせるようになってるのに…
舞台挨拶で浅野温子さんもこのメンツの中に入ればこのキャラになる(いつもこんなんじゃないですよ)って言ってた(笑)
ゲストの役者さんたちは新鮮味がなくて正直あまり期待してなかったけど土屋太鳳ちゃんは意外と良かった。
子供産んでから?だよね(産む前もギリギリまで仕事してたもんね)
岸谷五朗がやってた役の子供ってことでいいのかしら?
タカ&ユージの娘でないってことは匂わせてたシーンあったもんね
吉瀬美智子と土屋太鳳の絡みがもう少し欲しかったような気もする
あとドラマの時から大好きなタカがバイクに乗りながらライフル撃つシーンはキュンキュンしました
ナカさんもひとみちゃんも健在で嬉しい限り。
楽しい時間をありがとうって言いたい!
お待たせベイべー、イッツ・ショータイム
ストーリーに関しては単純明快で序盤の方で大体予想することができました。
しかしながら所々に散りばめられた過去作への愛がオマージュという形で表現されていて観ている側を楽しませてくれましたね!
お馴染みのテーマで幕があけますし
例えば登場人物の名前においても
ヒロイン:永峰彩夏
→またまたあぶない刑事の悪役である長峰由紀夫
悪役:海堂巧
→もっともあぶない刑事の悪役である前尾源次郎の息子かつまだまだあぶない刑事に登場した海藤から
と言うふうな感じで過去作を思い出させてくれる演出笑
またフォーエバーに登場したマイク真木さんが経営していたカフェも再登場してたりして細かいところでファンのココロを掴む演出が憎いです笑
最後はレパードまで引っ張り出してこりゃもうたまらんですわ!
新世代のクリエイターが生み出したあぶ刑事第2章
2人の薔薇色の老後をダンディかつセクシーに描いてくれることを期待したいですね。
役者さん “老体に鞭打って?” 頑張ってましたが…残念…༼;´༎ຶ ༎ຶ༽
鑑賞後、帰宅までの道のり〜気分的に疲労感満載↓↓
観るんじゃなかった…
作り手さんたち…あのキャストでもっとどうにかならなかったのかな?
どう考えても「 帰ってきた〇〇」などのリターン系の作品はことごとく、輝いていた時代をコテンパンに砕く物になってしまってますね、
現実を思い知らせてどうするんだ…と思います。
今、輝いている作品を観て口直していった方が良いね。
娯楽作品はある意味、現実逃避が面白いのであって、皺だらけのオジオバさん達がカッコいい事をやれる訳は無いのかも…と、悲しいけど思ってしまいます。
そういえば…最近、見直した『ザ·ロック』の中の晩年のショーン·コネリーは晩年になっても格好良かったなぁ…
比較しても仕方ないですが…
昭和は輝いていた⭐️
帰ってきたのはタカとユージだけではない!
何年も劇場に足を運んでなかった「あぶ刑事」世代の皆様を劇場にスクリーンに引っ張り込んだんだもん!
この貢献に拍手ですよ👏
登場人物達に会いたいから!スクリーンで観たいから劇場に行くっ!って…素晴らしいよ⭐️
全力疾走にバイクアクション!
ドンぱちに笑いの山!
タカ・ユージ帰ってきてくれてありがとう!
今ではベテラン俳優の仲村トオルでさえ
どうしても下っ端感が炸裂しちゃうし
イタいけど…無謀過ぎてはっちゃけてる
浅野温子はやっぱり憎めない
う〜後2、3回は観たいですわ!
シリーズファン以外にはお勧めできないかも
前作「さらば~」から初めてこのシリーズをみて面白かったので、視聴。
前回がシリーズ未経験の人でもそれなりに楽しめる内容だったのにたいし
今回は過去シリーズ?からの色々ひろってる内容みたいでわからない自分にはあまりおもしろくなかったかなぁ・・
過去シリーズからひろってなかったとしても正直脚本はつまらなかったと思う
「さらば」がよかったから期待してみにいったんだけど。
70代ではかなりがんばってるとはおもうけどやっぱり70代はキツイわ。
さらばの60代前半くらいがかっこよさの限界だと感じた。
まぁそれをぬいても話のショボさや悪役の微妙さかげん、
探偵になってしまっていることで銃のシーンも少なく全体的に退屈でした。
これはシリーズファンじゃないと楽しめないんじゃないかなぁ・・。
これを高評価してる人はみんなこぞってシリーズファンだが
そうじゃない自分がフラットにみて2・5点くらいの映画だとおもった。
「さらば」を見直そう・・。
めっちゃ昭和!めっちゃ東映!
もうオープニングからエンディングまで
めっちゃ昭和!めっちゃ東映!
だけどそこに古臭さは(ほぼ)無い。
「昔は強かったのぅ」みたいな老いで売る事もしない。
昨年のインディ・ジョーンズがダメだった理由の1つが老いを売りにしていただけにこっちはやってくれたぜ!
って感じでした!
だってこの2人74歳と72歳でしょ?
いやめっちゃカッコいいんですけど!
新橋で呑んでる疲れたおっちゃんと同い年でしょ?
途中いくつかはいるオヤジギャグすら
「タカとユージでしょ、うんうん」なんですもん!
そしてドラマっぽい“良きチープ感”もあって
何度も笑った!!感動すらした!
昔からのファンも
昔を知らない人も楽しめる娯楽作品!
素直に満足な時間でした!
それぞれのキャラクターの持つ「正義感」に注目しました。
8年ぶりに帰ってきた「あぶ刑事」は、そのまま「あぶ刑事」でした。
犯人は政界や警察、財界にコネを作っているが故、本来裁くべきだったり鋭く指摘すべきである組織や人間が逆に巻かれて悪事を黙殺しています。同様に犯人は、人の命を軽視し、自ら危機を自作自演することで自社の金儲けをたくらむ一面も持っています。
その中で、タカとユージは勿論、太鳳さん演じる彩夏、トオルちゃんやその部下、そればかりか、どちらかといえば犯人側にいるように見えるフェイロン、ステラ・リー、宝石商の人も、その人なりの正義感を垣間見せます。
正義感を見せないのは、当然ながら犯人(見せる必要が無い)と、自分の立場さえ安泰なら仕事の本文を忘れても構わないという自分勝手な保身に走っている警察の上層部だけ。
個人的には、今の日本を皮肉った所もあるのかなと感じて見ていました。
各々の出演者の心の動きにも注目して、見て欲しいです。
特に、珍しくトオルちゃんがカッコいいです!(大物俳優にすみません)
映画全体としては、あぶでか世代にはクスッと笑えることがいっぱいです。
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