帰ってきた あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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上手な映画
いつものメンバーは観ている皆が望む通り、期待通りに演じ切っていますし、ゲストの俳優さん達もポイントを外さない演技で映画全体が落ち着いていました。
余計なことをしないオーソドックスな脚本でとても良かったです。
登場人物と時間の流れが丁寧に描かれていたので一人一人のキャラクターに物語を感じました。
良質な続編、もしくは主人公の年齢設定を変えた新作と言ってもよいのではないでしょうか。
懐かしさだけで盛り上がる同窓会ムービーではありませんでした。
その中でも何より光っていたのは監督、撮影監督の上手さだと思います。
失礼ながらそれほど予算はかかっていない映画だと思いますが、場面の設定、ロケ地の選定、撮影の仕方が巧みで、全くみすぼらしさを感じませんでした。
スクリーンでの鑑賞に資する映画だったと思います。
懐かしさ100点!
学校から帰るとやってたTVの再放送。なんとなくみてただけだったけど、懐かしくなって鑑賞。
横浜の街も変わったなあ、でかい商業施設だらけだね、なんて思いながらも、オシャレっぽくてちょっとダサい80年代風のルックは健在。
ユージよく走る!えらい!老いるショック!
土屋太鳳とのバランスもよくて、3人のシーンが2人を引き立ててた。他人が入ることで2人の仲が強調されて新鮮。
中村トオルが全力でやってていいやつだなあと思った。杉本哲太も良かった。
透も偉くなったんだなあ。横の婦警さん当時もいた!面影ある!浅野温子の扱いがちょっと酷いので、年齢重ねた女性にも優しくしてほしい。お客さんの半分は50代以上の女性だよ。
吉瀬美智子だと2人の相手としては年齢的にいまひとつ釣り合わないけど仕方ないのかなあ。謎が謎じゃなさすぎてむしろ混乱した。
警官たちも高校生みたいで、ユージもそこの高校生!って言ってた。横浜の街がちょっぴり心配だ。
早乙女太一がずっと前屈みなのが気になった。役作りなんだろうか。デスノートのLを意識?サイコパスの表象?敵ボスは渋い大人がいいかなあとも思ったが、集客考えたら正解かも。そういう意味で娯楽映画としてよくできてる。
オープニングのカット割やショットはだいぶ不安になったけど。TVと思えば大丈夫!
エンディングは懐かしい映像。わかってるね〜。チラッと映った木の実ナナや中條静夫も懐かしい。
to the memories of Mitsuru Kurosawa のクレジット。当時のプロデューサー。義理堅い。
帰ってきてくれたあぶない刑事
2回観に行きました。
まだ若い監督さんですがオープニングからエンディングまであぶ刑事リスペクトに溢れる作品でした。
ドラマと同じオープニング曲で始まった瞬間にワクワクさせてくれてその後はお決まりのあぶ刑事ワールドに没入させられます。
声こそ入ってませんがエンディング前の2人のシーンは空に向かって亡くなられたスタッフたちの名前を言って『見守ってくれてありがとう』『アイ・ラブ・ユーベイビー』と言ったスタッフ愛に溢れたエピソードも素敵です
あぶ刑事にリアリティは必要ないんです。
銃刀法違反もノーヘルもここでは何でもありなんです
息苦しい今の世にスカッと爽快にさせてくれる古き良き作品が帰ってきてくれて感謝です
この作品で初めてあぶ刑事を知った方はこれを機に過去作に触れてみて欲しいです。
特にまだ観てない方は劇場版の【もっともあぶない刑事】を先に観るのをオススメします。
最後に格好つけた映画通に
リアリティが無い?ファン向けの映画?演者の老化?映画で観るほどではない?
『関係ないね』
イケオジ
「イケてるおじさん」
ではなく「イケイケなおじいちゃん」
もう…気持ちいい!!
外見も変わらず2枚目なのだけど、もう内面が超2枚目。昔は外見のカッコ良さもあって鼻につく感じもあったのだけど、全くない。もう柴田さんがナチュラルボーンにカッコいい!
くだらないジョークが可愛いし、それが2人のカッコつけ感を中和させる感じだった。
往年のファンにはたまらない一本になってる。
ラストに向かい脚本を畳む作業に強引さを感じるものの、これぞ「あぶ刑事」の芯はブラさない感じだった。土屋さんがヒロインで、彼女の存在がまた2人の時間経過を感じさせてくれる。父性というか、包み込むような優しさが出てて、人間的にも深みが増してた。
中村氏の課長もすこぶる良くて、懐の深さというか2人への信頼度が、タカ&ユージへの期待感をぶち上げてもくれる。
1日署長に押収した銃を横流しするって…脚本家は頭がトチ狂ったのかと思われるかもしれないが「あぶ刑事」では成立する。
法も規則も無視して銃を用意した後輩の心配をする事もなく、むしろ「よくやった!」と褒める。俺も褒めてたw破天荒すぎるエピソードが丁度いい。
2人の絆を表現する台詞もふんだんに用意されてて、お互いがお互いの娘を守るなんて台詞にグッとくる。相棒の娘は自分の娘で、浮気しただの寝取られた等一切言わない。まぁ、年を取るとそんなものなのかもしれないが、なんだかもう色々と超越してる。
まさかのBL要素もぶっ込んでくるし、それに真摯に応えるユージの度量のデカい事…。
タカ+ユージ+娘の化学反応はすこぶる良かった。
レビューを書きながら過るのは柴田さんのカットばかりで…大下ユージは柴田恭平さんじゃないと成り立たないと思えてしまう。
銃で腕を撃たれて土屋さんに介抱された後、胸を押さえて「イテテ…」って呟く小粋なカットとか、たまらないし、ハーレーの排気音が聞こえてきた時にフッと安心したような笑みを浮かべ「タカのショータイムだ」なんて事を臆面もなく宣う。UPのカットだよ、いやUPにしちゃうよ!あのお歳で「ショータイム」を聞かせちゃえるのは柴田恭平以外に誰がいる。
言っちゃうし、ハマっちゃうんだよ!
「あぶ刑事」は柴田恭平がいたからこそ、こんなに愛されるシリーズになったんだなぁとつくづく思う。
近藤部長のカットインも素敵だったし、昭和の頑固親父感が懐かしく、まだヤンチャだった頃の2人を思い出してしまう。
そして、誰も触れないかもしれないから触れておくけど浅野温子さんが凄い。
カオルを寸分の狂いもなく復活させてた。若かりし頃は紅一点的な役割をする時もあったのだけど、映画版においてはゲテモノ扱いだ。あのハイテンション、あのキレ芸…今になっても衰えない。もはやご本人の性格なのかと疑ってしまう程だ。
しかも、しかもだよ…ミニスカでの登場で、これまた脚がお美しいときたもんだ。さすがは一世を風靡した女優さんである。プロフェッショナルだと思った。
とても楽しかった本作。
やれコンプライアンスだ、世間体だと窮屈な世の中だからこそ楽しめたのかもしれない。不寛容な社会の対極にある寛容さに溢れた人物達の世界かとても居心地がいい。なんとなく、お年を召した「あぶ刑事」の方が好きかもしれない。
柴田恭平x大下ユージ=最高ーーー!
ファン大満足!!!
ガッツリ世代です。あぶデカを見て育ち、理想の男性はユージと冴羽リョウ(笑)、映画も全て映画館で観てきました。リターンズ以降はただ全員そろって暴れてくれたらそれでうれしいの境地に。そんな中でも今作は内容にも映像にも大満足の作品になっていました!とてもうれしかったです。
当然老いは見えますが、老いて尚タカ&ユージのままというだけで感無量。2人が刑事を辞めてもこうやって2人で生きているといいなあという夢を映画にしてもらえた気がします。
ハマの港にタカとユージ、そしていきなり謎の美女が出てきて(笑)。もうこれだけでつかみは充分。車ボーン銃バンバン。タカはロマンス、ユージは少年少女(今回は娘!)。トオルは2人の危機に銃を持って駆けつけ(レパードだった!)、薫は薫のまま。タカのハーレーに勇次の走り。ラスト女性は去り2人が残る。2人で続いていく。これでいいんです。
今回は2人の娘!?という女性が出てきて、2人等分に父親ぽさも見せてもらえて、感激でした。配慮の効いた、いい脚本だったと思いました。土屋太鳳さんもあぶデカの世界観を守ってくれてとてもよかったと思います。
映画館で観た甲斐がありました。大満足の最新作でした。
あと思ったのは、あぶデカが成立するのはメインの4人がいるから、そして4人が4人とも昔のままに戻れるから。見た目より何より声が4人とも昔のままで、そこがすごいと思いました。制作に関わった全ての方に感謝です。
ただただ「面白かったー!」
TVドラマの頃から観ていて、男友達があこがれてレパードを買っていたりしてた時代を過ごしてきました🎶
ただただかっこよい✨
70代とは思えないアクション!
またまたハーレーに乗ってらして、びっくりでした。
体格的にも、ハーレー似合いますね〜👍
個人的には,悪役にも仁義があったり、町田課長が2人を助けたり、「昭和感」満載なところがよかったです。
中村トオルさんは、最初にこのドラマで見たのが初めてだったと思うのですが、だからか、他で見ると、
「大きくなったなぁ」と、思ってしまうのですが💦、タカ&ユージといるときの町田透は、もう昔のままで、それもまたよかったです!
配役もぴったり!土屋太鳳さん、満点でした!
めちゃくちゃいい終わり方だったので、続編は難しいかも、と個人的には思いました。
続きが観たい!と思うくらいがいいような。
もしくは、全く違う日常的なストーリーとか?
2024年もらしさを見せてくれる
全てにおいて、あぶない刑事
よかった
おじいちゃんが死ぬ間際に見る妄想
県民の義務として観たけど、これまで通りダメな映画。ヒロインの母でありタカとユージの元恋人が殺されたのに、3人は亡くなったばかりの遺体のすぐ近くで「イエーイ!」とはしゃぐのですよ。観客なめすぎでしょ。
浅野温子の扱いも酷すぎて吐き気がする。容姿いじりみたいなのはホントに見るに堪えない。浅野温子のシーン以外にも女性蔑視的なシーンがたくさんあった。
とにかくエピソードの1つ1つすべてにまったくリアリティーがない。後輩の若者はひたすら従順で、昔の恋人は今でも自分を愛しており、若く綺麗な女性が自分をパパだとしたってくれ、警官でないのに銃器をぶっ放せる。老人が死ぬ間際に見る妄想みたい。
舘ひろし、柴田恭兵ほかキャストに罪はないが、映画ではなくただのキャンペーン映像になってしまっており、とても残念です。
パンフ表紙がかっこよすぎる!待ち受けにした!
1993年生まれは、劇場の観客の中で一番若いくらいでした。ここなら話せる!と思ってレビューしました!笑
幼稚園児で、祖母と見ていた記憶で(たぶん再々放送とかだったのかな?)その後中学生になり映画が公開したタイミングで「これ知ってる!」と興奮して、中学生になって映像コンテンツを自由に見漁れるようになり、そこから「あぶ刑事」にハマりました!祖母や母以外と「あぶ刑事」について話したことありません!(笑)同級生みんなタイトルしか知らない。
自分の両親より年上なお二人だけど、カッコ良すぎる!!
たおちゃんが羨ましすぎる!笑
たおちゃんがハーレー乗ってきた瞬間、絶対タカさん乗るじゃん♪と分かってしまって今か、今か、と待たされたタイミングでの…、お決まりパターンでいいの!今は令和なのに、コンプラとかガン無視で海にドッカーンでいいの!笑
前半おじいちゃん…やっぱりおじいちゃんじゃない!タカさんユージだ!ってなる!!
素晴らしい
やっぱり「あぶない」刑事。
年を取ったかつてのスーパーヒーローの活躍と言えば、インディージョーンズの最新作を思い出す。過去と現在を舞台にした見事な作品であった。アクションシーンも年齢を感じさせない素晴らしさであった。あぶない刑事の二人は、は昔通りの活躍ができるのか心配な所である。探偵業を落ち着いてやる予定だったのだから、戦う必要など発生しないはずである。ところが過去の因縁から騒動に巻き込まれ、さらには若い女が娘かもしれないという設定で突然現れるのは、二人を復活させるための舞台づくりであったのだろう。とにかく「あぶない刑事」は危なくなくては話にならない。派手なアクションはマストである。タカとユージは見事に期待に応えてくれた。年には勝てないと笑わせておいて、切れ切れのアクションを見せる所はかっこいい。
終わっていたはずのシリーズをなぜ復活させたのか、そんなにネタに困っていたのかという疑念は残る。しかし、単なる続編ではない、その後を面白く描いた作品としてまずまず楽しめると思う。
ノスタルジーとロマンスはいつも輝いてる
◉刑事のち優雅な探偵
横浜で探偵事務所を開いたタカとユージの落ち着いた様子を見て、警官を殴って追い出された割には、二人はずいぶん余裕で優雅な雰囲気をまとっているなぁと感心。彩夏(土屋太鳳)の調査料もタダで働きそうだし、このあたりで観る側は現実離れした二人のゆったりしたハードボイルドに、嵌められていったのですね。ヤバいアクションや推理がテーマであるのに、ほどよく適当に常識や合理から外れていく。
◉ノスタルジーと塵埃のステージ
このシリーズはドラマは少し見ていて、劇場版は2作観ています。でも「タカとユージは正義を曲げずに生きてきて、自分勝手だけれど強くて、それに見合う優しい男たちだ」と言う「事実」に酔えばいいのだなと思っています。その意味では彩夏がバイクを駆るお転婆娘の触れ込みなのに、儚げで護らずにいられなくなるタイプなのも良かったです。
彩夏に寄り添う道筋で訪ねた、廃れたクラブ。ノスタルジーよりも埃の方が多かったけれど、差し込んでくる陽射しが、捜査ものなのに時間を止めてくれて心地良過ぎた。まぁ浅野温子が思いっ切り、夢見るシーンを揺さぶってくれましたが。
◉ロマンチストは永遠
ストーリーは酷薄な悪役(早乙女太一)と、得体の知れない悪役(岸谷五朗)を軸に、死者の数は増えていって、間違いなくピカレスク。しかしタカと再会した岸谷五朗が揶揄して吐いた「ロマンチストですねぇ」のセリフを、死に際にもう一度呟いたお陰で、こんな単純な演出であるのに、ちょっと涙を誘われたのです。
そうそう。町田透(仲村トオル)のおっかなびっくりの漢気にも拍手。賢い西野七瀬がついているし。
面白かったけど、つらかった。
お約束はやるファンムービー
なかなか良いやん
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