劇場公開日 2024年5月24日

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「刑事ものとしての出来栄えは…」帰ってきた あぶない刑事 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5刑事ものとしての出来栄えは…

2025年1月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

2024年公開、東映。

【監督】:原廣利
【脚本】:大川俊道、岡芳郎

主な配役
【鷹山敏樹】:舘ひろし
【大下勇次】:柴田恭兵
【真山薫】:浅野温子
【町田透】:仲村トオル
【永峰彩夏】:土屋太鳳
ほか、西野七瀬、岸谷五朗、杉本哲太、早乙女太一、吉瀬美智子

1.時の流れの残酷さだけが浮き彫りに
リーアム・ニーソン72歳の映画を見た後に、本作を観たのだが。
『あぶない刑事シリーズ』8作目。
第1作から37年、
前作から8年、
時の流れの残酷さだけが印象に残ってしまった。

主役2人の掛け合い、世界観は昔と同じだ。

柴田恭兵、舘ひろし、浅野温子…
本当に懐かしい!
大好きな俳優たちだ。

しかし、70歳を超えた老人が(元刑事とはいえ)
ガチに走ったり、
銃で撃たれたり、
そんなシーンを期待したわけではなかった。

2.邦画の現在地
本作がテレビシリーズのユルさを、そのままスクリーンに移植したことは理解している。

賞狙いでもないし、大ヒット期待でもなかったろう。

気になったのは、
◆重要なシーンの構図
◆変な言葉遣い(監修してない?)
◆カメラワーク
◆照明
◆音楽(使い方やタイミング含め)
などかなり妥協した仕上がりに見えたことだ。

予算の関係もあるだろうが、残念だ。

3.まとめ
◆企画自体は悪くない。
演者だけでなく観客含めた同窓会であり、作中の時間もちゃんと経過させている。
◆「親探し」も良いだろう。
ただ、父親疑惑2人、は無理がないか?
◆犯罪の動機や根拠が希薄すぎ。

刑事ものとしてのベース部分の出来栄えが「?」。
俳優たちの頑張りを加えて☆2.5

Haihai
かばこさんのコメント
2025年1月6日

主演の二人の頑張りはスゴいと思ったので若干星増えましたが、いかんせん、浅野温子の扱いがひどすぎます。
今どきこんな女性蔑視ができる鈍感さ、というか時代錯誤に驚きです。海外ならめっちゃ叩かれそう。
タカ&ユージと同様、作りての感覚も昭和のままってことでしょうか。

かばこ
満塁本塁打さんのコメント
2025年1月5日

確かに 舘さんも柴田さんも浅野さんも 過去の若き日の栄光があるので ギリギリでした。きつかった。
ギリ同窓会作品として ギリセーフでした。

お3人とも 年齢相応の役で 他作で活躍頂きたいです。アクションはスタントマンさんに負担大なので・・
イイねありがとうございます😊😊
同感です👍

満塁本塁打