「説教臭くない、だからこそ」弟は僕のヒーロー ルイさんの映画レビュー(感想・評価)
説教臭くない、だからこそ
重くて道徳的にやろうとすれば出来るが、あえてやらないライトに見せているが、そこが良い。
少年の気持ちはわかるし誰にでも起こり得ること。
少年の成長譚として描いているが、人間として1段階変化したストーリー。
ラスト当たりの男性弁護士が悪ではない。それは人としての考え方。
演出もクドくなく、カメラワークもいたってシンプル。だからこそ登場人物達が生きてくるのではない。
後半の家族会議の父のセリフでが感動的でこの映画を物語っている。
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