陰陽師0のレビュー・感想・評価
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待望の夢枕獏原作の!
GWは特に用事もなく、新しくなったシネコンのメンバーシップで安く入れるので探してこちらを観に。
夢枕獏の小説は前に好んで読んでたんで、セレクトしました。
獏さんの小説は映像化難しいと、当時は思ってましたが、現代の技術で実現されて嬉しい限りです。『陰陽師シリーズ』もよく読んでました。
先週、ゴジラ×コングを観たんで、日米のCGの違いを改めて思いました。スケール感のハリウッド、精緻さと美しさが日本が極まって素晴らしい。
そして、内側を掘り下げて人の心象を鏡に映す日本の描写力は断然、日本映画です。まぁ日米どちらも好きだし、仏映画も露映画も好きですが。
内容は書きませんが、言葉の数々が珠玉でした。これは、また観ます。言葉を噛み締めたいです。人生経験を重ねるほど言葉に心を揺さぶられるようになりました。
キャストで少し気になったのは、純粋さと合わせて無骨さが欲しかった源博雅役の染谷将太の繊細なイメージに違和感。これは独善的な思い込みのイメージですが、今回のストーリには合ってました。
さて、これから夢枕獏さんの大好きな作品、『キマイラ・吼シリーズ』、『サイコダイバー・シリーズ』、『餓狼伝シリーズ』、『神々の山嶺』も映画にして欲しいです。
山崎賢人っすげぇ
陰陽師は最高だなぁ
陰陽師の説明が分かりやすかった。
『陰陽師0』鑑賞。
*主演*
山崎賢人
*感想*
山崎賢人のファンなので、初日に観に行きたかったんですが、スケジュールの関係で観るのがだいぶ遅くなってしまいました。最近知ったんですが、この作品の監督の方が、山崎貴監督の奥さんだったとはビックリしました!
若き日の安倍晴明(山崎賢人)は、天才的な呪術の才能を持っていたが、人嫌いで変わり者、ある日、貴族の源博雅(染谷翔太)から
徽子女王を襲う謎の怪奇現象の真相を追うにつれ、平安京をも巻き込む陰謀に巻き込まれるストーリー。
安倍晴明は聞いたことがありますが、安倍晴明=陰陽師のイメージだけで、詳しくは分かりません。。VFXを駆使した映像が美しくて華やかさもあって、迫力もあって、素晴らしかった。
世界観にすぐ入り込めたのは、津田さんのナレーションと陰陽師のわかりやすい親切な演出。観る前は難しそうで、少し不安があったので、心配してましたが、すぐに入り込めたので、そこは、ほぼほぼ問題がなかったです。
ミステリーと和風テイストなファンタジーを掛け合わせたような映画で、とても面白かった。山崎賢人が演じる安倍晴明が美しくカッコ良く、相棒の博雅のキャラクターが魅力的だったし、博雅と徽子女王とのロマンスもあって、個人的にはとても良かった。
安倍晴明のアクションは、素早い動きで華麗に相手をねじ伏せ、飛び跳ねるアクションがカッコ良かったな~
総じて、想像以上に面白かったです!
平安時代の陰陽師たちの活躍を、現代の技術で描く
もはや若干ギャグになりつつある「なんでもかんでも山﨑賢人問題」
都を呪いから守る陰陽寮が政治の核だった平安時代、安倍晴明は呪術の天才と呼ばれていた。陰陽師に興味もない晴明だったが、ある日、源博雅に皇族の子女を襲う怪異の解決を頼まれる。貴族と衝突しながらも真相を探っていく一方で、都を巻きこむ陰謀が動きだす(映画ナタリーより)。
もはや若干ギャグになりつつある「なんでもかんでも山﨑賢人問題」だが、本作でも良し悪し両方の意味で「なんでもやります、仕事なんで」よろしく、山﨑賢人が美しく躍動する。脇を固める役者も味わい深い。奇行が過ぎるかつての天才・安藤政信は相変わらず存在感が強烈で、小林薫、北村一輝、國村隼あたりで別な映画が一本撮れそうだし、染谷将太演じる博雅に晴明の叶わぬ想いが伝わって欲しいと願う。奈緒の醸す「女に嫌われそうな女感」には、デビュー当時の吉岡里帆をちょっとだけ思わせる。
古風な日本っぽさをベースにしたSFって確かにあんましなかったかもしれないので、シュピシュピシュピーンと五芒星が煌めいたり、金の龍が立ち昇ったりする魔訶不思議な演出がお好きな方にはおすすめ。
事実と真実の違い
史上最強陰陽師、安倍晴明の若かりし頃、
陰陽師になる前を描いた本作。
陰陽寮と呼ばれる学校で陰陽師になるべくして学ぶ
学生(がくしょう)の一人安倍晴明だが、本人はその気なし。
占術や呪術に対しても、現実的に、論理的に解析。
ただ、持ち合わせている呪術の才能はホンモノ。
いろいろな陰謀に巻き込まれていった彼は・・・
変わることのない不変の事実と、
人々の主観により形成される無数の真実
そして心の奥底、深層心理で人はつながる
なかなか難しい話でした
主演の晴明、山崎賢人さん、強くてきれいでかっこよかった
野村萬斎さんとはまた違う晴明でした。
源博雅役の染谷将太さん、この人もうまいよな。。。
大河ドラマの信長役もすごかったけど、こちらは全然違った役柄を
見事に演じていた。
徽子女王の奈緒さん、かわいらしい。
映像がとにかくきれい、そして戦闘シーン、アクションもすばらしい。
頭の中のどこかで、呪術廻戦がかけめぐっていた。
「陰陽師」に惹かれてしまう
「陰陽師」といえば、野村萬斎を知るキッカケになった映画。
「陰陽師II」が笑えるレベルでもう続編は作られず残念に思ってましたが、ここにきてエピソード0ができるとは。
昔の「陰陽師」とは比べられないくらい視覚効果がすごくて、魅入ってしまう。
奈緒の演技も不思議な感じで良かった。
山崎賢人氏、またこの人やるんだという映画が多くてちょっと避けてたけど、それでも観てしまったのは「陰陽師」という存在に何故か惹かれてしまうから。
朝ドラぶりに久しぶりにちゃんとみたけど、定評あるだけあって良かった。でもちょっと激しく戦うとキングダムを思い出してしまう…のは彼の問題ではないね。
それでも、ごめんなさいやっぱり私は妖艶な萬斎晴明が忘れられない。
原作者の夢枕獏氏に直々オファーされて監督さんなだけあって、細部までこだわってるし、これはもう映画館で観るべき映画。
シャーロック!
最初から失礼で変人の安倍晴明がまるで「シャーロック」
基本謎解きミステリー(とファンタジー)で、怪現象を科学的に説明するところも、シャーロックっぽい
博雅の愛すべきワトソンぶりもとても良いです。
山崎賢人と染谷将太のキャスティングがハマっていました。ふたりとも美しく可愛らしく、ずっと見ていたい感じで、野村萬斎x伊藤英明版よりも、断然こちらのほうが好き。
顔が小さくて細マッチョの山崎賢人は立っているだけでも姿が良いし、身体能力高そう、動作に躍動感があっていちいち絵になるんですよね、染谷将太は大きなおめめで全身から人の良い可愛らしさがにじみ出てます。ふくれっ面が特に可愛いの。
話も呪術合戦でファンタジーに比重が大きい野村版より、科学的検証重視でシャーロック風のこちらのほうが好きです。
アクションがキレがあり、撮影、美術が素晴らしい。しんしんと降り続ける雪が舞い散る花になるなど平安京の雅さが際立つ幻想的で美しい演出は、特に色彩が鮮やかで、シーンのひとつひとつが凝った絵画のようでした。火や水、うねうねと進む龍、湧き上がる雲や、襲いかかる怪異の様は壮大で迫力があり、VFXに見惚れる。
十二単を独自にアレンジしたデザインの女性の衣装は、きれいだけどちょっと雰囲気がないかな。
当然続編ありと思います。
山崎賢人はキングダムとこれで当分続けていけそう、あ、ゴールデン・カムイもあり?
山崎貴の奥様佐藤嗣麻子さんは力がある監督と思う。
脚本も謎解きミステリーがよくできておりテンポよく面白かった。
國村隼、小林薫、の重鎮に、北村一輝、安藤政信の中堅どころ、村上虹郎、板垣李光人の若手個性派に、華があり品がある奈緒と、俳優陣が豪華でどれも適役
続編あるなら見に行きます。
そして、呪術監修、っていうのがあるんですね。。
映像美と世界観の完成度が素晴らしい
予告とかを観て想像してたよりずっと良かった
平安貴族の世界観とか都の大路や清涼殿の再現具合が素晴らしい
ちょうど大河でも平安ですが、建物の規模感とか、殿上人と陰陽頭の位置関係や扱いなど時代考証よりリアルな感じがしてよかった
邸宅の釣り殿で楽を奏でる雅な感じとかよかった。ほとんどがCGなのかなと思いますが、篝火がゆらめく水面に映って綺麗だったり。金色に輝く龍の姿とか美しかったです
ストーリーも弛みなく陰陽寮の学生の殺人事件のミステリー解くところから呪に絡め取られた異世界のような世界に迷い込んでいく展開に引き込まれた
個人的に別の陰陽師ものの小説を読んでいた所だったので、晴明を見るのは面白かったし、呪の話とかすごい興味深かったです。
日本ならではという感じがすごくするので、海外にも伸びてって欲しいな
続きを見てみたい!
陰陽師の独特の世界観が好きです。
※あくまで個人の感想ですので
※最後に腐った感想が含まれますので耐性のない方はスルーして下さい☆
ポスターが格好良くてイケメンを観に行ったけど
やっぱ平安時代の衣装が似合う人って限られてるよな。イメージと違った。コスプレ時代劇感は否めない。
俳優のファンなら楽しめるんじゃないかな?
ポスターの髪下ろした状態の山崎賢人は格好良いで間違いない!
内容的にも冒頭から何か…説明を読み上げるタイプの導入と文字を画面に使う演出が絶妙にダサく感じて私には合わなかった。だから早々に諦めた笑
途中のアクションシーンは良かったけど呪術使うシーンがやっぱ何かダサく見えるんだよな…迫力がないというか。イメージと違う。いっそ肉弾戦全振りの清明でいけばワンチャン面白かったかも。
所々美しい画面も見れるけど何であんなB級感漂うんですかね?中国の歴史ファンタジードラマでよく見るCG丸出し映像みたいな仕上がり。
てか時代劇ファンタジーってジャンル的にそうならざるを得ないのかな?
それはそれで味があると思うべきなんだろうか?笑
素人が言うのもおこがましいとは思うけど俳優陣の演技も何か…何だろう。何か芝居がかってて下手くそに見えた。
特にヒロインの方は台詞回しは良かったけど気絶の仕方とか攫われ方とか…あの泳いでるような動き?がちょっとわざとらしくて苦手かな…。
演技なんて素人が口出すとこじゃないって分かってるし本来上手い方たちなんだろうなとは思ってるけど。
そもそも冒頭で”合わないな”って思っちゃった時点でダメだったのかも。
あでも帝役は良かった気がする!やんごとなきビジュアルが様になってた。声も喋り方も程よく馴染んでた。
あとは例の冒頭のナレーションで平安時代の言葉じゃ分かりにくいからここからは現代語で話す〜みたいな寒い説明入ったけどそれにしたって台詞があまりにも現代語すぎじゃない?
そこはもうちょっと時代劇みを残しても良かったんじゃ??知らんけど。。
とにかく合わない人には合わない。
前情報なし、原作知らずで陰陽師ってモチーフだけで想像膨らませて観に行くと何か違う…ってなる。
俳優が好きな人用の映画なんじゃないかなあ。
私には合わなかったしちょっと楽しみにしてた分は期待外れになっちゃったし、映画館で観なくても良かったかな…。むしろ家でご飯食べながら配信でテキトーに見た方が楽しめたかもしれない。
あと安倍晴明は何であんなひろまさと仲良いんです?仲を深めるシーンがあったのかな…?途中寝てたから分かんない笑
結局最後は安倍晴明✕ひろまさって解釈で合ってますかね??
そういうことならありがたく釣られましょうと思いまして星半分評価追加しました♡
呪術廻戦
なら良く知っているが、陰陽師も安倍晴明も日本の呪術の事も良く知らない。
野村萬斎さんの陰陽師も観ていない。
だけど、佐藤嗣麻子監督のファンなので、楽しみにしていた作品。
GW前半ワンオペが終わり、よ〜やっと観れました。
「Kー20 怪人二十面相・伝」
(VFX協力で山崎監督も参加!)や
学園ホラーの傑作「エコエコアザラク」が特に好き。
自ら脚本も手がけるし、男前の演出にアクションまで撮れる!
すごい監督だと思う。
先日の「ゴジラ−1・0」のアカデミー賞・視覚効果賞受賞前、不安がっていたいう山崎監督に、
「絶対取るから心配しなくていい」と伝え、私は寝てました。と仰っていた記事を読みました。
すごいw かっこいいのだ!
本作も。。
白組とタッグを組んだ幻想的で迫力があるVFXを駆使したシーンも多く、見応えがあった。
アクション監督には、間違いないでしょ!の園村健介監督を起用!
ロケーションも豪華!!
奈良公園・鷺池に浮かぶ浮見堂や、仁和寺、大覚寺、国宝の金堂での素晴らしいシーン!
本物が持つパワーは圧倒的だった!
あんな場所ならば見えない何かが本当に見えそうだ!という説得力があった。
呪いの舞いを舞う、あのお方のシーンもワクワクした。
キャストも、賢人君、染谷君も良かったし、奈緒ちゃんも可愛かった!!
あんつん♡も、にじろ〜も好きなのに。
(2人共フェードアウトでさみし( ; ; ))
帝の彼もナイスキャスティングだった。
なのに、何故なんだろ?何かが足りない。
心に響くモノが少なかった(°▽°)
もっと、おどろおどろしい凶悪な呪いを払うのかと思っていたので、若干の肩透かしをくらった印象。。
人間のいやらしさ、陰謀なども、もっと胸くそで良かったし、怖がらせて欲しかった。
そして結局の所、晴明は他の呪術師とはレベチな存在。圧倒的だった。
人嫌いな晴明と良い奴過ぎる博雅との友情は上手く見せていたし、博雅とよしこ女王との叶わない恋模様は切なかったが、個人的に観たかったのはソコじゃなかったかな。。
思っていた内容と違ったのでノリきれませんでしたが、映像は美しく、見応えがありましたヨ♪
ストーリー展開もスムーズで、現実と精神の世界との融合も上手くまとめられており、破綻していないのは、さすが佐藤監督だと思いましたネ♪
とりあえずみんな観て下さいね!
ヒットしないと次の予算が出ないよ。。
◯どーでもいい事◯
女性陣の髪の毛がすごーーー長くて、私も生まれてから1回も髪の毛切らなかったら、こんなに長く伸びるのかな〜なんて思って見てました
( ´ ▽ ` )
あと、山崎監督も佐藤監督もお忙しいだろうから、ちゃんとお二人の時間は持てているのかな?とか、余計なお世話な気持ちになったw
原作好きにはうれしい作品
『また山崎賢人か!』
最近歴史ものには、彼を出せば外れないやろみたいな風潮があるのか?!
まあ、涼しい顔だし、老若男女に好かれそうな感じ。
それはさておき・・・
映画の内容は、『陰陽師0』のタイトル通り、安倍晴明が一介の学生(がくしょう)から、陰陽師に成り上がるきっかけになった物語が中心。
時は平安時代。
闇が闇であった時代。
闇の中には、この世のものではないものが人ともに生活していた時代。
人もまた、この世でないものの存在を畏れ奉っていた時代。
『狐の子』と噂された晴明は、寛朝に会いに訪れた相国寺で、貴族の余興に付き合わされる。
晴明は『呪』を使い、貴族たちに一泡吹かせる。
天皇家の流れをくむ源博雅は、偶然それを見かける。
原作でも描かれたシーンの一つから始まる。
得業生である橘奏家が殺され、その犯人捜しの流れから晴明が疑われることになるが・・・
作中では、原作のシーンが忠実に描かれていた。
例えば、晴明が博雅に事あるごとに言う『博雅、お前は、いい漢だな。』を聞いた時には、思わずニヤリとしてしまった。
あるいは、女王の屋敷に呼ばれた際に『俺は飲まんぞ。』と言いつつ、酒を飲み干すシーンは、ファンの心をくすぐったことだろう。
他にも、原作で描かれたシーンがそこかしこにあり、原作マニアにはうれしい作りだった。
またCGシーンがよく作られていた。
デジタル技術が進化した現代の技で、晴明の放った呪の迫力が何倍にも描かれていた。
総じて、なかなか見ごたえのある作品だった。
ぜひ、原作(夢枕獏でも岡野玲子でもよい)を読んでから行くことをお勧めしたい。
次回作にも期待を込めて5.0
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