劇場公開日 2024年6月21日

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「人は生まれる時も死ぬ時も選べない。時も場所も。」九十歳。何がめでたい はるさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5人は生まれる時も死ぬ時も選べない。時も場所も。

2025年6月29日
iPhoneアプリから投稿

自分で決めたりすることが出来ないのが人生なのだ。逆らってばかりいてはいけない。もそっと従順にならなくてはいけない。それを教えてくれるのが時の流れと言うもの。足掻けば足掻くほどに情けなさは倍々ゲームに陥いる。素直に怒り、嘆き、笑う。前半はツブサに教えてくれていい映画だった。しかし後半はどうしょうもなく切ない。世間への愚痴は胸に閉まって笑顔でいられるように修行を積まねばいけないはず。なのに世間への罵詈雑言の垂れ流し。辛くはないのだろか?少なくても佐藤愛子と言う作家は醜態を見せる人ではない様な気がしていた、が、間違いだったのだろうか?
あるがままに、なすがままに時を刻むのが老いと言うものであろう。

はる
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