ゴッズ・クリーチャーのレビュー・感想・評価
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「全員(God's Creatures)、地獄へ落ちろ!!」
「全員、地獄へ落ちろ!!」って。だが、映画の中のセリフだから。
大日本帝国なら「岸壁の母」で終わるのだが、保守的であっても「絶壁の母」は嘘を付けるわけが無い。それは神が許さない。キリスト教原理主義とはそんなもんだろ。
まぁ、アイルランドでも、こんなことは無いだろう。鳥肌物。
何も言えない。
保守的な社会は何事も無くとも簡単には受け入れてはくれない。それが同じ島国でもグレートブリテン北アイルランド連合王国と大日本帝国の違い。
故郷に帰って起業出来る日本とは違う。
七年の帰郷なんてそんな簡単には受け入れて貰えない。イギリスはね。
追記
2回見たが、最後の「流れ者はもう終わり」っていうのか。アイルランドの歌が心に響く。
LANKUM の「the wild rover」だそうだ。答は全てここにある。真のテーマがここにあった。
ネタバレ。
「七年目の恐怖」だね。正直、そうだろうなぁって思ったが、男の僕には真の怖さが最初分からなかった。申し訳ない。
アイルランドは好き
でも正直内容はいまいち。
好きな俳優さん達だったので期待したのに、残念。
アイルランドの漁村での小さな?出来事から始まる不協和音…か?
突然帰ってくるブライアン。
その理由がよくわからない。
とはいえ手放しで喜ぶ母親。
最初は良かった、のかな。
冷静な姉。気難しい父。介護が必要な祖父。
ずっとずっーと不穏な空気が流れる。
田舎の小さな漁村だから、多分何でもお見通しだよね。
しかしブライアンとサラの関係など、よくわからないところがあり難解だった。
そもそも仲良しだったの?
最後の母の行動はあまりに切ない。
もっと前に出来ることあったのでは?
田舎の風景は良かった〜。
漁村の女性達は逞しい。
アイルランドの漁村にて
暗闇でダンス
アイルランドの田舎の漁村が、オーストラリアに移住して音信不通だった男が突如帰宅したことで不穏な事態に陥る話。
女はみんな水産加工会社で働いて、男はみんなカナヅチ漁師?な村で溺死したマークの葬式を行っていたら突如ブライアンが帰って来て…牡蠣の養殖を始めたと思ったら、密猟がなんちゃらかんちゃら言い出したりはあるものの、大して話しが動かず冗長気味。
しかしながら後半になってからは人間ドラマにサスペンスにと、胸糞悪さとか哀しさとかが入り乱れるなかなかな展開に。
ギャップという意味では良かったのかも知れないけれど、前半のテンポの悪さがもったいなかった。
比べるものではないけれど、ラストのサラの横顔よりも、PERFECT DAYSの平山の正面の表情の方が響きまくるよね、
雰囲気は好き
映画全体の雰囲気とか、
作風とか見せ方とか全部好きなんだけど、
ストーリーにどこか納得いかない。
だってこれ、母親の葛藤もそうかもだけど、
サラの話なんだよね?
あまりにもサラの心情が伏せられているように見えて、
もう少し掘り下げても良かったんでは?と思った
ただ、エミリーワトソンもポールメスカルも
めちゃめちゃ良かったし、
あの危うい母と息子の関係性が如実で、
惚れ惚れする演技でしたな
ラスト、エミリーワトソンの力強い歌声も良かった。
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