スミコ22のレビュー・感想・評価
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窮屈なレールから離れ日常の日々を日記の如く映す
2024年劇場鑑賞54本目 凡作 40点
因みに2024年劇場鑑賞53本目は2021年劇場鑑賞済みの街の上での今泉力哉監督と穂志もえかさん登壇舞台挨拶です
予告に惹かれたが、そこが頂点だった気がする作品
今作のような、所謂世間がなんとなくの認識で作り上げた普通や一般的から、何かしらの理由で一時的に離脱したり、ギャップから心を休める空虚を繊細に心優しく描く昨今増えているジャンルだが、同年だと三日月とネコやココでのはなし、2023年だと朝がくるとむなしくなるやコーポアコーポなどと他にも数多くこの手の作品を鑑賞してきたが、個人的に他作品と比べても心を取り戻している優しい時間のPV映像の面白みに欠ける印象
まぁでもリアルな起伏がない日常と女性の心情と些細な楽しみ心の映像は、男性が観ると理解はできる限り歩み寄ってできるけど、深く共感はできなかった
同年の同じような作風というか似ている雰囲気の作品である走れない人の走り方と冗談じゃないよという映画も予告がピークで、同じく新鋭の女性監督ということで、どちらも面白くないユーモアのようなカメラワークや変わった音楽に合わせた踊りなど、冷める演出が多く今年はその三作でそういった鼻が鍛えられた気がする
新社会人 22歳の女子、 自問し、日記を綴るように、過ごしてゆく様...
想像より弛いなとBacchusは思った。
自分の感覚が曖昧なものになっていることに気づいた飲食店勤務22歳静岡スミコの9月の話。
なんだか聞き取りにくいボソボソナレーションに始まって、あーこういうヤツ?
なんてことないゆる〜いぬる〜い日常を絵日記の様にみせていくけれど、これといってピンとくるものはないし、面白かったのはいらっしゃいませぐらい。
新卒4ヶ月で会社辞めても、特に考えず飲食店でバイトしても構わないけれど、退職理由がそれは流石にね…と自分は感じるタイプだしね。
まあ、それを是とする人がいるのもわかるし、そういう思想の人が作った作品だし、これを面白いという人がいるのもわかるけれど、そりゃあ自分にはハマらないよな…という感想。
公開2週目の日曜日で満席なのはびっくりした。
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