「サメにゃん」そして、優子II Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
サメにゃん
田舎町でヤクザの父親と2人で暮らす高校3年生の娘の話。
父親とは仲が良く、組員たちからも可愛がられる主人公が、進路について考えながら日常を過ごす中で、父親の組にも時代の波で変化が訪れることになっていく。
ロケ地は沼津だったし、学校の生徒数も結構いたけれど、一応離島という体ですかね。
そしてしのぎが減って厳しい設定だけれど、暇つぶしに野球ばかりだし、みんな他に仕事はしていない設定ですかね…なんて思っていたら、そんなに金に困っている感じ?
それに母親は、父親に対して言っていることは正にだけれど、実の娘に対してあまりにもクソ女過ぎ。
普通を望む主人公が、炊飯器が切っ掛けで普通とは異なることに憧れる男の子と仲良くなって、そして自分の出自やこれからを考えなきゃいけなくなって…普通ってなんだろうと言いつつも、やっぱり普通のJKな主人公で、可哀想な感じにみせるわけでもなくなかなか面白かった。
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