劇場公開日 2024年2月2日

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「かなり好みの作品だったのですが……」罪と悪 よしてさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5かなり好みの作品だったのですが……

2024年2月8日
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少年時代のトラブルを描いた序盤から、その後の主人公たちとそれを取り巻く社会の闇を描く中盤までは、かなり楽しめました。
高良さん大東さんをはじめとして、脇を占める佐藤浩市や椎名桔平まで、演者たちは申し分なしです。半グレとヤクザの抗争も、エグくなりすぎず、それでいて悪い奴ほど得をする社会構造も炙り出しています。

ただし、終盤の展開はちょっといただけない。自分が何か大事なシーンや伏線を見逃してるのかと思うほど、納得できない展開です。
メイン二人のある種の決意は描かれないままだし、語られてることがすべて映画内の真実だとしても、真犯人の行動に無理がありすぎる。

楽しめたけど、ちょっと残念な作品でした。

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よして