「罪と悪と馬鹿?」罪と悪 ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
罪と悪と馬鹿?
クリックして本文を読む
過去の事件と現在の事件がリンクして、ってプロットはまあありがちな話で、描きたいのは人間ドラマなんでこのプロット使わせていただきましたって作品か? にしてもディティールが雑すぎて、ミステリーとしては成立してないし、人間ドラマもいろいろ中途半端。
前半風呂敷広げてたんで、後半のたたみかたを期待していたらどんどん話が破綻していった。
とにかくツッコミどころ満載である。とくに酷いのは、直哉の自殺体を発見するや、部屋を探しまわってベッドの下から血痕のついた石を見つけて「これを探していたんだ」ハイ、小林少年の殺害被疑者決定ってあんまりじゃないか? 捨てにくい特殊な凶器ならともかく死体は河原に、凶器の石は自宅のベッドの下ってありえんだろう。田舎の警察はノーミソないのか?
珍しく佐藤浩市が死なない役だった。
コメントする