「監督のオリジナル脚本」罪と悪 こぺさんの映画レビュー(感想・評価)
監督のオリジナル脚本
監督が助監督時代に、この作品の構想等を高良健吾さんに話されており、初監督作品として実現されたものだという。
監督が脚本もオリジナルで書き下ろしているだけあり、作品のテーマや演出等一貫性があり、重いテーマながら血の通った作品であったと思う。観る者が各演者を主観客観様々な角度で、各々の『罪と悪』を掘り下げながら浮き彫りにしていく工程を鑑賞後半日経っても楽しみながら余韻に浸っている。久しぶりに深く考えさせられる趣深い邦画に出逢えた。もう一度劇場で観たい作品。
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