「同じADHDとして共感してしまった」ノルマル17歳。 わたしたちはADHD Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
同じADHDとして共感してしまった
ネット検索で偶然発見し、興味本位で観にいきました。ミニシアターで上映されている映画を観るのは初めてですが、同じ発達障害を持つ者としてすごく興味深い内容でした。
2人の女子高生、絃(いと)と朱里(じゅり)はADHDを持っており、物忘れが激しい等の特性によって普通の生活に馴染むことができませんでした。それぞれの家族からも理解してもらえず、生きづらさを感じながら苦しんでいました。
私も同じ経験をしたことがあるので、「確かに、彼女たちの気持ちわかるな…」と共感してしまいました。同じミスを繰り返しても、自分でどう解決したらいいのかわからないので、何度注意されても簡単に直せないのが発達障害の特徴です。そのため、ありのままの自分を受け入れ、周りからの理解を得ることが何よりも大切だと痛感しました。他にも、ある人物が言った「適当に生きなさい。」という台詞には、「素直に生きても大丈夫だよ」というメッセージが込められていて涙が止まらなかったです。
東京では吉祥寺しかやっていなかったですが、個人的に観てよかったと思える作品になっていました。発達障害を持つ人には是非観てほしいです!
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