「「本当には殴っていない」映画に見える」生きない La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
「本当には殴っていない」映画に見える
思わぬ運命に翻弄されるアウトローの男たちのぶつかり合いというお話。ウガ~ッっていうエネルギーの迸りはしっかり感じられたのですが、例えば殴り合いのシーンで「あ、本当に殴ってはいないな」という事が明瞭に分かりました。別に、本気で殴れと言っているのではなく、そんな事が素人にも分かる様な画作りの雑さには気を配ってほしかったという事です。その「本当には殴っていない」が物語の造りにも通じていたと思えました。
少し残念でしたが、このエネルギーを凝縮してスクリーンから溢れ出させる様、自作に期待したいです。
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