生きない

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生きない

解説

俳優であり演出家、映像作家としても活動する蓮田キトの長編初監督作品。「仮面ライダーアマゾンズ」三崎一也役などで知られる高木勝也と、小柄な身体を生かしたアクションに定評のある俳優の久獅を主演に迎えた。

千崎組の仕切る下町・梅洲(バイス)に生きる冴えないチンピラのタマオは、組から「掃除」と称した仕事を任される。それは、町一番の嫌われ者のヤクザ、キンジロウの亡骸を葬ることだった。ところが、ひと気のない山中に埋められそうになった直前、キンジロウは息を吹き返す。キンジロウを殺すことができないタマオは、彼を自宅に匿うことになる。振る舞いは横暴だがどこか憎めないキンジロウと、何事にも流されて生きるタマオ。風俗嬢のムツミを巻き込み、正反対の男2人の奇妙な共同生活が始まるが……。

キンジロウを高木、タマオを久獅が演じ、ヒロインとなるムツミ役は「LONESOME VACATION」「天使じゃないッ!」などに出演した都志見久美子、町を牛耳るヤクザの千崎ケン役を「いずれあなたが知る話」の大山大が務めた。

2023年製作/83分/G/日本
配給:ベストブレーン
劇場公開日:2023年11月4日

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(C)SmokeyLampStudio

映画レビュー

4.5たぎる情熱と切なさ、「生きる」ことへのカウンターパンチ!!

2023年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

「生きない」

タイトルをずっと頭に浮かべながら鑑賞した。

逆だよね「生きる」だよね、って思いながら鑑賞した。

地を這い、迫りくるエネルギーが最期に昇華され・・・うん、やっぱり「生きる」
なんだわ。

ドントシンク。フィール。な快作!!

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かめコーチ

3.5生きないとは

2023年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

チンピラのタマオはお人好し、ヤクザのキンジロウは無茶苦茶だけど憎めない、風俗嬢のムツミはお節介と三人のヒューマンドラマだと思う。
何度かピストルで打たれそうになったり、自分でピストル自殺しようとしたり、「生きる」とは何か、逆に死に損なうと「この街で生きない」とは何かを考えさせられる。
W主演の高木勝也と久獅の熱い演技が素晴らしい。初の長編監督の蓮田キトは、この作品に対する思いをヒシヒシと感じた。ラストは、なかなかまとめるのが難しい中、よい終わりだったと思った。
「いずれあなたが知る話」で怪演した大山大が本作品でも重要な要素で怪演している。

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Bird Life

2.0燃焼不足

2023年11月5日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

単純

千崎組というヤクザの仕切るやさぐれた下町の梅洲で、兄貴分に頼まれた掃除の仕事を失敗したチンピラが、それを隠して追い詰められる話。

山中で死体を埋めようとしたら急に生き返り、パニックになって銃を乱射するも全ハズシ。そして埋める予定だった男を連れ帰り、なぜか匿って巻き起こっていく。

こういう話しにユーチューバーを登場させたり、地下相撲とか織り込んで来るのは今っぽくて良かったけれど…雑多で荒ぶった空気感の割には、ラクダもキンちゃんもタマオ、フリに対しての拾い方が何だかマイルドというか、バイオレンスさが足りないし情けなさも足りないし。

つまらなくはないけれど、ちょっと拡げた風呂敷がデカすぎたのかな。

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Bacchus