あんのことのレビュー・感想・評価
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救われない状況のオンパレード
実話ベースとのことだが、かなり脚色しているのだろう。邦画はこういう、これでもかこれでもかと極端に救いようのない、情に訴える設定にするのが得意だ。そういうのって、逆にリアルさに欠けると思う。「かわいそう」と思わせることに脚本の重きを置いたみたいな展開なので、どうもこういう悲惨さ運の悪さ自慢の映画は安直に思えて好きになれない。
河合優実さんの演技はすごいのだが・・・
河合さん演じる杏は、実在の人物ハナさんをモデルにしたようで、壮絶な環境で育った役なのだが、とても素晴らしい演技だった。彼女は不適切のドラマで認知したが、NHKのドラマも見て一気にファンになりました。
しかしこの映画の鑑賞後がやるせなくなる。杏は周りの人に助けられて頑張ってなんとか抜け出そうとすると、助けてくれる人たちや制度があることには希望を少し感じるが、知恵がないわけだからなかなか厳しい道のりなのでみていてドキドキしてしまうシーンも多かったし、親の演技もかなり怖かった。
コロナのせいで人生狂ってしまった人はきっと多いだろうし、そういう出来事を映画にのせてくれたことは記録としても良かったとは思う。
子供とのシーンなどて映像に工夫があり、リアリティを味わうことができたような気がする、
しかし題材のせいなのか、結末のせいなのか何かが足りない気がしてもんもんとしてしまった。
❇️『佐藤二郎さんの掴みどころのない役良かった』
あんのこと
❇️『佐藤二郎さんの掴みどころのない役良かった』★彡たくさんカットされたシーンも観たいな。
2018年頃〜🇯🇵東京
売春、覚醒剤で逮捕された少女が杏が主人公(優美さん)警察に捕まる事をキッカケに、ガサツな刑事(佐藤二郎さん)をキッカケに更生していく?
実話を基にしたストーリー。
(2020年コロナ禍、25歳で亡くなったハナさんの事件)
◉75C点。
★彡何故亡くなったのか?じっくりと考えて落ち込んでしまう映画。それでもたくさんの人に観てほしい映画。
🟢感想。
1️⃣『親心目線で鑑賞👁️』
★彡もう悪い事起きないで🙏と心配しながら見てしまうなー
2️⃣『コロナ禍でまさかの展開❗️』
★彡想像もしない店の閉店などで人生を変えてしまった人がいるんですね。
ちなみに私はコロナ禍で良い方向に展開できました。
3️⃣『心の隙間に入ってくる新たな展開に驚き』
★彡私的には何故警察に行かないのかと思ってしまった。母性?学がないから?心の隙間?辛い事を忘れたい?中々深いなぁ〜
4️⃣『負の連鎖がエゲツない😱』
★彡全て落ちるための前置きに過ぎないのか?
5️⃣『救いのない映画でした。』
★彡なんとか自分なりに救いを考えてみました。🌀ネタバレに記載。
6️⃣『佐藤二郎さんやっぱり良い』
★彡ガサツ感、良い人感、悪そうな面などつかみどころのない演技最高でした。🖐️
😢😱🫣👦🏻🎒🍜💸🚬💉📖🆘🧑🏻🦽👴
孤独、絶望。信頼できる大人がいてくれたら。
実話ベースであり、観ていてしんどい映画であることは予想どおりだった。
壊滅的な親子関係と生育環境の中にいる主人公。そこから救うのに必要なのは、一刻も早く母親から完全に引き離すことと、信頼できる大人の存在であったと思う。
ストーリーは大きく分けて、それが叶うと思われた前半パートと、うまくいかずに冷たい現実を突き付けられる後半パートに分かれている。
印象に残ったのは、清濁併せ持つ刑事を演じた佐藤二朗の演技。型破りで有り余るエネルギーが、良い方向にも悪い方向にも振れている役どころだ。結果的に最悪の結末を迎える引金になってしまうわけだけど、主人公を救いたいという思いは、恐らく本物だったんじゃないかな。そういう人間の複雑性や悲しい性を感じさせる演技は、(クセが強くて賛否あるだろうけど)見応えがあった。
余韻を残したいであろう終盤のいくつかの長尺シーンは、同じく貧困や人とのつながりをテーマにした「万引き家族」を彷彿とさせたが、残念ながらその域にまでは達していなかったように感じた。それは俳優の演技と監督の力量の差かなとも思いました。
映画の一つの仕事 伝える
リアリティを感じない。レベルの低いモキュメンタリー
実話を元にして作ったらしいが、脚本がまとまっておらず、映画として脚色する事でリアリティも失われている。
俳優の芝居は良いので、誤魔化されているが
この映画を何の為に作って、世に何を問いたいのかがサッパリ分からない。
新聞記事で見た悲惨な現実をただ悪戯に脚色して薄めただけである。
何を描きたいのかの的が全く絞りきれていない。悲惨な現実を元に映画として昇華して作れていない。
神も仏も·····
つらい現実に憤りを覚える
痛い。
実話をもとに。
との事らしい。
まずは、「痛い」。
観終わってなんか痛い。
痛車とか痛い人の痛いではなく
感覚の痛い。
助けを求める人がいて
助けるけど見返りを求める人がいて
結果が想像できるのに
形を壊す人がいて。
後悔先に立たず。
もし、事が発覚せずにコミュニティーが存続していたら。
もし、後ろめたいことをやめさせたうえで
コミュニティーに注力させることが出来ていたら。
もし、コロナが蔓延しなかったら。
もっともっと寄り添える人が居たら。
杏は死ぬことは無かったのだろう。
さて、観るきっかけとなったのは
佐藤二郎が好きだから。
佐藤二郎とは誕生日が10日しか違わない同い年w
誰も興味のない事を書いたw
で、佐藤二郎が出ているなら
作品の出来なんかあまり気にしない。
演技が見れれば十分。
がしかし、河合優美も凄かった。
最近名前を耳にする。
それはさておき。
佐藤二郎と河合優実の演技が凄まじくて
稲垣吾郎さん影薄い。
今後は河合優実に注目かも。
話戻るけど
コロナも記事もなんもなければ・・・・
生きててほしかった!!!
と、強く思った。
実際の話は、杏が死んだ後に逮捕されたりと
映画用に話を作っているらしい。
それでも十分色々な物に振り回されながらも
一生懸命「生」にしがみついた女の子の話。
観ていない方は、是非・・・体調万全の時に
ご覧くださいませ。
重い…重さしかない
激重
人には勧められないけど…
映画からサブスク配信早すぎません!?
映画館で見ようと思ってたけど遠すぎて諦めてたらアマプラで配信始まった…
でも、映画館でみなくてよかった!
これを大画面で観てしまったら3日は引きずりそう。
杏ちゃんがいい子すぎるが故に余計辛い。そしてラストは…
自分は新型ウイルスの影響で生活が一変することはなかったので、ニュースなどでウイルスによって生活に影響が出た方の話を聞いてもピンとこなかったのですが、この映画をみてこういうことか…と何となくですが理解が深まりました。
大人も子供も孤独には耐えられないと思いますが、やっぱ大人がちゃんとしなきゃですよね。
この映画を観て、内容を誰と語り合っても結局は他人事なのかなとちょっと寂しくなりました。
運良く虐待もされてないし危ないお薬とも縁のない人生でしたので…
まわりでヘルプを上げてる人や困った人がいたら、正しい方法で助けてあげたいと強く思います。
運命論と言われようが…
この映画は良い環境に生まれ自分の力で自立したと勘違いしている自分含めお花畑の人達に現実を思いっきり叩きつけてくれます…人生は決定論だと思っていたい自分に恵まれていたことをまざまざとこの映画は教えてくれます。様々な感情の交錯でぐちゃぐちゃになります、凄い映画に出会えて良かったです。最期までどうしようもない運命の中で必死で行動し運命を乗り越えようとする1人の健気な女の子に甘ったれた自分に喝を入れて貰えました。キャストの皆さんの熱演、スタッフの皆さんの凄まじい情熱を感じた映画でした。
人生で一番観るべき映画が更新されました、これは孫の代まで見て欲しいリアルが詰まっています、絶対皆さんに見て欲しいです。
この世はクソでした
海外映画やドラマで若者を引き合いに出すと定型文のように酒、セックス、ドラッグが既定路線のていで脳ミソを変換しないとついていけないのに対し、日本映画でやるなら絶対にこうでなくてはと思う。
まあ映画というか実話なのだからしょうがない。
フィクションでここまで描かないとわからない隣の世界が日本にはある、日本人にはあると言うべきか。
邦画に求めてる空気はこういう空気なので個人的には満足。
持論ですが邦画はこうなり洋画はああいうものばかりになるのは現実世界と逆のものを求めやすいからかなと思う。スーパーヒーローが必要な地獄じゃないんですよ、日本て。
それぞれに地獄はあるんですが、遠ざけられるんですよね、知りたくない事実を無意識に避けてる。関わりたくない、誰もが。私もそう。
主演はあの年代でもはや彼女以外誰にできただろうか、河合優実と同じ世代の人達は大変だろうなと思う。
佐藤二朗演じる多々羅とあんの距離感は見る人には異常に見えるかもしれない。演技と空気で映画にパッケージしたから映えて見えるが…そこがどう見えたかで評価はわかれるかもしれない。
彼女1人がこの世の歪の被害者ではないし、
誰か一人がこの歪の加害者でもない。
自分はどう生きてきたのか、どう生きたらいいのか、見て見ぬふりだけ上手くなって、なにも感じなくなってしまったら…そういう人に確かめてもらいたい、この映画がどうだったか。
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