「なんのこと?明烏?」あんのこと マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
なんのこと?明烏?
この映画なら『子宮に沈める』を観てもらいたい。この映画の様な不幸に遭遇する前に餌食に遭っているはずだ。こんな毒親ならね。
貧困で苦しんでいる人達はこんなウマシカ者ばかりじゃない。
さて、
『義務教育を放棄したのは自己責任?』この言葉だけで、この映画の価値は決まると思う。
日本人の大概の人が忘れているか、間違って解釈しているって事。この演出家もそれを全く知らない。若しくは誤解している。また、見る者も知らない。
だから、こう言った間違いの映画が過大評価されてしまう。
薬に手を出さなくとも、明るく元気に春を売っている少女が沢山世の中にはいるんじゃないかなぁ?
夜間中学に行く場面が登場するが、昔にもこんな映画があったね。相変わらずの大日本帝國劇場。
『不幸を売る映画』や『春を売る仕事』はいい加減やめてもらいたい。
どうせなら、薬打たないで、毒親をなんとかして、警察のご厄介になるとかじゃないかなぁ結末は。
刑事が春を買っていたの?不味いでしょ。薄気味悪いね。
『親から虐待を受けた者が、また虐待を繰り返す可能性がある、と言うのは遺伝ではない。』それは間違いない。社会的な第三者によるバイオレンスが問題である事は既に示されている。この演出家は『遺伝を否定した』と言っているが、そんな事は普通外国人なら分かる事。誤解しているのは日本人。義務教育を知らない事と同様である。
寧ろ、自殺は遺伝するのかもしれない。この演出家の意図する結末だったのだろうか?トラウマになる感動的な結末。
だよ全く。
追記
パンデミックと関連付けしているが、この実話と言う事件は20年くらい前の事件なんでしょ?ちょうどバブリーな時代が終わる時期だ。大日本帝國はそれでも奈落を落ち続けたって事だね。