「あまりに理不尽で、不条理で、なかなか感情移入できなかった。 第三者...」あんのこと まみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりに理不尽で、不条理で、なかなか感情移入できなかった。 第三者...
あまりに理不尽で、不条理で、なかなか感情移入できなかった。
第三者の立場で鑑賞するにも現実味がなく…これだけ入り込めないのは、自分が無難で幸せな人生を送れているからなのでしょう。
カメラはドキュメンタリーのように、誰しもがもつ弱さをひたすら映していた。
人の弱さだけでなく、社会の仕組みの脆さも。
問題提起をするで訳ではなく、「未来に向かって、もがいて頑張ってたけど、結局は社会の穴に落ちてしまった女の子がいた」という事実を、心に打ち付けられた感じ。
杏が預かった男の子が、ママと一緒に帰っていくシーンだけが救いだった。
二人の幸せを祈ります。
コメントする