劇場公開日 2024年6月7日

「現代の「不条理」」あんのこと でぐぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5現代の「不条理」

2024年7月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

パンデミックは世界中に「不条理」を産み落とした。やりきれない事件を元に良いシナリオが、出来たと思います。
で、私が普段からその「芸風」を好まない、佐藤二朗。観客のミスリードを誘うための配役なのかはわからんが、散見される有名俳優のキャスティングに不満。時期的にたまたま、河合優美が旬の配役にはなったが、そこまで印象のない役者だったので、なかなかの衝撃。
で、何かを乗り越えてこない役なのに有名人を使われると、せっかくの「リアル」が損なわれてしまう。
入江監督のしがらみなのか、そうでないと木下もお金が出せないのか。
稲垣吾郎の芝居なんて「情」は端から持っていないしなぁ‥とか。ハイハイ、早見あかりの「はすっぱ女」ね。などと、印象を抱かせる必要はあるのだろうか。
渾身の作品も、河合の怪演も、そんなとこで「どっちらけ」。映画を楽しみたければ、普段こっちがテレビを観なければいいのかな。日本映画にそんな文句言ったらいけないの?そのうち河合優美にも「ハイハイ」とか言っちゃうのかな。頼むからCMとか出ないでね。
あれ?いい映画の感想書こうと思ったけど、文句のほうが多いなオレ‥。

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でぐぞう