「相変わらず小難しい話しをしてセックスするいつもの村上春樹作品だが」めくらやなぎと眠る女 taketakekiさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらず小難しい話しをしてセックスするいつもの村上春樹作品だが
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ライブドローイングで作成されたアニメーションの動きは良かった( 特にかえるくん) が、
人間のキャラクターの顔が福笑いの出来損ないのような顔で、ぶっちゃけキモい。青年と子どもが話すシーンでは同じ顔同士が喋っていて4P田中くんの川三番地のようでした。
主人公の顔は、村上春樹本人をモデルにしたという噂を聞いたが、だからといって女の顔まで村上春樹に寄せることはないでしょう?マルコヴィッチの穴かよ?
で、不細工な顔したキャラクター達が「 いつもの村上春樹」 よろしくセックスしながら語るんだけど、不細工同士の絡みは見ていて気持ちいいものではない。売れない小劇団の顔立ちが微妙な役者が演じる恋愛モノくらい見れたもんじゃない。
カエルくんが東京大地震を起こす大ミミズを倒すシーンは楽しみにしていたのに、カエルくんの思い出し語りで終わらせてしまう。そこは、ちゃんと映像化してよー? 予算がなかったわけじゃあるまいに?
ハルキストだったら楽しめるだろうけど、キャラクターの顔が見分けつかなくて、わけわかめだと思うのであまりお勧めはできません。
うだうだ言ってますが「 バーニング」 と「 ドライブ・マイ・カー 」 のような成功例もあるので、これからの村上春樹原作の映画が楽しみです!
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