「絵がシンプルな分、アニメなのに文字として入ってくる」めくらやなぎと眠る女 ひでぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
絵がシンプルな分、アニメなのに文字として入ってくる
正直、絵は苦手ではあったが、村上春樹の雰囲気はどんなものかと鑑賞。(原作未読)
最初は独特な雰囲気と吹き替え陣の声とで集中するも、だんだんと取り残されてくる。
絵も特に変わらず、(カエル以外に)感情移入もしづらいデザインのため、逆に話だけが入ってきて、それを理解しようとがんばるが、最後の方でなんとなく理解できるかな、というライン。
ドライブ・マイ・カーもそうだが、女性の理解の仕方で解釈の鍵になりそう。
数ある抽象的な文章がアニメーションで表現されるが、そのままの表現なため、少しとっつきづらい。
小説読んでみたくはなる作品ではあった。
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