ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズのレビュー・感想・評価
全36件中、1~20件目を表示
そういう約束はしないんだ
ベイビーわるきゅーれ初めて観ました
アクションシーンが凄いですね
これぞ映画
俳優さんが命削って作ってます
セリフも観客に媚びていません
一度負けた相手との再戦前に「別の世界でも仲良くしてくれる?」との問いかけに、言ったセリフが上手かった
今迄の日本映画なら、しみったれた「大丈夫だよ、あたしが付いてる」とか言ってます
自立を促して、やる気にさせる深い言葉選びにセンスを感じます
本当にかっこ良かったな
個人的には一作目が好きですが面白かったです
・ちさととまひろの仲が良すぎる
仲が良くてどこが悪いのかと言われそうですが、常にべったり仲がいいよりも、少しケンカや行き違いがあった方がアクセントになっていいのかも、という印象でした。
その点で、一作目が関係性として私は好きでした。人間関係がうまくいかないまひろがちさとに苛立つところとか、とても好きでした。
一作目で関係性が確立されてしまったのでしょうが、同居して出張先での遊びも一緒とか新婚夫婦みたいでうーん…という感じ。
もうしばらく凸凹感を引っ張ってもよかったかも、とは思いました。
・池松壮亮さんがやはりすごい
殺人鬼としての雰囲気も怖かったですし、めっちゃ動いていて、本当になんでもできる方だとまたまた感心しました。
フィギュアスケートのコーチ役の時も感じたのですが、体幹がしっかりしていて立ち姿が全くブレないんですよね。
少しくらい押してもよろけないだろうなという感じがあります。
個人事務所ながら2026年の大河ドラマも決まり、プライベートでは河合優実さんと交際…なんて輝かしい人生なの!?
・前田敦子はどうだったかな…
最初のキレまくりから、二人に心を許すまでの振り幅が大きすぎて、あからさまなツンデレ感がちょっと気持ち悪かったです。
おそらくそういう風に描いているのだろうけど、酔って「神谷浩史と小野大輔のディアガールストーリーズ」(ラジオ)の話を始めたのも、灰原哀にあこがれていた話も、なんだか気持ち悪かったです。気持ちが微妙にわかるだけに笑。
さらに、ちさと/まひろの若さと切れ味に比べると、年長者なりの動きで、ちょっとモッサリして見えてしまいました。
まぁそれも狙いなのでしょうが、あまり得しない役だったかも、という気はしました。
・伊澤彩織さんのアクション
第2作で少しアクションが少ないと皆さん思われたようですが、今作は世間の声を受けてかどうか、たっぷりありました。
伊澤さんは大変だったかもしれません。ただこれが彼女の真骨頂でもありますし、すごーく楽しませてもらいました。
やられそうになって、かなり怪我もする役でしたが、絶対に死なないと思いながらも「いやーん、かわいそう」とハンカチを握りしめて見ていた私は、どちらかというとまひろのファンなのでした。
人間関係が難しくてコミュ障な設定が共感しかありません。
逆にちさとのキャラクターが少し苦手になってきたかも…私の中では1、2、3と進むにつれてだんだん微妙になってきました。(でもまだ大丈夫です。)
・物語はというと?
あまり練り込まれた話でもなく、150人殺しを目指す野良の殺し屋、冬村かえで(池松壮亮)との一騎打ち的な話で、少し物足りない感じがありました。
その分アクション、銃撃戦は見どころがあって楽しかったのですが。
最後にターゲットと語らうのは定番となっていくのかわかりませんが、毎回「話なんかしてないで早く殺ってちょうだい」と思います。一瞬でも隙を見せたらダメなんじゃないかと余計な心配をする母心。
・まとめ
映画館でこのシリーズを見たのは初めてだったので、やはりアクションものはスクリーンで見るのがいいなぁと実感しました。
この先、シリーズが続くのかどうかはわかりませんが、なんだかんだ言ってまた見てしまうと思います。
この若い二人はとっくに死刑レベルの犯罪者なわけで、いつかこの仕事のことを真剣に考えることもあるのだろうか、と思ったり、思わなかったり。
そんな真面目な話でもないのかもしれませんが、このまま殺し屋稼業でいいの?とは思ってしまいます。
あまり百合っぽさを出さないでほしいというのは個人的な希望ですが、世間に需要は多いのでこれからも出してくることは覚悟しています。今後も楽しみにしています。
「生きててよかった・・」が沁みる
面白かった。
最後の「生きててよかった・・」というセリフが沁みました。
道徳的な映画ではないし何人も死んでいるので矛盾しているが、最後には「生きよう」「命を大切にしよう」と思う映画なのではないかと思いました。
大満足
最強殺し屋6人組 対 孤独の野良戦士
これではさすがに敵わないか。
いや、でも強かったー。
孤独の中に強さと優しさとさらに孤独さが垣間見えたかな。キャラ最高!
アクション増し増し、可愛さ増し増し、宮崎増し増しでした。
須佐野さん声だけなのは寂しい。。仕事の都合かな?
七瀬さんのキャラも良かった。最後の焼肉屋の寝姿がなんとなくツボ。
そしてなにより、
あっちゃんカッコいいーー!!
そうそう、やっぱピンチの後どうするかだよね
ジャッキーチェンのアクション映画って、ジャッキーが最強って訳でもないんだよね。「ヤングマスター」とかさ。修行して強くなっても結構やられる。無双状態になるのは本当に最後の最後だけ。だからワクワクする。
過去二作はちょっと強すぎというかピンチらしいピンチもなくてサクサク進みすぎでさ。「プロなんで」と言ってもその「強さ」がどこからきてるのかが不明すぎてちょっとパワーバランス崩してる傾向だったからちょっとね。あと2人のわざとらしいとも言える「へらへらさ」もね。まあ、それは三作目となると耐性ついたけど。
今回はやっと強い相手に負けてそれを乗り越えるシリアスさが出てて見応えあったね。アクションは元々いいわけで、今回もさらに磨きがかかった感じでグー!
前田敦子がなあ。キレ演技が一本調子で作品のムードにマッチしてない違和感があったなあ。方言優しいマッチョもパンチが足らないというか、結構弱い。対戦相手のキャラ設定も150人殺しと言ってもどこからが「伝説級」なのか分かりにくかったし、あの性格設定もちょっとやりすぎ感はあった。
まあ、でもシリーズ中では1番出来がよかったよね。ギャグ要素のための「へらへらさ」と「ぐだぐださ」なんだろうけど、そこは、まあ、ちょっとくどいよね。あれが好きなファンはもちろんいるだろうけど。
さて、シリーズものは三部作で完結が多いけど、次あるんかな?ドラマもあって、裏方も映画化でしょ?テレ東で映画をドラマでも、ってヤツだと「サイタマノラッパー」シリーズ思い出すなあ。次があるなら、武田梨奈出てほしいなあ。「ワカコ酒」よりも「ハイキックガール」だよね、やっぱ。最強助っ人役のカメオでもいいからさ。日本人女性のアクションシーンを世界に見せつけてほしい!!!
けっこうよかった
熊本が舞台で、この調子で寅さんみたいに盆暮れに日本中を巡るシリーズにしてほしい。この女優さん前田敦子みたいだけど知らない人だと思っていたら前田敦子だった。存在感があって演技がうまい。演技の何がうまいのかよく分からないけど、本当にその人そのものに見えるし、目が寄せられる。
最高のアクションに最高のキャラクター達!
待ちに待った続編だったので鑑賞!
殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろが宮崎県に出張
到着早々ミッションをこなし、バカンス気分を満喫していたが、ちさとはとあることに気づく
今日は相棒まひろの誕生日、しかしこの後は次の殺しの予定が入っていてプレゼントを用意する暇もない!
内心の焦りを隠しつつ、ターゲットがいる宮崎県庁に向かう
チンピラを一人消すだけの簡単な仕事のはずが、指定された場所にいたのはターゲットに銃を向けている謎の男
この男の正体は一匹狼の殺し屋、冬村かえで
150人殺しの達成を目指す“史上最強の敵”が、ちさととまひろを絶体絶命のピンチに追い詰めるのだった・・・。
というのがあらすじ!
これまでのシリーズ同様にアクションがやっぱりすごいし
ガンアクションも最高でした!
あといつも通りの緩急がいいですね☺️
そして冬村かえでが強すぎる…笑
シリーズ史上最強で最狂でしたね
でもなんか憎めないキャラ…
初めて銃を撃ったときのリアクションとか強い相手と戦ったあとの死ぬかと思った〜とかの純粋な感じがそう思わせるのか🤔
純粋に殺し屋のプロを極めていましたね…
よく勝てたよなと思うぐらいの強さ!
あと今回チームを組んだ2人のキャラもよかった!
入鹿とちさととばちばちだったしさらに灰原哀に憧れてたとか学生時代の話が笑えた笑
七瀬も筋肉ばかな感じが面白かった!
どのキャラも個性的で楽しめますね😊
ドラマはまだ3話しか観れてないので早く続きを観ようと思います!
今回もやっぱりちさととまひろコンビは最高ですね!
面白い映画をありがとうございました😊
またいつか続編お願いします!
アクションはお腹いっぱい。ユーモアセンスが低下。
1から2へストーリーもユーモアも戦闘も非常にレベルが上がったが
今作ではドキュメンタリーまでやるくらい
戦闘シーンかっこいいでしょ?すごいでしょ?の押しつけ感が強くて長い。
シャカシャカシャカシャカいつまでやっとん。
ゆるさはある。戦闘もかっこいい。
が、池松壮亮に助けられた空気は否めない。
池松壮亮、前田敦子らに完全に食われた主人公の2人。
正直かわいそう。
池松壮亮を出すからには、それに潰されない強みが欲しかった。
前田敦子も演技の幅も広がりいい味が出てる。
役者として長生きしそうでそこは良い。
ただ、絶望的にユーモアが足りなかった。
べびわる2との繋がりを口にするのはありだけど
そっちを思い出すとキャラとして2人の弱さというか成長の無さ
そして全体として作品の退屈さを感じてしまう。
なんかお金出す人とか周りから口出しされたの?
儲かるコンテンツとみなされてから、つまんなくなるパターンはもう見たくないんだ。
池松壮亮をたっぷりみたいならおススメ。
1,2のファンなら1,2をもう一回みることをおススメ。
生きてて良かった
いや~すっかり気に入ってしまった。
『1』『2』の評判は聞いていたけど何か見てなくて、今年になってから初めて鑑賞。もう一度。すっかり気に入ってしまった。
何が面白いって、低予算ながらキレキレの本格アクションもさることながら、高石あかりと伊澤彩織が織り成す緩い笑いとナチュラルなやり取り。ずっと見ていたい。
前2作を見た時(今年2月くらい)、すでに3作目の製作も発表。よし、次はもっと早く見ようじゃなくて、次は劇場で見よう!と。勿論地元の映画館ではやらないので隣町の映画館へ。
遂に劇場まで(しかも隣町の)観に行くようになってしまったこのシリーズ。くどいかもしれないけど、もう一度。すっかり気に入ってしまった。
TVドラマ版も現在U-NEXTで鑑賞中。これまた緩い。あるプロジェクトに参加する事になり殺しの合宿してるんだけど、弁当作りとかするハメになって、ホント何やってんだろう…?
さて、今回の新作は作品人気や主演二人の着実ステップアップもあって、シリーズ最大規模で公開。と言っても全国130館の中規模公開なのだが、初期からすると増えたもんだ。しみじみ…。
そしてアクションもスケール(ロケ地)も敵(ゲスト)もピンチも間違いなくシリーズ最大。危うし、ちさと&まひろ…!
珍しい出張。シリーズでは初。
早くから報じられていた通り、今回の舞台は、やって来ました宮崎~!
早々と仕事を済ませ、バカンスを楽しむ。
ビーチではしゃぎ、夜は焼肉。宮崎牛だよ!
翌日はまひろの誕生日でもある。プレゼント用意してない。ピンチー!
その前に、もう一仕事。県庁に侵入してターゲットを始末する簡単な仕事の筈だった。
しかしそこにいたのは、ターゲットに銃を向けた一人の男。
どちらさん…? 同業者…? ダブルブッキングってやつ…?
お暇しようとしたら急にブチギレ。コイツ、ヤベー奴…?
ヤベー奴で、トンデモねー奴だった。
メチャクチャ強い。銃の腕も格闘も。二人がかりでも互角…いや、それ以上。
まひろと一対一。まひろをKO。
何者…?
難は逃れたが惨敗し、ターゲットにも逃げられる。仕事失敗。
仕方なく(焼肉食べて)帰ろうとしたら、宮崎の殺し屋二人が現れる。男女バディで、男の七瀬はガタイが良くて方言強めで温和だけど、女の入鹿は…。高圧的な態度と性格。先輩だけど、マジムカつく! しかもこの一件を協力要請じゃなく、強制命令。
あの男を始末。苦手なチーム行動で。
あの男の少なからずの情報。協会には所属してない“野良”。
名は冬村。協会からも要注意危険人物。これまでに150人も殺した凄腕だった…。
前2作もそれなりに名のあるキャストは出ていたが、今回はビッグゲスト。
まず、劇中で“怪物”と称されていた如く圧倒的存在感の池松壮亮。
血まみれ初登場シーンからインパクト。150人の殺しを日記に細かく書き、反省や向上。
繊細な役や演技が多いが、見るからにの危なさ、怪演、凄み…さすがの強烈熱演。
『シン・仮面ライダー』では不発だったアクションが嘘のよう。あのキレのある身体能力、本物のスタント・パフォーマーにしか見えない。邦画アクションに残る伊澤彩織との死闘は必見!
まひろは強敵=冬村を倒したい。ちさとも倒したいが、もっと倒したい…いや、殺したいのは入鹿。
ちさとと常に火花バチバチ。ホント、ヤな奴!
だけど、あるピンチをきっかけに…。憧れは意外な“キャラ”。アニヲタの一面も…。
当初の人を突っぱねるクールな性格と、不器用に歩み寄ろうとするギャップ。前田敦子もやはり巧い。
2大ビッグゲストが話題だが、周りの個性キャラも本作の魅力。入鹿のバディの七瀬。元テコンドー選手の大谷主水がナイスキャラ。
ちさととまひろにとって今回は土地も関わる人もアウェイ。そんな中助っ人で登場する田坂と宮内の安心感。須佐野が声だけだったのが残念…。
前作のまひろとバイト殺し屋兄の闘いも壮絶だったが、今回はさらに上回る。
邦画でも大スケール&大迫力のアクションは『キングダム』で魅せてくれるが、もっとリアルに、もっと激しく、もっと痛みを伴って。見てるこちらも手に汗握るほど。
アクションの動きだけじゃなく、構えや目付きも本気度を感じる。
進化していく阪元裕吾監督のアクション演出とセンス。美学すら感じた。
激しいアクションと緩い笑いがこのシリーズの見ものだが、ただそれだけじゃない。
不器用な現代人の心の彷徨。
ちさととまひろが社会不適合者であるように、冬村もまた。
彼の方が深刻だ。150人も殺し、病的なまでにのめり込んでいる。
常に独り。ずっと独り。
決着後、冬村が言った言葉。本心であろう。
彼を思い、傍にいてくれる“友”はいなかったのだろうか…? 最期は憐れみを感じた。
もし、ちさともまひろも独りだったら、同じ道に堕ちていたかもしれない。
そうならなかったのは…。言うまでもない。
一緒に美味しいものを食べる。
笑い合える。
喧嘩もする。
自然体でいられる。
守ってくれる。
闘ってくれる。
命を張れる。
誕生日、初ビールで乾杯。
死闘に勝ち、約束の焼肉。とケーキ。
常に思い合い、側にいてくれる。
ラスト、お互い言い合う。生きてて良かった。
生き延びて、ちさととまひろと一緒にいられて、本当に良かった。
私たちもそう。そしてこうも思う。
また二人に会いたい。
何度考え直しても、やはり傑作に思われました
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
今作を観て、いやこれは傑作だよな‥とは思われました。
その大きな要因の1つは、冬村かえで(池松壮亮さん)の心情や動きが際立てば際立つほど、対峙する杉本ちさと(髙石あかりさん)と深川まひろ(伊澤彩織さん)の2人の関係性も際立って行くという、シンプルな物語構造にあるように思われました。
そして、冬村かえでの孤独が深まれば深まるほど、ちさととまひろの深いところで信頼ある関係性が強固になって行くように思われました。
まるで曇り1つない鏡面に映った、全く対照的な双方の対峙によって、一瞬のダレもない見事な作品に仕上がっていると感じました。
アクションは言うに及ばず、カット割りカメラワーク映像のルック、緩急ありつつの原点回帰したスピーディーな展開、美術や最後の女王蜂の主題歌に至るまで、見事なスタイルとして映画が完璧に完成されていたと思われます。
そして、何より冬村かえでを演じた池松壮亮さんが、アクションだけでなく全ての面において素晴らしく、髙石あかりさんや伊澤彩織さんとの遜色ないレベルのアクションとやはり素晴らしい演技と相まって、そこに入鹿みなみを演じた前田敦子さん達が花を添える、見事な俳優陣の配置だったとも思われました。
もちろん鑑賞後に、そもそも無意味に人を殺す作品を本音を言えば個人的にはそこまで好みではなく、まして今作もストーリー的には本当にシンプル過ぎる内容だったとは思われます。
しかしながら、その削ぎ落しの洗練さによって、冬村かえでの孤独と、ちさととまひろの信頼関係との違いが対比で際立ち、逆に素晴らしい作品になっていたのではと思われました。
こんなことを言うとバカみたいと言われそうですが、何度考え直してもやはり今作の映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』は、傑作だったと言わざるを得ないと思われました。
冬村かえでのラストのセリフにも感銘を受けながら、一方で炎上させられたから150人殺して欲しいという依頼内容の中身も依頼者も、現在の日本を象徴する双方のクソさで、この映画の根底に流れている現在への眼差しは全く正確だとも思われました。
このシンプルな物語構造でここまで質高く人物配置して見事な作品を作り上げる手さばきがあるのであれば、阪元裕吾 監督は、アクションに限らず、社会派の作品やミステリーや感動作など、あらゆるジャンルの作品でも素晴らしい作品を作り上げられる予感がして、ぜひ監督の他のジャンルの作品も観てみたいと、僭越ながら思われもしました。
この映画が評価されてることに危機感を覚える
個人的にこの映画は非常につまらないものでした。
なぜこの映画が評価されているのか理解できない。1,2は見たがまぁ普通くらいの感想でしたが、3はお金を払って見たことを後悔した。
好みと言ってしまえば、何も言えないことはあるが個人的に、キャラクターも微妙、ストーリーはおそまつ、演技はそこそこという感想。
主人公2人はのキャラはまぁいいとして、それ以外が。
筋肉キャラがCGないからか、筋肉キャラ活かしきれてない。
主人公と前田敦子の距離が縮まるが理由あまり理解できない。
池松くんのキャラが何故闇落ちしたか、分からない。
演技はもちろん池松くんは上手。それ以外は平凡。
この映画は邦画の嫌なところが詰め込まれている。撮影のこだわりがなく、ストーリーのご都合主義が盛りだくさん。
覚えてる限り具体的にあげていくと
1,最初の主人公と池松くんのバトルシーン
頭突きにより額から血を流し、生々しいシーン。倒れ込んだ後に起き上がったところ床に垂れていた血が綺麗になくなっていた。
2,人がたくさんいる喫茶店で殺しの話を普通に大声でする。
3,宮崎県庁で銃撃戦。さすがに人がいない理由が必要でしょ。
4,前田敦子が足を銃で打たれたのに、戦闘シーンでは普通に走って銃撃戦。
5,最後に池松さんを倒した後、去るところで『誕生日いつだっけ』。このセリフいる?かっこいい戦闘シーンの後に急激に冷める。アニメならまだしも。
6,最後に最初に出てきた子供か伏線回収かのように出演。さも意味ありげに、気持ち悪い。(これは自分が読み取れてないだけかも)
あげればキリがない。
どういう作品が撮りたいの?この映画のメッセージは?とてもうすっぺらい作品だなと感じた。
個人的にこういった日常系のアニメは好きだが、それを実写映画でやりたいのかなと思った。それなら上記で上げたおそまつな点も大目に見ることもできる気もするが、アニメでも状況設定はもっとしっかりしてる。いくらなんでもあり得ない点が多すぎる。
アニメなら許されても実写だと許されない点も多いはず。どうしても実生活に近い分、リアリティを求めてしまう。
とりあえず、気になった点を勢いで書き綴った。
1,2はそこそこ見れたが、3は残念。
1,2で少し成功して、風呂敷を広げたせいで監督の未熟さを感じた。1,2はたまたま成功しただけで、次の作品も期待できないと思ってしまう。
結局この映画で伝えたいことって何?
全く分からなかった。
この映画が評価されることに危機感を感じます。そりゃ海外から取り残される。もっと価値ある映画にお金をかけてほしい。
好みで片付けるのは簡単だが、私は少し争いたい。批判することも大切かなと思って、勢いで書いてみました。
もちろん良いところも多々ありました!主にアクションとか。ちなみに一緒に見た友達は大変満足してました。
生きててよかったーー!✨
もう過去に作品をさらに超えてきた!
伏線回収?!過去2作品を観たらさらに楽しめること間違いない。
過去一作目では主人公まひるさんとちさとさんの無双に惹かれ、2作目は殺し屋兄弟とのやりとりに興奮と圧巻を!
そして今作はもうとにかくバトルシーンが過去最大かつ
2人の深い深い関係性をおしみなく出ていた!!
個人的に好きなシーン以下ネタバレですが、最高でした。
・宮内さんのサブマシンガンがかっこよすぎた笑
・まひるさんとかえでの戦闘シーンで2作目の兄弟について思い出すまひろさんのシーンにもう泣いちゃいました!!個人的にはあの兄弟が生きてたら、一緒にチームワークだったらいいのにな〜て思いふけながら2作目がおわり、そこを思い返すまひるさん、「あの兄弟はすごく強かった。」この脚本に本当に感謝。。。
またあの2人を思い返すことができるのは嬉しかった。
・最後の焼肉屋さんでケーキを頬張る姿。そして生きてよかったと叫ぶ2人が尊かった!!!一作目のケーキを食べよと言った伏線!もう嬉しかった。。
・僕らの青春前田あっちゃんの安定な演技力と最後の焼肉屋さんでちさとさんのとなりでベロンベロンに酔っ払うすがた笑 みなみさんはずっと寂しかったんだとと思う。
不器用な絡み具合と最高でした✨
そして最後のエンドロールでボロ泣きでした笑
もういっちょ行くか
いつもの映画館で
18時10分始まりで仕事終わりギリギリ
映画館までの道中は結構な雨降り
期待度はこの間のスオミ同様
満足度はこちらに軍配
いやあ面白かった
一作ごとに厚みが増している感じ
今回は池松と前田敦子でアップグレード
あと宮崎の筋肉の人も
池松の自己啓発ぶり
前田敦子のこじらせぶり
本社組と地方採用者の関係みたいな構図も垣間見えた
掃除屋の女子が活躍した分
オラが好きな田坂の見せ場が少なかったのは残念
あとラバーガールは声のみで直接絡みがなかったような
主人公二人には文句なし
アクション セリフの間の取り方 グルメ… 完璧
一番面白い二人組だと思う
テレビシリーズも進行中で TVerで毎週楽しみなのだ
もういっちょ行くか
かつての西部警察みたいに 日本全国でロケしてくれ
(ここから映画と無関係)
終了後は雨が上がっており
夜の公園ベンチで家から持参の缶ビール
ベンチが濡れていることを想定してタオルも持参
やはり持参して職場で冷やした保冷材でキンキン
サーモスカップでグビ ポテトチップのりしお味
気候もちょうどよくていい気分だった
〆は餃子の王将かと思いきや
結局711の餃子と中華飯 自宅で2次会
これもまたよし
いろんなコミュ障のアベンジャーズ
アクションや日常会話が面白いのは過去作から続いているので割愛
今回は敵味方にいろんなコミュ障がいたのが面白かった。
知らない人と接するのが苦手だけど懐に入ればヅケヅケいける まひろ
好きなことをしゃべりだしたら早口になって止まらない みなみ
距離感バグって他人と距離の詰め方が分からない 田坂
これまで人と接してこなかったから相手の気持ちが理解できない かえで
どのタイプも人と接したいけどうまくできない、という苦悩がしっかり描かれていて面白い
もしかしたら強い訛りもコミュニケーション障害の一つとして描かれているのかも?
前作公開時、同時期に仮面ライダーやってた池松壮亮があれ以上に返り血を浴びてて楽しかったし、本筋とあまり関係なさそうなフォーマルちさまひのビジュが爆発してたのも良かった
次回作も期待してます
池松壮亮がスーパーアクションが凄い!演技もイイ! もちろん2人のアクションも素晴らしかった!
シリーズは知ったましたが、この度、池松壮亮が凄腕の殺し屋役と聞いて絶対観るぞ!と鑑賞。
さすが池松壮亮です。アクションと演技が凄かった!
身のこなし、キャラクター、良かった。
それも、監督、アクション監督、主演の2人とこの世界観のおかげではあると思いますが。
主演2人のアクションも素晴らしかった!
シリーズを観ないで行ってるので、もうしわけないのですが、最初2人に対してはマエアツの想いと同じでしたが。
本来、シビアに考えたら、殺されるタイミングで見逃されたりするのも、何か甘いなぁとは思うのですが、それも理由があってのことなので仕方ないかとも。
あと、アクションにもっと重量感やさらなる劇的なメリハリがあるともっとイイと(凄いことも慣れるとンフレ化してくる、「ジョン・ウィック」でもそう)、素人のイチゲン客は勝手なことを言ってすみません。
(敵のやられ役が、絶対服を変えて何度も出てるよね感とかも。)
もっと早くに知りたかった
1.2と立て続けに観た上で今回の最新作を観賞した。こうして観ると、前作に比べてかなりシリアスに寄っていて、「殺し屋」の性や宿命といった部分にフォーカスが当てられている。
まず、敵がいい。1.2と異なって明らかに自分たちより格上の殺し屋が相手になることでいままでとは全然ハラハラ感が違う。むしろどうやって勝つんだよ? キャラクターの掘り下げ方も上手く、シリアスさに加えて凄みもある。いままでのキャラクターとは一味も二味も違い、個人的にはこういう陰があってこそだろ! と思う。ましろもちさとがいなければこんな風になっていたかもしれない、みたいなイフストーリーも想起させてしまう。あるいはその孤独は刺さる人がいるのではないか(僕は致死的なまでにぶっ刺さった)。
そして、この敵の強さがシリーズ最高峰のアクションに繋がっており、まさに息継ぐ暇もないくらいひりついた。共闘のシーンはお互いの力関係だけでなく、ナイフを握る場面では関係性の尊さが溢れかえってにやつけばいいのかヒヤヒヤすれば良いのか情緒が狂いかねなかった。えげつなく、痺れるほどカッコいい。しばらく強盗が押し入った職場で体術を駆使して無双する妄想がやめられなかった。
ただ、シリーズものの運命というか、ここまでが限界なのかなと感じたのもまた事実だった。この敵を主役に添えたりしたら面白かっただろうな。どうしても二人がメインで、それがこのシリーズの中心にあってしかるべきなんだけど、そういう物語のぶっ壊しかたはできないんだろうなと感じる。コンテンツ化してしまうというか……。
二人の関係性は1.2と通じてだいぶ落ち着いて、今回の出張をきっかけに一線の境界が曖昧にすらなって、本当に一心同体みたいなコンビになった。でも、そこから先に進んだら物語としては蛇足になるなと思ってしまった。それだけ最後の終わりかたも良かったということなんだけど。
また、シリーズ通してやはり1のギャグやスピード感が一番きれっきれ。あのときのくそおもしれぇ感じは2以降あまり感じていない。なにかこう……物足りなさがある。そういう意味では前田のキャラが良かった。さすがに灰原オタクなのは予想できんかった。飲み会でのオタク感丸出しなダル絡みも最高。
もっと早くにこの作品を知っていたら感じかたも違ったかもしれない。もっとたくさん咀嚼して、ゆっくり噛み締めながらシリーズを追ってみたかった。
選択の余地がない
私はちさととまひろがいるだけで⭐︎5をつける呪いを背負っている…
しかし、それが良い!
バナナボート、お揃いのTシャツ、サングラス、レインコート
とても人殺しとは思えない宮崎バカンス
これだけでもビジュ爆発
過去をカットした映像が流れるのもニクイ
水着のまひろの二の腕と太もものゴツさに驚いた。
さすが体術専門
次なる敵はサイコパス。150人とか、えぇ〜
シリーズ1作目では2人の無双っぷりを見せつけられ、2作目ではライバル兄弟との青春殺し屋バトル、3作目で大物釣れる。
すっかりお仕事は終わりそのままバカンスを楽しんでた2人。その日はまひろの20才のバースディ
うっかり思い出すちひろ
アワアワ…
他の組織からのバッティング。宮崎部隊と共にサイコパスを先に殺っちゃって、ターゲットを殺そう計画
あ、かいばしらさん。
イルカとちさとの嫌味バトルがとても良い。
ちさとの顔芸よ…
どうしてもまひろの肉弾戦に気持ちが持っていかれがちなのだが、今作はギリギリまで2人で銃撃戦なのが良かった。ちさとの鎌と銃の構えがかっこよす。
「今日は溶けるまで甘やかせてやるよ」
ちさと…その台詞で私は溶けたよ…
お互いがお互いを思い合い、最高のバディとして次々と倒していく様はほんとに面白い
しかし、相手も銃、ナイフ、体術ともに隙がなく序盤のまひろですら敵わない。階段の手すりスルスルってやるの好き。子供の心持ってる人は憧れるやつ
笑いどころもたくさんあり、安定のタサカとミヤウチの登場には笑うしかない。
フォーマル…とは…
バトルもとにかくガチで派手
ファームという殺人協会から次々と送られてくるもあっさり殲滅。
ただ、サイコパス冬村だけはダンチ
殺人や方法を日記に書き込み、記念の150人目をワクワクでやってたのに邪魔されて激おこ。マジサイコ
でも、1人ではなく人数を補填して欲しいとファームに伝えるも仲間をそんな扱いとはなんじゃ〜!とブチ切られ仕方ないので殲滅後残りの人々と脅しながら仲良くやってくる。
彼は仲間が欲しかった
心から信頼しあうバディは羨ましいことだろう。
その辺のくだりから、うっかり仲間になりました的オチがあるかと思ったけど、無かったね〜
バトルの中での2人の息の合ったコンビプレイ、冷静に周りの物を見て利用する大胆さ。他の人を盾にバシバシするやつ多かったね。
オンとオフの目力や顔つきもすごいのだが、戦いの中でも2人が揃った時の信頼し合う強いアイコンタクト。
ハンカチと銃のどちらかを選ぶのか。
まひろも迷い、冬村も迷った
楽しかった殺し合いに前回の殺し屋兄弟青春endを思い出すのがいいね〜
殺人を生業としている人でも焼肉は食べますよ
血みどろの後でも平気ですよ
途中から挟まれるイルカさんとの女子トークが良かった
オイオイ、実はオタクであったのか。
最後の20才のお祝いのショートケーキ
過去に冷蔵庫に入れるシーンあったなぁ…
1作目ではまひろの人見知りキョドリモードが強くちさとがお姉さんぽいなと思ったけど2作目では落ち着いたまひろがなんとなく上っぽかった。
今先では2人が肩を並べてハンドサインなど無しで息のあったコンビプレイを見せつけてくれた。
20才になっちゃったけど、まだ続編あるかな〜
戦いを楽しめる相手との邂逅は、潜在能力をさらに高めてしまうもの
2024.10.3 MOVIX京都
2024年の日本映画(112分、G)
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの第3弾
シリーズ最強の敵に挑む殺し屋バディを描くアクション映画
監督&脚本は坂元裕吾
物語の舞台は、宮崎県某所
仕事のついでにバカンスに訪れていた協会所属の殺し屋のちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤紗織)は、さっさと仕事を切り上げて、バカンスを満喫しようと考えていた
だが、その日はまひろの誕生日で、そのことをすっかりと忘れていたちさとは焦り始める
何とか取り繕って見せるものの、仕事の時間になってしまい、二人は現場に赴くことになった
宮崎都庁に向かった二人はターゲットの松浦(かいばしら)を探すものの、彼に銃を突きつけている謎の男(池松壮亮)に遭遇してしまう
男はフリーの殺し屋・冬村かえでという人物で、ターゲットがダブルブッキングしていた
一触即発のムードになって銃撃戦が始まるものの、かえでは思った以上に手強い相手で、殺し屋にもターゲットにも逃げられてしまうのである
映画は、その不始末をするために協会の先輩殺し屋・入鹿みなみ(前田敦子)とその相棒・りく(大谷主水)が合流し、4人でかえでを始末する様子が描かれていく
かえでは、ある依頼を受けて「150人」を殺すことを目標としていて、邪魔が入ったことで苛立ちを隠せなかった
150人目を殺す前に邪魔者を排除しようと考え、その思惑が後半へと続く流れになっていた
物語としては、二人が最強の殺し屋を倒せるかというもので、1対4で立ち向かってちょうど良いという戦力差になっている
かえで側も4人を相手にするはキツいと考え「ファーム」の殺し屋たちを導入していく
殺し屋協会の所属とフリーの覇権争いになっていて、殺しは遊戯という感じに捉えられている世界観になっていた
映画は、アクション主体で簡単なミステリーがあるというものだが、総じてゆるーい日常会話とのギャップを楽しむ作品になっていた
ドキュメンタリーもほぼ同時期公開となっていて、このアクションがどのように撮られているのかを紐解く感じになっている
ちさととまひろの身体能力の高さを演出するためには、敵であるかえでの能力も必要とされるのだが、この二人を圧倒できるリアリティとか存在感というものはきちんと描かれていたのではないだろうか
いずれにせよ、シリーズのファン向けの映画で、二人がどのようにして難敵を仕留めるかを楽しむに観る映画だと思う
前回の敵は社会の底辺をいじめているような感じだったが、今回は容赦のない難敵なので戦い甲斐がある相手だったと思う
「ちさとがいないまひろ」みたいなテイストの敵だったことを考えれば、孤高ゆえの強さと弱さが同居している存在だったので、ある意味において、主人公よりも主人公感がある相手だったのではないだろうか
格闘シーン
其々の闇を持った個性派達の殺し屋。
その性格を当てはめつつ、緩急を
つける演出が上手。
死と隣り合わせながら、楽しく普通に生きるギャップが面白い。格闘シーンは相当な鍛練と稽古を
したのが伝わってくる。凄い。
二人の緩さと舌足らずな感じも良くて
まひろとちさとの関係性もホッコリする。
あのケーキの食べ方も好き。
あの池松壮亮さんの鬼畜感。
ぼくのお日さまとのギャップが凄い。
狂気と優しさとアクションがたっぷり
味わえる楽しい映画でした。
池松壮亮の異常っぷりと言ったら
シリーズ3作目はいつもの日常とは違う地で『仕事』を行う話。
久々に序盤から入り込んでしまった。
もう作中の池松壮亮の異常っぷりと言ったら主役のふたりを食う勢いでとても素晴らしいものだった。アクションもそうだが人物としての異常性や背景にある生い立ち等見事に演じきってゾクゾクしたし恐かった。
前田敦子が出てきた時、「なんか違うなぁ」と思ったのだが、灰原哀のくだりでイッキにハマった。あのツンデレ感がすごく良かった。
勿論、ふたりの掛け合い、アクション、ストーリー、どれも素晴らしく、前2作を思い起こさせる場面もしばしば。あっという間に終わってしまいました。
凄く面白かったです!
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