ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズのレビュー・感想・評価
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期待通りではあるのだが。シリーズとしてはやや分岐点に差し掛かった感あり。
3年前の「ベビ」の最初の部分でちさととまひろは高校を卒業し、一緒に住んでアルバイトをしながら殺し屋稼業をすることとなった。「2ベビ」を経て本作ではまひろが20歳を迎えることとなる。協会からの評価もまずまずで宮崎まで出張る運びとなった。演じる女優たちも高石あかりさんは仕事の幅がどんどん広がっているし、伊澤彩織さんは「ジョン・ウイック コンセクエンス」で今をときめく真田広之の娘役のスタントを務めるまでになった(娘役のオーディションは受けたが落ちたようだ)ご同慶の至りである(オヤジだね)
本作ではちさととまひろの大暴れは変わらない。ちさとは相変わらずあたり構わずブチ切れ、まひろは可愛くオロオロする。敵役は池松壮亮で前田敦子も出演し、ということで「ベビ」の頃から思えば格段に豪華な布陣だなとつくづく思う。
ただ虚構世界の作り方が生々しくなくなったな、何か凡庸になったなという感想は正直、抱いてしまった。
ベビとジョン・ウィックの差は言うまでもなくその圧倒的な物量差(ヒト・モノ・カネ)にある。
キアヌ・リーブスと、高石と伊澤の体技にそれほどの差があるわけではない。ただ、あちらさんは物量で「主席連合」だ、「コンチネンタルホテル」だ、と豪華な仮想空間を作り上げ、それらとジョン・ウイックを鋭く対峙させることにより華麗で豪奢な物語性を確立した。
「ベビ」にはそんなものはない。仕掛けとして女子2人のグダグダした生活と、切れ味鋭いアクションを並列させる意表をついた見せ方で虚構空間をキャッチーに突き抜けた。全くリアルではないにも関わらず妙に生々しく説得力があるのはひとえにその仕掛けによる。ただ彼女たちの神通力には限界があって、それほど大きな組織は相手にはできない。だから、「ベビ」の敵役はこじんまりとしたヤクザ一家だったし、「2ベビ」は素人っぽい殺し屋兄弟が相手だった。また戦闘場所も室内か、せいぜい廃車置き場ぐらいの狭い空間にとどめている。ところが、本作では、宮崎ローカルの殺し屋集団とはいえ、「団体さんのお着きだあ」(©カリオストロの城)とウンカのごとく湧いて出る多数を屋外で迎え撃つシーンが続く。ここがまず散漫である印象を受けた。そしてクライマックスのちさ・まひと、かえでの死闘はすばらしいと思いたいのだが「ベビ」の最後のまひろとヤクザの死闘と比べると生ぬるい感じがする。
グダグダの部分についても、せっかく宮崎までいったのに2人にもう少し、名物とか食べさせてグダグダさせてやったら良かったのでは。あれほど宮崎牛、宮崎牛って言っていたのに、最後があの居酒屋ではね。
つまり、映画がある程度あたって、お金も使えるようになったのでテコ入れしたことにより、元々のチープ性から来ていた説得力が薄れることになってしまったという状況かと思う。もちろん主演の2人には全く責任はない。
そう、最後に、ひとつ。冒頭部分と最後の部分に登場するメガネの少年はなんですか?何かの隠喩なのかな。だとすればこのシリーズでは全く必要のないものだと思うけど。
3作目にして最高傑作完成❗️
期待通り!いや期待以上!
「ベイビーわるきゅーれ」も3作目。第一作の公開時から考えると、かなり大きな作品になったことが感慨深い。映画の公開に合わせてテレビドラマも作られるなんて想像できなかったから。撮影期間が続編のたびに少しずつ延びていったという話を聞いても嬉しくなった。あぁ、これが推しを見守る気持ちなのかもしれない。
出演する俳優陣も本作はスケールアップ。池松壮亮と前田敦子が出るなんて!しかも2人ともこの映画の世界観にバッチリ合っていて最高だった。特に池松壮亮は、アクション面でどれだけできるのか半信半疑だったが素晴らしい格闘シーンを見せてくれた。これからさらに幅広いオファーが来るに違いない。
ちさととまひろの2人のアクションもさらにスケールアップ・スピードアップした。ちさと役の髙石あかりのアクションもキレが良くなっていた気がするし、まひろ役の伊澤彩織のアクションは相変わらずスゴかった。始まりから終わりまで、いいテンポでアクションシーンが挟まれていて、しかもそれぞれ見応え十分。冬村とまひろが走りながら格闘するシーンは新しい見せ方だなと感心しながら楽しんだ。冬村一人で本作全般を通して持たせる意味はあったと納得してしまう。
アクションの凄みは増しているが、それでいて2人のゆるーい会話も相変わらず楽しい。本作は前田敦子演じる入鹿との絡みが笑えた。ちょっとしたチーム戦もとても見応えあったので今後も彼女には出演してほしいところだ。
さて、これで3作目。やっとここまで来てこれで終わりってことはやめてほしい。課題は敵の強さ。韓国とかタイとか中国あたりの殺し屋と対決する話にした続編ならアリなんじゃないか。いや、そんなんじゃなくてもいい。ワンパターンな展開でもいい。ぜひ続編をお願いしたい。
タイトルなし
最高!!萌え萌え&泣けた!!
最高すぎた!٩( ᐛ )و
萌えた!泣けた!尊い!
いや〜良かったです٩( ᐛ )و
フライヤー、2パターンありましたね!
(メイキングドキュメンタリーver)
みなさんちゃんとゲット出来ましたか?
貧乏なのでパンフが買えないので、これは嬉しい!
私は良かった作品のフライヤーを額に入れて飾っているのですが、今月は、もう観る前からベビわるです♪
放送中のドラマも勿論ヨイのだが、やはりベビわるは映画がいいね♪
2人のいちゃ付き♡からの対比としての、あのスピード感、緊張感をより味わう為には二時間ぶっ通しで見るのが良いのです。
過去作も大好きなので、2人の関係性を見て来たし、固い絆に涙が出る!
今作は
"野良"の殺し屋・冬村かえで
(働き過ぎな池松君)が史上最強の敵として登場!
この間までスケートの先生だったのに(°▽°)
冬村の強さと異常さ、哀しさが見所でもありました。
まひろ、ちさとがボコボコにされます(°▽°)
イタタタ〜泣
いや〜!池松君が凄いです!
あの分厚い身体にビックリ!
あの腹筋にビックリ!そして、想像以上に動けてビックリ!
私は園村監督が作るアクションが大好きなのですが、、
どんな注文も完璧にこなしていましたね!
観ている時は釘付けだったので感じなかったけど、細切れカット割りをしないので大変そうでしたね。
そして
毎度毎度の伊澤彩織ちゃんは凄い!
(あの兄弟に触れたシーンに涙)
出尽くしたアクションシーンのはずなのに、こんなにも新鮮なバトルを見せられると、もう脱帽です。
下手なハリウッドのアクションシーンなんて軽く超えてる素晴らしさでした!
人間てあんなに動けるんだねw
で!あかりちゃんが!!
シリーズ史上最高に魅せてくれました!!頑張ってた!!
銃捌きは勿論、構える姿も本当にサマになってたし、何といってもアクションシーンの上達ぶりには驚いた!
スゴスギル フタリ♡
個人的にちさとの衣装にも毎回注目しています。
最新のヒスグラのルックを見られる事も楽しみにしているので、今回も可愛かった似合ってた。
フォーマルはアレで合ってるのか?
違うと思うけどw ヒモ付いてたw
青いカラコン似合ってました♪
はぁ。。もう全てが尊いです!
キュン死にしそうな位悶えていました!
これはおかわり決定だ!
あっ!まひろHAPPY BIRTH DAY♡
最高峰のアクションに中毒になる
シリーズ1、2と、だんだんこの世界に馴染んできたところでこの新作3、めちゃくちゃ面白かった!
二人のゆるさに癒やされつつヒリつくアクションはスパイスが効いてクセになります。今回も見逃すことが無いよう集中して見てたけど、なんせ早くて技術のスゴ技の連続で息つく暇もない。アクション最高と思わせてくれる。ただただ見惚れてしまって、これは中毒になりますね。また観に行きたいです!
2作目より面白かった
キレッキレ、邦画とは思えないくらいレベルの高いアクション
宮崎出張編
“女子高生殺し屋”も、とうとう大人になってしまった。
それでも、相変わらずグダグダ&ダルダルは変わらず、宮崎県にてバカンスを堪能。
もとい、宮崎出張☆
標的のチンピラを、取り合い(?)池松壮亮さん演じる冬村かえでとの死闘が凄い。
その際の伊澤彩織さん演じるまひろが、頭をぶつけすぎて心配になるレベル。
とはいえ、どちらも〈凄腕殺し屋〉の割に、確実にとどめをささないので、すぐ復活。
無駄に長引かせたかったのか、戦闘が楽しかったのかは分からなかったけれど、
そこら辺には、詰めの甘さを感じてしまった。
2024年9月~テレビ東京系列の深夜ドラマ枠「水ドラ25」にて、
「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」も放送。
「ある用務員」から見ているけれど、どんどんメジャー化していくのは、嬉しいやら恥ずかしいやら…
よくぞここまで。
そっか、自由か。
初代、2ベイビー、エブリデイときてついに3作目のナイスデイズ、待ちに待っていたので初日に突撃しました。
期待値の遥か上をいく傑作に仕上がっていました。
初代と2ベイビーからさらに進化したアクションと、2ベイビーでは少し長く感じた会話劇のテンポが劇的に良くなって緩急つきまくりの完成度の高さに唸りまくりでした。
任務の流れで宮崎にやってきた2人がゴタゴタに巻き込まれてという感じで進んでいくお話で、規模的には大きくなったはずなのにテンポ感や雰囲気がいつもの感じなので、とっても安心できました。
アクション面が本当に最高で、人間ってこんなに横に跳ねれるんだという衝撃が何度もありました。
何回観ても地面でくるくる回転しながら攻守両立するまひろのアクションが本当に大好きですし、庁舎の壁を蹴って回避するアクションなんて初めて観ましたし、受け身の取り方だったりそこから次のアクションに繋げていく感じなどなどバトルなんて起こり得ない庁舎で繰り広げられる血みどろの戦いが凄かったです。
そこから冬村との勝負も手技足技が速すぎて追いつかないレベルの肉弾戦で池松さんこういうのもいけるのか…!と驚きましたし、まひろの足にダメージを与えてトドメを刺すまでの流れが殺しジャンキーを体現しているようで見応え抜群でした。
中盤のホテルでのアクションは本当に見応え抜群でした。
ターゲットの護衛かと思って締めたと思った人がめちゃ強な人で、拘束から潜り抜けるところも華麗でしたし、体の構造バネなんじゃない?ってくらい伸縮自在に伸びまくりますし、車を伝っての移動もスムーズですし、手捌きが本当に目が追いつかないレベルの速さなので驚きっぱなしでした。
全員で挑んでも捕まえられないスピードをどうするかと思ったら宮内さんがマシンガンぶっ放して助けに来てくれるのでうぉぉ最高!と思わず立ち上がりそうになりました。
終盤のファーム連中とでは銃撃戦が多くなり、飛び交う銃弾の数がとんでもないですし、テンポ良く切り抜けていくのでノンストップでアクションが楽しめました。
冬村とちさととまひろの真っ向勝負は本当に凄くて、牽制しながらも近づいて遠のいて拳を入れて、それでも圧倒的な強さの前に倒れそうになっても奮起して立ち上がっていく姿は胸熱でした。
冬村の哀愁を感じさせる表情込みでこの世界で緩く殺しをやれていたらこんな事には、殺しに関わらなかったらこの世界でどう生きていたんだろうと殺しを扱う作品だからこそ考えさせられる場面があったのも強烈なスパイスになっていました。
居酒屋でメンバー大集合してベロンベロンになってからのまひろの誕生日祝い、ショートケーキでお祝いしてかぶりついて終わるのもあぁベイビーわるきゅーれだ!と嬉しくなりながらエンドロールに突入していくので本当に最高でした。
生きててよかったー!のセリフがこんなにも沁みるとは…本当に2人が生きててよかったです。
1作目公開から3年、ちさと役の高石さんは様々な規模の作品で一線級を張る女優さんになっていて、敬愛する「Single8」では正統派ヒロイン、同じく敬愛する「きみの色」では声優初挑戦であの繊細な演技をなさるの…?と驚かされましたが、今作では表情もセリフ量も豊かすぎるキャラクターに戻っていて安心感満載でした。
それに加えて今作では血が通いまくった表情が本当に悍ましいという表現が似合うくらい力が入っていて女優さんとしてどんどん進化していってると強烈な衝撃を受けました。
まひろ役の伊澤さんも本職のスタントでハリウッド作品に出演していたりCMにも出ていたりと幅をどんどん広げていきつつ、今作では演技面のレベルもグッと上がっていてまひろというキャラクターがどんどん形成されていってるなと嬉しくなりました。
アクションもどんな練習をしたらそんな動きができるようになるんだ?と驚かされっぱなしですし、これを自分の体でやり切るんですから尊敬しかありません。
今作の新キャラがとても良かったのも印象的で、冬村かえでという殺しというものに実直に貪欲に向き合う殺し屋がいたらどうなるというこの作品の緩さとは逆を行くキャラクターだったからこそ狂気がこれでもかってくらい滲み出ていて出てくるシーン出てくるシーン興奮していました。
池松さんという超演技派が今作のテイストと合うのかと懐疑的な目で観ていましたが、そんなのは杞憂だと言わんばかりの殺しジャンキーっぷりを魅せていただき感服です。
入鹿みなみのキツい姉御肌だったのがどんどん懐柔されていって、実は灰原哀に憧れてクールぶってたら他人との関わり方が分からなくなってしまったという本当にいそうな人物像でしたし、まひろも境遇的には似ているから共感してからデレが発動してから微笑ましい関係性になってもう観てる側からしたらバタンキューでした。
七瀬さんも筋肉マッチョでめんどくさい人かと思いきやとっても優しい人で縁の下の力持ちの様な存在で、頭を使わず特攻しちゃう部分もあるけど近接戦闘ならお手のものってくらい頼もしかったですし、居酒屋でカロリー気にせずお酒を一緒に飲んでくれてたところも許容してくれたんだなぁと優しさを感じました。
もちろん既存キャラも強引な登場ではなく自然な流れで出てきてくれるので嬉しいですし、田坂さんの振り回されっぷりと宮内さんのマスコット的な感じはやっぱ作品に大事だながと改めて感じました。
須佐野さんは声だけの出演でちと寂しかったですがそこはドラマで補完という事で…。そろそろ須佐野さんの過去も知りたいところ。
もうどこまでも続いていってほしいシリーズです。ミニシアターの小さいスクリーンで観た作品がここまで大きくなってくれてというのが寂しさよりも嬉しさが勝っているのもとても清々しいです。
今夜はショートケーキかぶりついてもいいですか?いいですよねぇ!
鑑賞日 9/27
鑑賞時間 16:20〜18:25
座席 A-2
ベビわるシリーズ中、アクションシーンが最高だった作品。 本年度ベスト!!
アクションシーンが満載で見所が盛りだくさん!
泣いて笑える最高の作品だった!
1作目は女子高校生だった2人なのに、今作で二十歳になったとは実に感慨深い(笑)
高石あかりさん!
やっぱり素敵な女優さんだと再認識。
演技もアクションもとても良い!
伊澤彩織さん!
アクションシーンが相変わらず最高!
日本を代表するアクション俳優!
池松壮亮さん!
野良の殺し屋。かえでを演じた演技が良かった!
アクション俳優でもやって行けそうで素晴らしい!
つい最近まで優しいスケートのコーチだったのに殺し屋に転職するとは思ってもいなかった(笑)
終盤のまひろとのシーンは映画史に残る様な迫力ある格闘戦!
ちひろ&まひろの絆が更に深まった感じも本作の見所。
まひろがナイフでかえでに刺されそうな時、ちひろが助けるシーンに泣ける。
まだまだ本シリーズが続いて欲しい!
中井友望さんも相変わらず良い!
ちょい役だけと本シリーズには欠かせないキャラクター。
マシンガンを射つ姿に萌える(笑)
前田敦子さんも登場。
今まで彼女には注目していなかったけど予想外に演技が素晴らしかった。
池松壮亮さん演じるかえで。
組合に加入し、ちひろ&まひろと一緒に仕事をして欲しかったのに残念でした( ´∀`)
「これで最期」という気はした
ちさと と まひろ のオフのときの会話と、オンのときの伊澤さんのアクションがいいんだよね、《ベイビーわるきゅーれ》。
でも今作は、ずっと戦闘中なので完全なオフの会話はほぼなく、敵役が池松くんなので、そこまで本格的なアクションもないの。そういう手足を縛られた状態でも、きっちり面白いから、すごいね。
前田敦子が灰原哀エピソードを語るところのギャップの作り方は見事だった。
クライマックス前の『まひろ、もっとましなこと言え』は思わず声が出そうになった(少し出た)。
髙石あかりと伊澤彩織のコンビが大発見だったんだよね。
この二人のキャラが起ってるから、あとは阪元監督が話を書けば、絶対に面白いの。
安定の面白さなんだよね。
だから、これで最期で良い気はしたな。あとは何作撮っても、面白いんだよ、安定的に。
でも、どうしても、新しい面白さを求めちゃうよね。それないんだったら寅さんシリーズみたいにするしかない。
今回は ちさと と まひろ の二人で戦うんじゃなくて、チーム戦にしたんだよね。前田敦子と大谷主水が入ってくる。それで面白いけど、もう、次の手はないでしょ。
前田敦子が演じた役は、前田敦子が適任だったのかな。もう少し「誰だお前?」ぐらいの売れてない役者がやった方が面白い気がしたんだけど。
敵役の池松くんもそうね。そんなに売れてなくていいから、アクション凄い人をもってきた方が。坂口拓とかね。
でも、もう、そういう作品じゃないんだよね。
客を呼べるメジャーな役者を出して、動員稼がないと。
そんなこんなでね、これで最期がいいんじゃないかと思うの。
灰原哀に憧れて
今回は、シリーズの中ではシリアス多め。
単体でも楽しめるけど、これまでの変遷を知っていた方が確実に面白いです。
まず、ちさまひが喧嘩しません!
今までを知っているとただ仲睦まじい二人ではなく、関係性に対する感慨もひとしお。
神村兄弟に言及するところはちょっと泣けた。
1で決め手になった動きを躱されたり、最後はそれさえ利用したり。
既存キャラの出番はやや少ないが、致し方ない。
勿論アクションも盛り沢山。
ファーストアクションは、暗くて動きこそ分かりづらいながらマズルフラッシュが映えてカッコいい。
県庁では廊下を走りながらだったり、階段でのアクションなど新しい面も。
チーム戦も新鮮で、相手の動き含めて目が忙しい。
予告の雰囲気やフラグっぽい台詞もあり、ラストバトルの緊張感は過去イチかも。
池松壮亮にアクションのイメージが無かったから不安だったが、身体作りから動きまで凄かった。
コワモテじゃないのも、冬村のキャラに合ってる。
前田敦子も、火力担当という体裁もあって違和感ナシ。
何より今回は髙石あかりのレベルアップが凄まじく、相当練習したのが窺えてカッコよかった。
個人的にはちさとと入鹿の関係性とその変化が好き。
出張もいいし、今回は今回で素晴らしかったが、また部屋でダラダラするちさまひが見たい。
まだまだ続きを期待してます!
高石あかりと伊澤彩織は最高
殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろは、出張先の宮崎県で早々にミッションをこなし、バカンス気分を満喫していた。ちさとはその日がまひろの誕生日だと気づくが、次の殺しの予定が入っていたのでプレゼントを買う時間がなく焦っていたが、チンピラを1人消すだけの簡単な仕事のため、仕事を終わらせてから考えようと、まひろとともに宮崎県庁に向かった。そこで謎の男がターゲットに銃を向けている現場に出くわした。その男の正体は150人殺し達成を目指す一匹狼の殺し屋・冬村かえでだった。協会に属していない冬村と争うことになり・・・さてどうなる、という話。
今回も、ちさと役の髙石あかり、まひろ役の伊澤彩織の魅力を存分に堪能した。
最近高石あかりの出てる作品はどれもハズレが無いし、彼女のユニークなキャラは最高です。彼女のくりっとした目を見てたら、鬼滅の刃の禰󠄀豆子を思い出して1人でニヤニヤしてた。
そして、伊澤彩織は本作でも素晴らしいアクションだった。さすがスタントウーマン出身。ふくらはぎや腕の筋肉も半端ない鍛え方だし、肉体美も素晴らしかった。
冬村役の池松壮亮も肉体美とアクションが素晴らしかった。
前田敦子もそこそこだったけど、おつまみ程度だったかな。
アクションもキャラクターも魅せる
1作目2作目は配信で観たものです。
ゆるい日常会話とハードな殺し屋仕事との緩急も丁度良く、何と言ってもアクションシーンが素晴らしく見応えがありました。
ブラックコメディとしても面白く、容赦ない陰惨な場面でもどこか滑稽さ漂うテイストも良いです。
主役2人の関係性やキャラクターには好感が持てますし、敵役となる冬村も魅力のあるキャラクターで。
ナチュラルボーンキラーな感じもありつつ、朴訥さや礼儀正しさなど人間味も見せ、冬村役の池松壮亮が見事なバランスで演じていたと思います。
通常の演技もさることながら、3人のキレのあるアクションは圧巻です。
コンビであるちさととまひろと一匹狼の冬村との対比、非情でやるせない後味が感じられるところも印象深いです。
アクションもキャラクター描写も大いに楽しめる作品でした。
格闘シーンもさらに進化!邦画アクションの一つの到達点!
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ第3弾、早速グランドシネマサンシャイン池袋さんにて鑑賞。
超ゆるゆるな日常と軽妙洒脱なセリフの応酬と、クールで無慈悲な殺し、バッキバキの格闘シーンの大きな落差が魅力な同シリーズですが、今回はどこか東南アジア諸国を感じさせるオール宮崎ロケでパワーアップ。
前作からの「掃除屋」役の水石亜飛夢さん、中井友望さんに新メンバーに前田敦子さん、大谷主水さんも加わって『ワイルド・スピード』シリーズみたいなファミリー感もでてきて作品世界に広がりと厚みが増してきましたね。
何といっても見どころは、本作の敵殺し屋、池松壮亮さんと伊澤彩織さんの実践バーリトゥードさながらの格闘戦。
伊澤彩織さんは『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)でスタントパフォーマーとして参加した本格派ですが、池松壮亮さんも『シン・仮面ライダー』(2023)の本郷猛役で殺陣、技斗をみっちりとマスターしているので、二人の戦いは邦画アクションの一つの到達点、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、トニー・ジャー以来の衝撃ですね。
個人的には今回の池松さんの殺陣にもうひとつ別の『シン・仮面ライダー』の戦闘シーンを妄想してしまいましたね。
早く次回作も観たいですね。
最高!💯💯💯💯💯 阪元監督ありがとう!
このシリーズは結構好きなんですが、その待望のシリーズ最新作がついに公開!
ということで今作期待した点は以下の3点です。
・過去作通り尊い2人をみたい
・スケールアップした内容がみたい
・ハイレベルなアクションがみたい
主に期待したのはこの通りですが、全て期待以上でしたー!!!!
2人の関係については、過去作みたいにかわいい会話をみれて幸せだったし、最初に遊んでるシーンは見てるだけでこっちも楽しい気持ちになりました🥴
また、単に楽しい会話だけでなく、悲しみなどの感情もあって、とても良かったと思いました。
スケールアップについては、1作目と2作目ではあまりスケールアップした内容が見られなかったので今作ではスケールアップした内容をみたいと思っていましたが、ちゃんとスケールアップしてた!1作目と2作目の敵とは比にならないくらい強い敵が出てきたのはもちろん、味方に、ちさととまひろ以外の入鹿みなみと七瀬がいっしょに戦ったりして、とてもスケールアップしていた!
アクションについては、過去作よりアクションが多かったし、アクションの多彩さ、敵の数も多くて大満足。特にラストの戦いではいつものアクションよりスリル満点で、体に力が入ってしまった。
他には、過去作では敵の視点から描く物語がほとんどなくてあまり感情移入できなかったが、、今作では冬村かえで(敵)の視点から描く物語もあって、敵にも感情移入ができた。
あと、フォーマルな格好しろってちさととまひろが言われた時の格好がチョーかっこよくて、チョー可愛かった!!!!!!!
あと、かいばしらさんが出ているのが面白かったですね。いつも見させていただいているチャンネルなので、面白かったです。狙われる理由がなんとなくわかる役の演技がとてもよかったです。
あと一つ疑問なのだが、今作のポスターのキャッチコピーに、「この2人、これで最期」と書かれていたので、もしかしたらどっちか死ぬのかも!?とか、シリーズ最終作なのかもーなんて思いましたが、まずは2人とも死ななくてよかったです。シリーズ最終作なのかな?そんなことないなら意味わからんす。まあどちらにせよ続編があること、そして内容にも期待して心待ちにしておきます。
今作はグッと来るシーンも多かったし、文句のつけどころがないですね。
もう邦画のアクション映画のNo.1はこれです。
まっっじで最高でした!阪元監督ありがとう!
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