「この映画が評価されてることに危機感を覚える」ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ hungerさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画が評価されてることに危機感を覚える
個人的にこの映画は非常につまらないものでした。
なぜこの映画が評価されているのか理解できない。1,2は見たがまぁ普通くらいの感想でしたが、3はお金を払って見たことを後悔した。
好みと言ってしまえば、何も言えないことはあるが個人的に、キャラクターも微妙、ストーリーはおそまつ、演技はそこそこという感想。
主人公2人はのキャラはまぁいいとして、それ以外が。
筋肉キャラがCGないからか、筋肉キャラ活かしきれてない。
主人公と前田敦子の距離が縮まるが理由あまり理解できない。
池松くんのキャラが何故闇落ちしたか、分からない。
演技はもちろん池松くんは上手。それ以外は平凡。
この映画は邦画の嫌なところが詰め込まれている。撮影のこだわりがなく、ストーリーのご都合主義が盛りだくさん。
覚えてる限り具体的にあげていくと
1,最初の主人公と池松くんのバトルシーン
頭突きにより額から血を流し、生々しいシーン。倒れ込んだ後に起き上がったところ床に垂れていた血が綺麗になくなっていた。
2,人がたくさんいる喫茶店で殺しの話を普通に大声でする。
3,宮崎県庁で銃撃戦。さすがに人がいない理由が必要でしょ。
4,前田敦子が足を銃で打たれたのに、戦闘シーンでは普通に走って銃撃戦。
5,最後に池松さんを倒した後、去るところで『誕生日いつだっけ』。このセリフいる?かっこいい戦闘シーンの後に急激に冷める。アニメならまだしも。
6,最後に最初に出てきた子供か伏線回収かのように出演。さも意味ありげに、気持ち悪い。(これは自分が読み取れてないだけかも)
あげればキリがない。
どういう作品が撮りたいの?この映画のメッセージは?とてもうすっぺらい作品だなと感じた。
個人的にこういった日常系のアニメは好きだが、それを実写映画でやりたいのかなと思った。それなら上記で上げたおそまつな点も大目に見ることもできる気もするが、アニメでも状況設定はもっとしっかりしてる。いくらなんでもあり得ない点が多すぎる。
アニメなら許されても実写だと許されない点も多いはず。どうしても実生活に近い分、リアリティを求めてしまう。
とりあえず、気になった点を勢いで書き綴った。
1,2はそこそこ見れたが、3は残念。
1,2で少し成功して、風呂敷を広げたせいで監督の未熟さを感じた。1,2はたまたま成功しただけで、次の作品も期待できないと思ってしまう。
結局この映画で伝えたいことって何?
全く分からなかった。
この映画が評価されることに危機感を感じます。そりゃ海外から取り残される。もっと価値ある映画にお金をかけてほしい。
好みで片付けるのは簡単だが、私は少し争いたい。批判することも大切かなと思って、勢いで書いてみました。
もちろん良いところも多々ありました!主にアクションとか。ちなみに一緒に見た友達は大変満足してました。
コメントありがとうございます。
あまり推敲せずに投稿したので、極端な言い方してしまいました。日本の映画にも、海外(アメリカ、韓国)の映画にも面白いものもあるし、つまらないものはありますよね。ただ、日本の実写映画が例えば上記であげた国より評価されていないのは間違いない。
その原因として、日本の客の評価の甘さや見る目の無さが一端としてあるのかなと考えてるといった感じです。
海外から取り残されるって、何と比較してなのかな?厳選されて国内配給される洋画のつまんないこと。それらに比べれば全然ましでは?DCコミックだっけ、馬鹿馬鹿しいアクション映画ほか、金だけかけて不細工な作品だらけ。比較的面白く見れたのは「Pealパール」ぐらいか。「ゴジラvsキングコング」「フェラーリ」「ザ・ウォッチヤーズ」とか笑ったな。「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリデイ」みたいな映画をもっと配給して欲しい。