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劇場公開日:2023年11月25日
解説
サラリーマンを退職し、現在はドキュメンタリー製作者として活動している北浦宏之監督が、定年退職という人生の転機に揺れる自分自身を、自らの手で撮影・製作したドキュメンタリー映画。
すべてのサラリーマンにいつか等しく訪れる定年退職。世の中に定年退職をテーマにしたコンテンツは数あれど、その多くは退職後の手続きやマネープラン、精神論を説いたもので、北浦監督が一番知りたいと思う、定年に向き合った時の「気持ち」を描いたものには出合えずにいた。レコード会社、広告代理店、放送局でのサラリーマン生活を経て定年が迫る北浦監督は、それならば自分で映画にしてしまおうと、スマートフォンをカメラにして自らを撮影しはじめる。
1年後の59歳で早期退職するか、60歳で定年退職するか、あるいは65歳まで雇用延長するかを悩み、59歳での早期退職を決断した北浦監督は、実際に退職の日を迎えるまでの1年間の揺れ動く気持ち、後悔、覚悟、突きつけられる現実、そしてサラリーマン最後の日を撮影。さらには退職から1年後の実像までを映像に収め、退職する本人が自らの退職劇を描いた異色のドキュメンタリーを完成させた。
2023年製作/75分/日本
配給:カエルカフェ
劇場公開日:2023年11月25日
スタッフ・キャスト
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