在りのままで咲け

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在りのままで咲け

解説

俳優の水村美咲が原案・企画・主演・プロデュースを務めた短編作品。同じく水村のプロデュースで製作された長編作品「在りのままで進め」の姉妹編。

子どもの頃から芝居を続けてきた由紀子は、4歳の娘・愛奈を抱えながらも夢を諦めずにいる。ある時、そんな彼女に大きなチャンスが舞い込む。しかし、女優業に理解のない夫の裕典から「もう夢を見てる歳じゃない」「そういうのはずっとやることじゃない」などと言われてしまう。由紀子は愛奈を連れて家を飛び出し、子どもをもつ母親は夢をもってはいけないのか、思い悩むが……。

水村の周囲で30歳を機に女優業に区切りをつける仲間が多かったことから、夢を持つ女性を後押しする作品として製作された。メガホンをとったのは、石井隆、大林宣彦らの作品で助監督を務め、映画やテレビドキュメンタリーなどを手がける松本動。

2022年製作/29分/G/日本
劇場公開日:2024年1月27日

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(C)2023 水村美咲映画製作委員会

映画レビュー

0.5頑張っているのはわかりました

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

俳優の水村美咲さんがセルフプロデュース作として制作されたという経緯の作品。 松本動監督の演出が安定しておりインディーズ映画にありがちなフィックス長回しワンカット連発や、場面転換がおかしい部分もなく音楽の使い方も適切で安心して観れました。 少しストーリーテリングが説明的でTVドラマっぽいなとも思いましたが、インディーズ映画はそのあたりが不安定な作品が多いのでこの普通っぽさがかえって新鮮です。 構成としては最後の最後にあることが明かされるのですが感想としては「え?終わりですか?」としか思えませんでした。 他にも同じようなレビューを書かれていた方がいましたが、このような構成をとる場合そこからまた何かが始まって初めて意味が出てくるのでそこで「終わり」と言われても「一体に何がしたかったんですか?」となってしまいました。 また芝居が全体的に大げさでクサく見ていて思わず赤面してしまいました。

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なんでも屋の演出部

5.0夢があるママがいちばんカッコいいんだよ!

2023年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

「在りのままで咲け」「在りのままで進め」 大阪十三の映画館「シアターセブン」で鑑賞。2023年12月28日 原案・企画・プロデュース・主演を俳優、水村美咲が手掛けた作品。 率直な感想を述べる。「映画の映画」ではと感じました。 スタッフみんな、映画が大好き、そのような印象を抱きました。 「在りのままで咲け」 子どもの頃から芝居を続けてきた主人公・上條由紀子(30) は、4歳の愛娘・愛奈を抱えながらも夢を諦めずにいる。 ある時、由紀子に大きなチャンスが舞い込んでくる。だが、“女優”という仕事に理解のない夫・上條裕典に「もう夢見てる歳じゃない」「そういうのはずっとやることじゃない」 等と言われ、愛奈を抱いて家を飛び出す由紀子。 子どもをもつ母親は夢を持ってはいけないのだろうか。 由紀子は帰宅するが、裕典は実家に戻り、母である上條清美から嫌味を言われてしまう。「あいながいじめられたらどうするんだ」「とにかく、女優ゴッコなんてやめていただきたい」由紀子はひたすら「ごめんなさい」を繰り返すだけで窮地となる というシーンで「カット」が入る。そう、この映画は最初から撮影されていたのだ。 安堵したよ、ほっとした 「在りのままで進め」 育児・子育てを目指す「和泉京華」、結婚出産をあきらめた女優「中村マコ」、映画監督を志す助監督「浅井美奈」が登場。 尾道組の映画のオーディションで選ばれたマコと京華 どちらかを選ばないといけない場面で、尾道監督は 台本の一部を渡し、3分後に演技せよと、二人に渡した マコは原稿通りの筋書で演技したが、京華は変化をつけて演技した。 状況からいって京華のほうが良いのだけども、監督はマコを選んだのだ。 スタッフの間でも賛否わかれている状態であった。 マコは女優としてのプライドがあったのか、快く受け止めていない。 夢を叶えるため、今を生きたい だから、お芝居をやめるんじゃないの、生涯現役 自分で生きていく 舞台挨拶 水村美咲氏は大阪府出身、「映画で大阪を盛り上げていきたい」と述べた。 すがすがしさに、心から感動した。本当にありがとうございました。

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大岸弦

4.0夢を持っているママが一番かっこいい

2023年10月16日
スマートフォンから投稿

水村美咲さんプロデュースの短編と長編の二本立て。両方とも素晴らしかった。 「夢を持っているママが一番かっこいい」 俳優だけで食べていける俳優ってどのくらいいるんだろう? 30までに結果が出なければあきらめて田舎へ帰るとか、マジであるもんなぁ。そう言った女優あるあるをギュッと詰め込んだ短編『在りのままで咲け』。 ラストのどんでん返しにやられてぐうの音も出なかった! 脚本うまいなぁ。 短編として、これだけでも傑作! 併映の長編『在りのままで進め』と併せて見ると更に傑作!

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かいぬし

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