「ロアルドダール節をサクっと楽しめる短編作品」毒 オサマテさんの映画レビュー(感想・評価)
ロアルドダール節をサクっと楽しめる短編作品
男が寝ているベッドに猛毒の毒蛇が潜り込んでさぁ大変。刺激を与えずにどうやって蛇を取り出すかで男とその部下と医者が苦心する短編。
物語はドリフコントのセットのようなくりぬかれた家全体を動き回りながら、登場人物が怒涛で物語を読み上げる朗読劇。
ほんの20分にも満たないためにあっさり見れるくせに、ちゃんとロアルドダール氏独特の鋭い毒舌が効いた物語が楽しめる短編映画となっている。
ティモシシャラメが演じた「ウォンカ」は当然として、ジョニーデップが演じた「チャーリーとチョコレート工場」ですら薄められていたロアルドダールの毒舌が原液で詰まっているので、原作を知らない人は毒のキツさにちょっと注意かもしれない。
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