「18年前の台南と現在の日本が交差する、、、」青春18×2 君へと続く道 MKさんの映画レビュー(感想・評価)
18年前の台南と現在の日本が交差する、、、
今年4作目。
自分は台湾人の友人達がおり、大学−社会人と今に至るまで交流が続いており、馬鹿話や悩み事、恋バナをいっぱい話したことを思い出しました。
本題の映画ですが、現在の日本と18年前の台湾を交差しながら進んでいきます。最後はジミー目線とアミ目線で同じシーンを写します。
アミ目線の時は涙が出てしまいます。
18年前の台南の暑さや雑踏に対して
現在の日本の静かな雪景色が対照的ですが、いずれもとても美しい風景です。いずれも人情味たっぷり。
台南は夏らしく皆さんの汗、強い光。
現在の日本は冬なので白い息、一面の雪景色。
旅がずっと続いてほしいというアミの願いを叶えにランタンを飛ばし、、、これまた美しいシーン。
アミの言葉の端々に、もしかしてアミちゃん、、、と思いながら終盤へ。
二人が結ばれてほしかったと思います。
時間が経ち、色褪せてしまったアミの描いた壁の絵が切ないですが、ジミーの再起を願います。
人をずっと支えてくれる言葉や思い出はきっと誰にでもあるのです。
ジミー、アミ両方にとってアミの「頑張って頑張って夢を叶えたらまた会おう」という言葉だっただろう。
清原果耶さん、本当に22歳とは思えない美しいお顔。
対してグレッグシューさんは初々しい高校生役と現在の少し疲れた30代両方を立派に演じています。高校生役の時はシャイな演技で清原さんより年下にしか見えないという素晴らしさ。
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