「キュビズム的映像のネオSF」地球星人(エイリアン)は空想する くらさんさんの映画レビュー(感想・評価)
キュビズム的映像のネオSF
雑誌記者がキャトルミューティレーションに遭った少女の事件を追い、結果的に自身の正義と対峙することになるヒューマンSF映画。
瞬きを許さないほどの映像の連続性による物語の紡ぎ方が目を引く。
本来劇映画は一つの意図によって複数のカットを編集し作品として成立させるものだが、複数の視点を複数の視点としてのまま、映画内で再構成されているキュビズムの絵画のような珍しい作風。
観たことのないものを観せてもらった。
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