サンクスギビングのレビュー・感想・評価
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殺人鬼さんの丁寧な仕事
感謝祭には大人しくしてよう。
鑑賞動機:制作のきっかけ5割、イーライ・ロス4割、予告1割
まずは冒頭の惨劇が素晴らしい。しっかり下ごしらえした上で、煽りに煽ってハイ、ドーン! まさに出血大サービス! ブラックフライデーってすごいことになるんだね(フィクションです)。あんなの毎年だったら首がいくつあっても足りないね(それ違う映画)。正月の福袋か、スーパーのお惣菜半額セールか。ここでえげつなくすることで、動機の強さを補強しているのだね。
それと、予告でも出ていた殺り方のバリエーションが多いのも、感謝祭のディナーということで納得。やっぱり脂ののったヴィーガンが美味しいのだろうか(それも違う映画)。下味もちゃんとつけてるし、おいしくいただく気満々なのが笑える。
ただ意外と生存者多いなあと思ったら、続編用に生贄と犯人を取っておいてるのね。いや違うかもしれないけど。2は来年かな。
スラッシャー系を見慣れてると、冒頭の流れで犯人の目星が付く程度の話...
まさかのお前が犯人!?展開が面白い!84点
ストーリーもわかりやすいしR18の描写は配慮もあるのでホラー初めての方にお勧め。
今年6本目(合計1,098本目/今月(2024年1月度)6本目)。
去年だったかのいわゆる「大売り」日に駆け抜け的に「並んでいないの購入できた」事象が起きたお店にまつわる店です。
日本でも同じような文化は確かにありますが、映画のようなこんなに殴り合いにはなりませんし(せいぜい列が長すぎるとか何とかくらいは言える)、そこは日本人が「良い意味で」文化を吸収して日本のマナーを守りましょう、ということはできるし、日本でも時々見られるこの文化も大きなトラブルにはなっていないようですが、この映画で出てくる「とあるお店」では…。
お店で売っているものといえば、何らかの意味で「モノ」ですが、「モノの恨み」って怖いですね…。映画のストーリーや展開はかなりわかりやすいので、もっぱら日本との差異に着目してみました。…が、日本ではまぁせいぜい、「来週スーパー割にしますよー」程度で、ここ最近はコロナ事情もあって、そうしたお店でさえ「オンライン販限定でーす」というところも多いので、そうなるとあんな殴り合いにもならないのかな…というところです。
もっとも「ある程度」(「ある程度」どころか「ものすごく」誇張されているとは思いますが)海外でのこうした事情があることを見るにあたってよい映画でした。
R18映画ですが、残酷な表現一般についてはある程度考慮されているのでお勧めです。
減点対象まで見出しにくいのでフルスコアにしています。
The Festival
年末にどえらいカロリーのもの持ってきたなぁとワクワクしながら鑑賞。本数を重ねるごとにグロ耐性がしっかりついてきました。
ここまでグロに振り切った作品久々だなぁ、容赦ないなとなんだか嬉しくなる作品でした。
ヒューマンホラーかってくらいサンクスギビングでのショッピングセールでの押し合いにより怪我人や死者が出る様子は本当に怖かったです。そんなに制御できないのかってくらい殴り蹴り合いしますし、無意識とはいえ人を殺してもなんとも思わない、それどころかその模様を撮影して楽しんでいたりと、中々に胸糞なシーンが冒頭から投入されていて驚きでした。
サンクスギビングに参加して、カメラに映っていた人物を重点的に狙うことにした殺人鬼がターゲットをじっくり狙っていく様子と、ファイナルガールの葛藤を交互に観る作品になっていました。
ウェイトレスをゴミ箱に半分ぶち込んでそのまま引いて真っ二つにしてマートに飾ったり、逃げた警備員をとっ捕まえてスマートに首をもぎ取ったり、バカップルの彼氏は首をぐりんっとさせたのち、彼女をトランポリンの下から大量の刃物でグサグサ刺しまくって殺したり、今作1のクソ男の彼女の家までしっかり潜り込んで耳をブッ刺して、そのままギロチンでグチャグチャにして、クソ男はディナーの席で脳を引き摺り出したり…とにかく殺しの絵面は容赦ないレベルで襲ってきます。
殺人鬼の手際の良さが光る作品でした。斧で襲うシーンなんかは反動がありますが、狙った相手を素早く仕留めて必ず殺すのが素晴らしく、冒頭のウェイトレスの女性の顔面を冷水に浸けてそのまま冷凍庫のドアにぶつけて皮膚がグチャグチャになる状態まで持っていくのを手慣れた手つきでやってのけたのを見て、これは傑作になるぞ〜と昂りました。
パレードでのぬいぐるみの首ごと掻っ攫っていくシーンは瞬く間もないくらい素早くて、その後の二次災害(パイプが運転手の顔面を貫く)も計算してたのかってくらいですし、車まで追い込んだら閃光弾&スタンガンで仕留めるというテンポの良さに思わず拍手でした。
それに対してファイナルガールもしっかりとアクションして避けたり反撃したり、咄嗟の行動が功を奏したりと、足を引っ張ることなく自分の判断でいけてるところはこの手のホラーにしては珍しいなと思いました。基本は殺人鬼に考慮して動きが鈍くなったりするところを、殺人鬼がフルパワーなので、人間サイドもしっかりするのは相乗効果で良い方向に向かっていてナイスでした。
今作で一番大好きなシーンは人間丸焼きのシーンで、ご丁寧に足も上げちゃってよく見る鳥の丸焼きの形を再現するお茶目さがとても良かったです。やってる事はとても残酷なのに、重くしすぎないのは良いなと思いました。突然すぎて必要の意図はよく分かりませんでしたが、印象的なシーンだったのでOKです。
殺人鬼の正体が分かっても、そこから加速していくように追いかけてくるシーンはエンタメ性爆上がりでボルテージが上がっていきました。
ただ。終盤の爆発でトドメをさすシーンあたりはちょっと駆け足すぎたなぁと思いました。持っていき方までは良かったんですが、その後のモノローグで結局生きてるんだろうなというのが丸わかりなのが残念ですし、割と回収されてない謎が多かったのも惜しかったです。
全体的にグロさは惜しむことなく、ストーリーもしっかりしていて面白く、綺麗にまとまったスラッシャー映画で楽しめました。
続編も決まったみたいなので、首を切られないように長くして待とうと思います。
鑑賞日 12/29
鑑賞時間 11:20〜13:20
座席 F-3
ラストサマーの再来!?エンドロール後の映像がナイス!
2024年の幕開けは感謝祭で
ちゃんと「サンクスギビング」
新年の一発目は昨年末公開作品。例年はその年公開の映画はその年のうちに、出来るだけ越年しないようにしておりましたが、忙しかったこともあり無理せずにサービスデイに合わせて鑑賞です。TOHOシネマズ日比谷は午前中こそ人少なめでしたが、作品を観終わって出てきた13時半過ぎのロビーには多くのお客さんがいらしていました。
私、元々はホラーやゾンビ映画を好んで観るほうではありません。なので、本作の元ネタである『グラインドハウス』は観られておらず、間に合わせで『プラネット・テラー in グラインドハウス』と『デス・プルーフ in グラインドハウス』をU-NEXTで事前に鑑賞して挑んだのですが、正直これは失敗だったかなと後悔しています。と言うのも、この二作品が結構インパクトが強い作品であるため、ついつい本作に対する期待度を上げすぎてしまっていました。(ちなみに、本作とこの二作品に物語としての関連性はありません。)とは言え、けしてつまらないわけでなく、お正月に頭空っぽにして観るには「もってこい」な作品だし、とても良くまとまって無駄がなく、106分という尺で全く飽きることなく観られます。
死なせる人間と死なずに生き残る人も観終われば概ね納得いくチョイスなど、抑制を利かせることでストーリー性に重点が置かれていると思います。また、期待される「グロさ」については裏切らないですね。殺すまでの「煽り」、からの思い切った「止め」や、「死体の扱い」等、実に「怪しからん」表現で素晴らしいです。ちゃんと「サンクスギビング」なところなどもよく考えられていると思います。
ホラーの中でも、いわゆるスラッシャーホラーと言われるジャンルで、特にグロさに対する好き嫌いはあると思いますが、そこはイーライ・ロスですから単に怖かったり、気分を萎えさせるようなことはなく、むしろ映画に対する愛を感じます。ストーリーとしても、殺しのアイディアにしてもネタバレは厳禁なので前情報は極力入れないことをお勧めします。
サンクス・ギビング・デス
年始の高揚のせいか、普段見ないスプラッター映画を見てしまいました。
R-18だけあって、目を覆うようなシーン満載で、臆病な私は後悔しきりです。
内容は、マーケットの感謝祭セールで、ワッフル焼き機を無料配布した所、客が殺到し何人か亡くなり、翌年の感謝祭時期に、それに関係した人間が殺されるというもので、ストーリーは単純で犯人探しの要素もあります。
登場人物が無駄に多く魅力的なキャラクターが少ない為、とっ散らかった映画の様に感じました。
しかし、標的が多いのでスプラッター場面盛り盛りですが、R-18なのにエロチックなシーンは少なめです。
名作「ハンニバル」ぽい所もありますので、もう少しストーリーを整理したら良かったと思います。
直近に見た「TALK TO ME」の方が私の好みです。
年末に見て過去の物としたかったです。
『グラインドハウス』での予告編から16年ぐらいですか、あの予告編み...
分別はある犯人
お正月🎍映画に最適です!
ウソ予告が本物の映画に。
2023年映画納めはR18+のお祭りグロ映画。
群衆パニックからスタートして、いいテンポで次々と人が殺される。なるべく臓物もサービスしながら!律儀に調理器具で殺していくこだわりようとか、特殊効果をCGに頼らずやってるとこも往年のスラッシャー映画の雰囲気で楽しい。
続編もあるらしいのでまた映画館でみたいな〜!
元ネタになったウソ予告編はYoutubeあたりで
[Thanksgiving 2007]で検索すればグラインドハウスと同時上映された
イーライ・ロスの予告を見れます。公式で上げてくれてないので困ります…。
できるだけ再現しようとしたようですが
エログロのエロ部分はだいぶ削られてましたね。
映画見てから見ようと検索してみたんですが、笑っちゃった。
【パンフレット】
キャストやイーライ・ロスのインタビュー、プロダクトノート、解説、評論、インフルエンサーのコメント等、ごく普通のパンフレット。
サスペンス要素については少しモヤッとするところもあったので、これはきっと続編で~ってパターンかな?
ホラーの王道はB級だよね!
ホラー好きからすると「くるぞくるぞ」とビクビクし、実際に「きたー!ビクッ!」となるわけで。やはり、B級こそ、ホラーの王道なのだなあ、と思ったね。でも、も少しお色気あってもよかったかな。そういうシーンで「ぐさっ」とか王道だし。
本当は★5でもよかったんたけどね。ラストがさ、「グリーンインフェルノ」と同じってのがなあ。あれが「イーライロス風」といって喜ぶファンもいるとは思うけど、個人的には「あっ」と言わせて欲しかったかな。
それとミスディレクションを増やすためなのか、ヒロインのボーイフレンドが2人っていうのが、ちょっと活かしきれてなかったかも。しかも今カレなんて終わってから登場で彼女に着いててあげないっていうのもね。
結局1番犯人らしくない人が犯人というサスペンスの王道をミスディレクションでわからなくてさせてるんだけどね。でも冒頭の暴動のシーンなんかは結構見入っちゃうし、出だしからいい感じなんだよね。今年最後にふさわしいかはともかく、満足はできたかな。
こういう殺人鬼はシリーズ化されるとどんどん怪物になって不死になっちゃうからなあ。そうなるとテイストかわっちゃうのでね、、、続編あるらしいけど、、、もう少し単体としての余韻に浸ってたかったな。
そしてもっとバッドエンドでよかった。ホラー好きとしてはね。
めちゃくちゃ怖くて笑えるスプラッター映画
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