「【”特売とはいえ、キチンと並んで商品は購入しましょう。他人に迷惑を掛けてはイケマセン。でないと、何百倍もの因果応報が待っています・・。”今作は、非常に正しいスラッシャー・ホラーなのである。】」サンクスギビング NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”特売とはいえ、キチンと並んで商品は購入しましょう。他人に迷惑を掛けてはイケマセン。でないと、何百倍もの因果応報が待っています・・。”今作は、非常に正しいスラッシャー・ホラーなのである。】
■感謝祭発祥の地・マサチューセッツ州プリマス。年に1度の祝祭に人々が沸き立つ中、ダイナーで働く太っちょのウエイター女性が何者かに惨殺される。その後も、感謝祭の食卓に見立てた猟奇殺人が続く。
一年前に、父親が経営するスーパーの祝祭日の特売日にズルして従業員通用口から店内に入り買い物をした地元の高校生・ジェシカたちは、その為に大勢の人が店内になだれ込み、将棋倒しになった人達の中には、死者も出たのだが、誰も罪に問われないままに終わるのである。
そして、一年度、猟奇殺人が続く中、謎の人物のインスタグラム投稿にジェシカは目を留める。
◆感想
・こういう作品には、ストーリー展開を求めてはいけないが、この作品は結構良く出来ている。まあ、簡単に言えば、ズルして店内に入ったジェシカ達のために、大切な人を殺された男の復讐劇なのである。
・だーが、それを殺人鬼と化した復讐の男が、プリマス植民地の創設者であるジョン・カーバーのお面を被りながら、自分の妻を圧死させた原因を作った連中に復讐して、その連中の首を感謝祭のテーブルに並べ、あるモノは七面鳥の代わりにローストされ、テーブルに置かれるのである。
<斧で復讐していく男の様は観ていて大変に爽快である。欲深な連中に対する、因果応報なのだから・・。今作は、”特売とはいえ、キチンと並んで商品は購入しましょう。他人に迷惑を掛けてはイケマセン。出ないと、何百倍もの因果応報が待っています・・。”という当たり前のことをテーマにした、正しいスラッシャー映画なのである。(ホントか!)
そして、ジョン・カーバーなので、彼は死なないのである。
気になる人は、”ジョン・カーバー”で、ググって見てね。じゃーね!>