劇場公開日 2024年2月9日

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一月の声に歓びを刻めのレビュー・感想・評価

全64件中、21~40件目を表示

4.5美しい、いい映画でした。 北海道の雄大な景色に心奪われ、カルーセル...

2024年2月21日
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美しい、いい映画でした。 北海道の雄大な景色に心奪われ、カルーセル麻紀さんの魂の叫びに息をのみ、前田敦子さんの歌声に癒やされました。 エンドロールが終わったあとも、しばらく動きたくない、そんな余韻が続く映画でした。 『しあわせのパン』のときから、監督の撮る料理の映像が好きなのですが、この映画でも、美味しそうなおせちが出てきます。 好きなシーンのひとつです。

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nami

1.0映画というモノを世に放つ意味はそれぞれ

2024年2月21日
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映画というモノを世に放つ意味はそれぞれで、どんな理由があっても良いと思います。感想や批判、収益や賞はあとから付いてくるものですから。 不満は先に言っておきます。まず監督は堂島と大阪を知らないのでは、知ってるつもりなら勉強が足りないです。大阪に失礼です。(追記:三島監督は北新地生まれなんですね)牛の長回しに意味はあるの?牛が主人公の「ファーストカウ」でもこんなに牛の長回しはないですよ。説明的セリフが過剰。故に舞台劇の再編かと思いましたがそうでもない。前田敦子のレイコちゃんがあっさり言葉で映画の肝?を告白しましたが必要かあのシーン、もしや予告編用かなと勘ぐったり。フィクションなのでもう少しおもしろいように創れなかったのかなあ。そういえば思うことはたくさんあっても伝わらなければお前のせいやと昔の上司に怒られました。 良かったところを端的に。カルーセル麻紀さんの演技は大仰でしたがお金を払う価値があったと思います。 一時間くらいにまとめて連作のラジオドラマにすればよりよく心に残ったかなと思いました。

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濁河さかな

5.0外国のサイレント映画を見ているような気分

2024年2月21日
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興奮

知的

幸せ

とにかく画が綺麗です。 インタビューで「私81歳よ!死ぬかと思った」…というカルーセル麻紀さんの言葉で、悲壮感を予想しますが、雪原の映像からは「美しい」の一言しかありませんでした。 その他「しあわせのパン」「インペリアル堂島出入橋」などの、過去作品で培われたモチーフや技術が、ますます熟練味を帯び、スタイルとして確立しているのも見どころです。 さらに三島映画では「映画の神様」が降臨することがたびたびありますが、今回も八丈島のシーンで、大自然がまるで演技しているかのような、息を呑むシーンがあります。見ないとソンソン!

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いわちゃん

5.0救いのある、芯の強い映画でした。 良い気分です。。

2024年2月20日
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楽しい

幸せ

見ごたえのある良い映画を 見せて貰いました。 救いのある、芯の強い映画でした。 良い気分です。 観終わった後。 良い気分になります。 是非、観てください。

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夢の涯てまでも

1.0よくわからずでした。

2024年2月19日
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正直よくわからなかった。 いくつか気づいたことを。 1本目⇒ 宇野祥平のでかさが気になった。 後半のカルーセルの一人芝居は、日常でやってたら精神異常レベル。 2本目⇒ 原田龍二、2回目の登場は原っぱみたいなところで太鼓。何故?屋内じゃないの? あと、いきなり軽トラの荷台に括り付けてあったけど、あれいつの間に? 3本目⇒ 堂島につくフェリーって何? 前田敦子。母親がこの子キタキュウに住んでるとか言ってたけど北九州? いずれにせよ訛りなさすぎ。 モノクロの意味がよくわからず。

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khapphom

4.5明日も生きていこうと思わせてくれる作品

2024年2月18日
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幸せ

それぞれの章の主人公や登場人物の想い、置かれている状況に、 何か共感のようなものを感じる方もいると思う。 その一方で、見終わって、理解できない、満足できないという方も いるかと思う。 大きかったり小さかったり、 深かったり浅かったり、 多かったり少なかったり… 差はあれど 人知れず、心にある消し去りがたいものと この映画が響あった時、ふと、何かが軽くなる。 私は見終わった後、映画をふりかえりながら 自分に合わせて想いを巡らせました。 すると、 まるで誰かに話を聞いてもらったかのような 解放感のようなものを感じました。 なんとなく、消し去りがたいものと共存しながら、 明日も生きていこうと思わせてくれる作品です。

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碧いzzr1100

5.01回観ただけだと咀嚼しきれなかったので2回目観てきました

2024年2月18日
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映画は場所も状況も異なる3つの話で構成され、それぞれの場面で過去の「罪」についての回想が独白によって語られます。普通なら回想シーンの映像でも入りそうなところをすべて独白で演じ切る役者の力とそれを支える映像表現が見どころですが、少しくすんだ色合いの洞爺湖と八丈島、そしてモノクロームの大阪堂島それぞれの景色も、それが現実であるようなないような不思議な感覚に誘ってくれます。 人間、生きていれば大なり小なりなにかの罪に巻き込まれることはあるでしょう。死ぬまでずっと重荷になるようなトラウマを抱えることもあれば、またそれを抱えた人と向き合うこともあるでしょう。いずれにせよ人生は続くので「罪」にどうやって折り合いを付けてゆくか、付けられるのか・・・そんなことを観る人にぶつけてくる映画です。 罪がテーマであるのに、また監督自身が負った心の傷も下敷きにしているというのに、それを抱える者の声に「歓びを刻め」と前向きなタイトルを付けた監督の強い思いはしっかりと伝わりました。

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headfish

5.0「それでも生きる」美しき者に花を贈ろう

2024年2月17日
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映画を見終えて心が乱され落ち着かないでいた。感想がすぐに書けなかったのは、名前のない感情が生まれ、それをうまく表現できないからだと気付かされ、やっと落ち着けた。三島監督は安直に言葉では伝えられないから、自主映画で伝えようとしたのだろうか。 無理に理解しよとせず、音、声、色、光を感じ、名を持たぬ感情と出くわすと、心がぎゅっとなるが嫌ではなく暖かみさえ覚える。映画を体験したというのがふさわしいと思う。 人は、癒えない傷、消えない記憶にとらわれて一人では動けなくなっても「それでも生きる」 心の傷を負った被害者は、被害者になってしまった自分自身や被害を防げなかった自分を自らの裁きにより罪人とし、自身に罪悪感を覚え、いつまでも自分を赦すことができないでいる「それでも生きる」 罪の意識を持った者は、自ら心や体に傷をつけ、その罰をもって自分の罪を償う「それでも生きる」 自らを罪人とし自分を赦さない者は、家族にすら理解されず孤独が深まる「それでも生きる」 自らに罰を課して、自らの罪を償ったものは全てを受け入れる「それでも生きる」 全てを受け入れて自らを解放した者は、歌を口ずさみ前に進む「それでも生きる」 「それでも生きる」者の姿は美しい。そんなあなたに花を贈ろう。そんな自分に花を贈ろう。こんな想いに触れ、名もなき感情が生まれ、心を乱されながらも、暖かみを覚えたのだと思う。

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PGMN

0.5内容が入ってきませんでした

2024年2月17日
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難しい

寝られる

何を言いたいのか、何を表現したいのか、難しくて最後まで理解できませんでした。

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けいせいおじさん

1.5各物語が交錯"しない"完全オムニバス

2024年2月17日
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完全にオムニバスとは思っていなかったので、 肩すかしをくらった感じでした。 3つの物語いずれも説明はなく、 鑑賞者のイマジネーションにより解釈していく他 ないのですが、そういう話を全てオムニバスで 観るのはちょっと私にはあいませんでしたね。 しかも物語が交錯しないのにも脱力しました。 そして、余韻はたなびなかったです。 カルーセル麻紀を映画で観たのは初めてでしたが、 迫力がありました。この人を活かしたキャラ設定でしたのである意味違和感はありませんでした。 哀川翔は哀川翔でしたね(笑) 前田敦子はこの映画での評判が良かったように 思いましたが、私としては刺さりませんでした。 無理がありすぎる展開だったかと思います。 というわけで、 本日は宮崎のワンダーアティックシネマで鑑賞 しましたが、貸切でした!!

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ひでちゃぴん

3.5ずっとら漂い続ける雰囲気が良い キャスティングもそこそこ 八丈島が...

2024年2月17日
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ずっとら漂い続ける雰囲気が良い キャスティングもそこそこ 八丈島が流刑地だったことをしらなかったのは、 私だけ? 各家庭に太鼓があるとか、 そう言うのを知れただけでも良かった 洞爺湖の話は、かわいそうで見ていられなかった 大阪だけあともうひとつ、欲しかったかな

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jung

3.5一人よがりでよくわからなかった。カルーセル麻紀は良かったけど、お芝...

2024年2月16日
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一人よがりでよくわからなかった。カルーセル麻紀は良かったけど、お芝居がうまいとは思わなかった。3つの話もつながってないし。

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えみり

1.53倍速で見た方が良いくらい1つの動作に時間かけすぎ 監督の指示なの...

2024年2月16日
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3倍速で見た方が良いくらい1つの動作に時間かけすぎ 監督の指示なのだろうけど俳優さんたちの演技がとにかくスローで遅い 現実こんなに遅くないので違和感たっぷりでした 出演俳優さんたちは名のある方々ばかりなのに 自主制作映画のようでした

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ナムムナ

2.5そこは冷コー注文しようよ

2024年2月15日
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悲しい

難しい

寝られる

島に纏わる3つの舞台で、心に傷を抱えて生きる主人公達をみせるオムニバス。 第一章 洞爺湖中島 正月、洞爺湖の近くに独りで暮らす父親「マコ」のもとに娘夫婦と孫娘がやって来て、過去の出来事を思い返すストーリーで、カルーセル麻紀の演技は文句無しだけれど、設定や展開というか見せ方がちょっと白々しくて勿体なかった。 第二章 東京八丈島 5年ぶりに帰ってきた結婚していない筈の娘がどうやら妊娠しているようだとなり、ヤキモキするオヤジの話しで、設定とか展開とかはコメディなのにコミカルさが足りない感じで、もっと振り切って欲しかった。 第三章 大阪堂島 5年前に別れた彼氏の葬儀にやって来た女性が、声をかけてきたレンタル彼氏と時間を過ごしトラウマを振り返るストーリーをモノクロでみせていくけれど、翌日の展開がなかなか衝撃的だし、落としどころはまあ悪くはなかったかな。 最終章 物語が交錯するってあらすじ紹介にはあったけれど全然交錯してないし、ただの直後ですね…。

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Bacchus

3.0金子修介監督のコメントに同意します

2024年2月15日
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後から考えたら、予告編も観てなかった。前田敦子と三島有紀子監督の名前とポスター画像程度の基礎知識。他の出演者も把握してなかった。 で、洞爺湖と堂島の話はなんとなくリンクしてるけど、そうすると八丈島のは???と疑問。仕方ないので、オフィシャルサイトで初めて予告編見て、「児玉美月さんによる Introduction」というのを拝読。「傷ついてしまった者を救えなかった者、傷つけてしまった者、傷つけられてしまった者……。」とあるけど、じゃあ八丈島の少年院上がりが??? どうも腑に落ちない。 有名人からのコメントを斜め読みしていくと、その中の金子修介監督のコメント。まさに仰る通りという感じで、納得できます。転載はダメだと思うので、ここまで読んでくれた人はぜひ、読んで欲しいです。 映像的には割と好きな映画なので、星3つにします。シナリオ的には、、、

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Route193

2.5きっつい・・

2024年2月14日
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単純

難しい

記憶再現芝居、三連発。ラブホ序盤も大概だった。良かったのは珍しいキャストと室内含めたロケーション、前田敦子のベッドでの噴き出しそうな表情位。 作り手にとっては遺しておきたい私小説みたいな作品なんですかね? たとえ誰にも共感されなくても。

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トミー

3.0タイトルも内容も意味不明、三島監督やけっぱち

2024年2月14日
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鑑賞方法:映画館

単純

 3話のオムニバスだが、その順番からして何らかの意図があるでしょうが、まるで見えない。何やら強引に共通項をはめ込むような愚は避けたい。だから短編映画を3本観たと認識する。  白眉は北海道・洞爺湖畔での家族の有り様の第1話でしょう。母は亡くなり、妹も幼くして事故で命を落とした。残された父親は突然性転換し女になってもう随分と経つ。お正月だから久しぶりに実家に帰った姉一家のエピソード。相当に突飛な設定ですが、その内実のごくフツーな描写が圧巻なのである。  雪深い老婆の一人住まいに正月だからと娘一家がやって来る。いそいそと弾む気持ちでおせち料理を作る姿は、指先に塗った深紅のマニュキュアを除けばごくフツーの親の心情風景です。やがて娘の口から「お父さん」と呼ばれ、彼女がトランスジェンダーだと分かる仕掛け。この役をあのカルーセル麻紀が演ずるのが凄い。よくぞ彼女を引っ張り出し、極寒の雪の中を歩かせたもので、監督の強い意志が伝わってくる。  性同一性障害とは近頃言わなくなったけれど、心の性と体の性の不一致が不幸にして生まれながらに生じてしまう、多分一定の割合で起きてしまう事実である。いわゆるLGBТQの「Т」に該当する。カルーセル麻紀ご本人がそうであるように、成長とともに性の不一致が顕在化し、心の性に変えられる法整備以前から彼女は実践し、当時は大きなニュースになったものです。まさに変態でも見るかのような好奇にさらさらながら耐え、派手なパフォーマンスでしっぺ返しを食らわせる鋼のタフさでここまで来た。まさに本作に完璧と言うべきキャスティングです。ただ、本作の父親は多分、世間体に従い不一致を封印し結婚に踏み切り、子まで授かったものの、やはりで転換に踏み切った。単なる女装家とは全然異なり、今は完全に女性なのです。  それを娘一家がどう受け止めるか、その微妙な狭間で彼女自身の慟哭と心象風景が描かれる。帰り際に娘がサラリと言う「帰省も今年で最後にするわ」と。年老いた「父親」山荘のようなところでひとりぼっちでいいのか? 何も彼女は悪い事をしたわけでなく、瑕疵すらもないのに。明確にしなければならないのは、好きで心と体の性が別々にしたわけではサラサラなく、あくまでも先天的だと言う点。心ならず十字架を背負わされた苦悩の深さは底知れぬ。そこまで三島有紀子は理解しているのか少し不安になってくるが。  第2話の八丈島での父と娘の再会は、ああそうですかで終わってしまう、退屈なパートでした。  そして我儘ぶっきら棒な前田敦子の第3話大阪・堂島編は何故かモノクロで、しかも都会のど真ん中で展開される。この前田敦子は私のお気に入り女優で天性の女優感を内包する稀有な存在です。監督もその辺り百も承知のようで、かなり前田の自由にやらせているように見える。後半につれ不機嫌な理由が少しずつ明らかにされるが、それまでの傲慢な振る舞いが実に嫌らしい。そうやって観客を苛つかせる範疇としての芝居をこの女はごく自然に難なくやってしまう。  どうやら幼少期に変質者に性的被害にあった過去が傲慢な振る舞いの理由のようで、心の傷の深さは計り知れない。と、男である私は想像するだけで、女性の立場のコアなところは判らずじまいでしょう。流石に三島監督は判っているようで、金魚草を引きちぎる描写の激しさを以って納得するしかない、私は。ただ、男だから女だからの仕分け以上にジャニーズ問題によって明らかにされた通り、性差は本来なく、性的虐待そのものが問題だと言う事。それは弱きものが強者による虐待と同義であれば、ここでの主人公は弱きものとしてではなく、金で男を買った強きものを試みたわけで、しかし目論見通りには行かなかったのですね。  聞くところによると第3話は監督ご自身の実体験に基づくと、であれば本作を以って何かを変えられたのでしょうか? そんな余白の部分を観客は鑑賞後に思いめぐらせて頂ければ映画芸術としての存在価値はあったわけで。  第1話での夫役の宇野祥平の漠とした雰囲気、そこでのポジションを十分に分かっての空気感が素晴らしい。娘役の片岡礼子は近頃頻繁の登場で、ややこしい環境を自然体で乗り切りたいけれど・・って寂寥が上手い。また第3話でのガサツな母親役のとよた真帆の不干渉ぶりも画になってますね。

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クニオ

2.0物語が分かれていたけど3ストーリーともまとまりがなかったかな…ハッ...

mさん
2024年2月13日
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物語が分かれていたけど3ストーリーともまとまりがなかったかな…ハッキリ言うとハズレだった。カルーセル麻紀凄かったけど…。何故1章と3章同じような題材にしたのかなと。頭がごちゃごちゃになりました。それでいて2章だけよく分からない。映像はこだわりを感じてどのシーンも綺麗でした。

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m

2.5あっちゃんイイねー

2024年2月13日
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AKBの時から結婚したり出産したりしましたが、今が1番輝いてみえます。相川翔さん本当イイ役者さんです。

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binn

2.0脚本を見つめ続けるだけではね

2024年2月13日
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第一章 :過去に何が起きたのはわかるが、おせち料理を長時間かけて紹介するが、映画的には丁寧に世界観を表現しているというよりは単に間延びしているだけ。洞爺湖の舞台も厳しい大自然という意味でもなさそう。 第二章:八丈島と太鼓の関連は説明していたが、この映画で太鼓なんて耳が痛くなるだけ。音が大きくてうるさいだけでなく不快。娘の妊娠と手紙を知って鉄パイプ。この章の主演者の過去作から連想してしまうので、エッ!だよな。 第三章:この場面のみモノクロ。主人公(前田敦子)は役名「れいこ」。第一章のマキの亡くなった娘と同じ。でも年代が違うので同一人物ではなさそう。映画だから役名設定は自由。これで映画の関係性や統一感を持たせようとしているのか? 幼少期に起きた悲しい花の強烈な色の記憶を強調するためにこの章をモノクロにし、その部分だけを鮮明なパートカラーにして、強いトラウマを表現するのかと思ったが全く違ったね。 最終章:今までの繋がりが無かった各章が結び付くのか? 残り時間5分では無理だった。一章のマキは嘆くだけ。三章のれいこはネックレスを投げ捨て過去との決別ができたとでも言いたいのだろうか? 章立てにするのなら、各章の同一のテーマを提示するのか、各章の事柄を最終章でまとめなければ一つの映画とは言えない。単なるオムニバス映画。 映画のホームページには、『"ある事件"と"れいこ"を探す心の旅』を書いてある。 しかし、"ある事件"はぼんやり分かるだけ。どうやって心を探す旅に出られるの? 映画の色々なあの場面その場面それぞれの場面が有る理由が、私には分からない。無駄な場面の連続。120分の映画の内、三章をもっと長くしても(100分位)良かったと思った。 前田敦子の演技は良かったと思うので、それだけで「大きな加点」をしました。

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imaxmax