劇場公開日 2024年2月9日

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「前田敦子の話だけでよかったのでは?」一月の声に歓びを刻め くまねこさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0前田敦子の話だけでよかったのでは?

2025年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

1部 カルーセル麻紀さんの怪演が見れたのはよかったです。が、お節料理と残された娘とのシーンは、距離感がうまく消化されていない。
2部 いらない。前後の話との共通点もなく、娘の妊娠結婚も知らさせてない父親の描き方が雑。
3部 前田敦子さんの熱演! 最後に流れた「きになる」の歌唱も、アイドル仕様ではなく女優仕様の歌で、刺さりました。

公開当時に見れていなかったので、今回、監督と前田敦子さんのトークショー付き上映会でやっと見れました。
この作品は、監督と殆ど事前の打ち合わせなどせず、脚本から感じ取ったものを集中して演じたそうで、それでReiko像がしっかり浮かび上がって来たのは女優・前田敦子スゴイなと思いました。

ただ、作品全体としてはよく分からないし、また見たいとも思いません。監督の3部構成のバランスの悪さもあり、「自主映画」として観ても、脚本・構成が下手。
三島監督のインタビュー記事を読んでやっと「意図」や「経緯」は分かりましたが、本人が「制作中にあれこれ言葉で説明しなかったのは、映像で伝えたかったから」と言うのなら、作品で表現出来てないとダメでしょう。

自らの性的虐待体験の作品化という、難しいチャレンジだったと思いますが、せっかく豪華な俳優陣なのに、もっとエモーショナルな作品になったのでは(特に1部と2部)?と、残念でした。

くまねこ
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