劇場公開日 2024年2月9日

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「映画というモノを世に放つ意味はそれぞれ」一月の声に歓びを刻め 濁河さかなさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0映画というモノを世に放つ意味はそれぞれ

2024年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画というモノを世に放つ意味はそれぞれで、どんな理由があっても良いと思います。感想や批判、収益や賞はあとから付いてくるものですから。
不満は先に言っておきます。まず監督は堂島と大阪を知らないのでは、知ってるつもりなら勉強が足りないです。大阪に失礼です。(追記:三島監督は北新地生まれなんですね)牛の長回しに意味はあるの?牛が主人公の「ファーストカウ」でもこんなに牛の長回しはないですよ。説明的セリフが過剰。故に舞台劇の再編かと思いましたがそうでもない。前田敦子のレイコちゃんがあっさり言葉で映画の肝?を告白しましたが必要かあのシーン、もしや予告編用かなと勘ぐったり。フィクションなのでもう少しおもしろいように創れなかったのかなあ。そういえば思うことはたくさんあっても伝わらなければお前のせいやと昔の上司に怒られました。
良かったところを端的に。カルーセル麻紀さんの演技は大仰でしたがお金を払う価値があったと思います。
一時間くらいにまとめて連作のラジオドラマにすればよりよく心に残ったかなと思いました。

濁河さかな